97話
~シュバルツ(おいおい、ノックもないのか!)
~魔法神シア(だってガイアの気配がしたんだから、慌ててくるだろ、まだ扉から入ってきたんだから許してくれよー。)
~ガイア「何時もはどうやって入ってくるんだよ?シアは!」
~シュバルツ(それはね、)といいかけるとシアが、
~シア(ガイアーーー!久しぶりだね。やっと会えた。この間は、すぐ帰ってしまっただろ?)
~ガイア「確かにすぐ帰ったけど、何で知ってるんだよ!」
~シュバルツ(ああ、僕が自慢したからね!)
はあーー?何してんですか!親バカ過ぎるだろ流石に。ちょっと来ただけなのに。
~シア(酷いだろ、ずっとこんなことしかされてないんだぞ。息子自慢がしたくて、俺ばっかり被害にあってる。なのにガイアが来ても呼んでもくれないんだぞ!)
~ガイア「何か、すみません。」
~シュバルツ(ガイアが謝る必要は無いだろ?)
いやいや、親バカのために子供として謝ってるんだよ?何言ってるの!
はっ!俺まで毒されてきた。恥ずかしい(泣)
~ガイア「ちょうどよかった。シアに用事があるんだよ。」
~シア(えっ!何々?俺なんでもするよ?)
何でもってダメでしょ!
~ガイア「魔法を皆に教えようと思ってるんだけど、説明が難しくてさー!」
~シア(!!!!)
伝えたとたん、シアが手で顔を隠してしまった。
~ガイア「ちょっと!どうしたの?え、俺なんか変なこと言った?」
~シュバルツ(ガイア、違うよ。喜んでるんだよ。)
~シア(ガーイーアー!最高だよ。ありがとう。こんなに嬉しいことって1度もなかった。)
~ガイア「えっと、どう言うこと?」
~シュバルツ(ガイアが魔法の発展に、繋がりそうなことを言うからだよ。)
ええー!そんなこと無いと思うよ?ただ教え方習いたいだけだし。
~シア(ごめんね、興奮しすぎちゃった。魔法を教える説明が、難しいって言うなら現象を見せて教えればいいんじゃない?)
~ガイア「あ、そっか!じゃあそうしよう。」
~シア(大きな魔法を教えるなら結界を張ってからやるんだよ?全部壊れてしまうから。)
~ガイア「それぐらいわかってるよ。あと皆が魔法を使えるように魔石をつくって渡していくから、沢山使う人が増えると思うよ。」
シアにそう伝えると。満面の笑顔でこっちを見てきた。
~シア(本当にありがとう。これで魔法が発達するね!すごいよここ何百年滞っている魔法が復活するかもしれないなんて。)
~ガイア「あともう一個シアに聞きたいんだけど、魔力が少ない人でも使えるように魔石に魔力を付与してるんだけど、これって大丈夫かな?体に異変があったら大変でしょ?」
~シア(ガイアが作った魔石なら問題ないと思うよ!ただ普通の魔石では普通の魔石では無理だね。前にドラゴンの魔石持ってただろ?)
~ガイア「そういえば、売ってしまったけど?」
~シア(あれは魔力の核みたいなものが存在してるから、魔石の価値より魔力の価値のが高いんだよ。)
~ガイア「へーーー、全然わからないまま売ってしまったけど?」
~シア(だから、ガイアが作った方が魔力の循環が上手くいくと思うよ。そんなイメージで、作ったんでしょ?)
~ガイア「流石!師匠だね。よくわかってる。」
~シア(シュバルツ!聞いた?師匠だって!)
~シュバルツ(チッ!)
ん?今舌打ちが聞こえたような?さて、そろそろ、帰ろうかな!流石に疲れて眠くなってきた、夢なのに可笑しいよね?魂が疲れてるのかな?
そんな空気を読んだのか、シュバルツ様が。
~シュバルツ(ガイア、これからも悩むことがあるかもしれない!だけど、私はいつも見てるから気軽に、何でも相談してね。)
~ガイア「勿論!そうさせてもらいます。俺の父さんなんですから!じゃあ、また来ますね、お休みなさい。」
そう言い残してガイアは帰ってきた。といっても夢から覚めただけなんだけど。年甲斐もなく恥ずかしいことを言ってしまった。
うん、寝よう。全て忘れるように眠りについた。
その頃の天界では、ガイアが初めて、父さんと言ってくれたことでシュバルツも固まっていた。
~シュバルツ(、、、うわ!思ってた以上に嬉しいね。)
~シア(ちぇっ!ずるいよな。親子って。)
親バカはまだまだ治りそうにないな!とシアは思ったが、それと同時に今まで世界が発展もなく、滞っていたものが動き出す、そんな普通なことが今まで起きなかったので、これから起こることをワクワクしながら、ガイアの活躍を見守ることに更なる楽しみが加わったのだ。
これからの世界の変動がどう起こるのか、神々達が見守るなか、異世界から来た、一人の青年に全ての注目が集まるなんてあり得なかった。そんなことが起こるから、楽しいんだけどね。頑張るんだよ。ガイア!私のかわいい息子。




