89話
町は閑散としているが、店はやっていると言うことだったので、最初は食材を仕入れたいので、それっぽい店がないか聞いてみた。
~ガイア「食材が売ってる店ってありますか?」
~タイダック「食材ですか?ありますけど、どのようなものが必要か言っていただければ、こちらでご用意する事も出来ますが?」
~ガイア「自分で見てかいたいので、連れていっていただけると助かります。」
~タイダック「わかりました、では、あちらの角を曲がったところが食材を置いている店になります。」
~ライガ「どんな食材があるかな?また、美味しいものが食べれるなら俺は何でもいいけどさ!」
~ハロルド「そうだな!ガイアの作る飯は旨いからな!」
~ガイア「あ、看板が出てる。食材っぽい絵が書いてあるね。」
~ライガ「本当だ!」
~ハロルド「もっと分かりにくいかと思ったけどな!」
~タイダック「看板なくてもここには一軒しかないので、皆間違えることはないです。」
~ガイア「一軒しかないんですか?」
~タイダック「地上に居たときは流石に沢山お店がありましたが、需要がなくなって、一軒でも十分になってしまったので。」
~ガイア「そうなんですか。」
~タイダック「今はお店をやる仲間も少ないです。」
~ガイア「でも、殆ど人がいないってどうしてなんですか?」
~タイダック「皆、鉱山の方に行っています。鉱石が少しでも入手出来るように、頑張ってるんです。」
~ガイア「鉱石が採れるんですか?」
~タイダック「はい、一応神々が何百年は鉱石がとれる鉱山ごと空間に閉じ込めてくれたので。ありがたいことです。」
~ガイア「へー。流石創造神様だな!色々考えてる。」
~タイダック「はい。そうですね。」
~ガイア「じゃあ、買い物してくるけど、お金って、これで交換できるのかな?」
今の通貨を出した。
~タイダック「あ、忘れてました。通貨はそちらでも、大丈夫です。」
~ガイア「そちらでも?」
~タイダック「物々交換も、していますので。」
~ガイア「物々交換?面白そうだね。俺は物々交換でもいいよ。」
~タイダック「買い物するときに、聞いてあげてください。」
~ガイア「了解。じゃあ行こうか!」
お店の前にずっといるのは失礼だしな!
店の入り口は開いているのでそのまま中に入っていった。
~ガイア「お邪魔します。少し中を見させてもらって良いですか?」
~お店のドワーフ「おう、勝手に見てくれ!」
了承をもらえたので、見ていくことにした。
へー。意外、色々な物が並んでいた。殆どが人国でも見たことがあるような食材だが、比較的芋系が多い気がする、あ、葉物も多いな。
一通り見たなかでも果物っぽい物が多いことに気がついた!
~ガイア「あのー、これってフルーツで、合ってます?」
~お店のドワーフ「ああ、必要な栄養を取るために作ってるんだよ。」
~ガイア「そうなんですね。一通り貰っていきたいんですが、良いですか?」
チラッとタイダックさんを見たような気がしたが。
~お店のドワーフ「お金より物のが助かるんだが、何か無いのか?」
~ガイア「どのような物がいいとかありますか?」
~お店のドワーフ「オメー、外から来たんだろ?外で手にはいるものはここでは今は出回らないからな!何か出して出してみてくれ。」
~ガイア「んー?どんなものでもいいなら、魔石でもいいのかな。」
~お店のドワーフ「あんちゃん魔石持ってるのか!それならここの物どれでも持っていってもらってかまわない。」
~ガイア「どれでもって、必要な分と、採算が取れるぐらいの魔石と、交換してください。俺にはわからないので。」
~お店のドワーフ「遠慮しなくていいぞ!魔石何て今はここではとれないものだから、ひとつでも、ここの物と比べたら価値が違うんだ!」
ええー!どうしたらいいのってタイダックさんを見たらタイダックさんもこっちをガン見していた。えー!
~ハロルド「ガイア、魔石を俺に渡しな!俺が交渉するよ。」
~ガイア「ハロルドー!ありがとう。」
助かった。果物が沢山あったから欲しいし、あと野菜も多めに欲しいと、伝えて、交渉を変わってもらった。
元から価値を知らない俺には、無理だったのだ。早くに気が付いとけばよかったよ。何が楽しそうだ!全然楽しくない!逆に怖くなったわ。
早く世界の常識を覚えようとしてるのに、中々上手くいかないもんだな。
おっ、交渉が終わったようだ。
~ハロルド「ガイア欲しいものを、好きなだけ持っていっていいそうだ。十分に元が取れるぐらいの価値があるのがわかったからな。」
~ガイア「そっか、ありがとうね、じゃあ欲しいものを入れる箱出して、見てもらったらいいのか?」
~ハロルド「そのまま持っていっていいそうだから仕舞っていけ。」
おおー!いいのか?取り放題だぞ?と、見てると頷いているからどんどん空間に仕舞っていった。
こんなもんかな?大分貰ってしまったけど良いのかな?
~ガイア「これぐらいで、大丈夫ですかね?」
~お店のドワーフ「もっと持っていってもいいんだけどな!」
~ガイア「大丈夫です。ありがとうございました。」
~お店のドワーフ「おう、いい取引だったからな、是非ともまた来てくれ。」
~ガイア「はい、では、失礼します。」
結構貰ってしまったけど本当によかったのか不安になってしまう。




