86話
散歩に出ていたハロルドが戻ってきた所で、晩飯が完成した。だが、まだ、食事には早いのでパンを使っておやつを作ってみた。
パンを砂糖とミルクに浸して、卵を加え固いパンのフレンチトーストだ!
バターはミルクが見つかってすぐに作った。大量に!
フライパンを温めて、焼くだけ簡単にスイーツが楽しめる。小腹が空いたぐらいには丁度いいだろ!
~ガイア「皆晩飯には早いから、おやつを作ってみた。」
と、お皿に大量のフレンチトーストを盛り付け、テーブルに持っていくだけだったのに、ハロルドが匂いに釣られてへばりついてきた。
~ガイア「ちょっ、危ないよ、ほら、ハロルド席に座って!」
~ハロルド「、、、。」
~ライガ「もう聞こえてないから、食べさせれば?」
~ガイア「しょうがないな、ほら!」
一口口にしたハロルドは、ヨダレ倍増にったようで慌てて椅子に座った。
~ハロルド「上手い!!これは?」
~ガイア「正気に戻ったか?フレンチトーストだ。甘いパンだな。おやつに丁度いいんだよ。」
って真面目に答えたのに、2人はフレンチトーストを凄い勢いで食べていた。おやつなんだから、おかわりないからな!
~ガイア「ふぅー、久しぶりにゆっくり過ごせてるな!」
~ライガ「そうだねー!おやつ?美味しすぎだし、夜までは持つけどもっと食べたかった。」と、いいながら、横目でハロルド見た。
~ハロルド「俺ももっと食べたかった。」と、お皿まで舐めそうだったためお皿を回収したのと同時に、ライガはハロルドほとんど取られていたからな!
~ガイア「おやつを沢山食べたら、夜飯食べれなくなるぞ?」
~ハロルド「俺はいくらでも食べれるぞ?」
~ライガ「ハロルドがいれば食べ過ぎることは無さそうだけど!」嫌味を込めたんだろうがわかってないだろうな、ハロルドは。
~ガイア「はは、また作ってやるよ!」
勿論今日の晩飯も大量に作っているが、ストック分も一緒に作ってるから、量的に言えば50人前位作った気がする。
~ガイア「明日はどうするんだ?タイダックさんはやっぱり戻ってこなかったし?」
~ライガ「明日には、来るんじゃない?町の案内してくれてる筈だし?」
~ハロルド「そうだな!まあ、来なくても町ぐらい見に行ってもいいんじゃないか?」
それもそうだな!明日は流石に買い物したいし。ドワーフ王国の食事事情も、どんなのか見たいしな!
~ガイア「ここにはどんなもの売ってるか、凄く気になるんだよ。」
~ライガ「確かに、地上と交流が出来ないしどうやって物資を仕入れているか気になるよね。」
~ハロルド「確かにな!装飾品なんかも一級品だろうし、装備見直しが出来たらいいな。」
~ガイア「そうだねー!ドワーフの作るものがどんなものか見てみたいし、今日はちゃんと早めに寝よう。」
~ライガ「そうだね。今日寝坊したもんね。」
~ハロルド「興奮しなければすぐ寝れるぞ?」
~ガイア「楽しみなことを前に興奮しない奴は居ない!」
~ライガ「ガイアだけだよー!大人はそんなことにならないから!」
~ガイア「ホホーウ、ご飯を前にそんなこと、言っちゃうの?」
~ライガ「ガイア!大人げない!」
~ハロルド「そろそろご飯でもいいぞ!」
さっき食べたばっかりじゃないか!流石に早いから!
うーん、そういえばこの世界に来てから、遊び道具とか見たことないな?あるのかな?
~ガイア「そういえばさ、皆小さい頃とか遊び道具とかなかったの?」
~ライガ「ん?遊び道具ってなに?」
~ガイア「遊び道具っておもちゃとか?」
~ハロルド「人形とかのことか?」
~ガイア「多分?男の子は、ボールとか?」
~ライガ「ん?ボールって何するの?」
~ガイア「ほら、投げたり?蹴ったり?」
~ハロルド「俺は小さいときから剣を習っていたから、特になにもかなったが?」
~ライガ「逆にガイアは、どんなことしてたの?」
~ガイア「ん?勉強もしてたし?遊びも沢山したぞ?」
~ハロルド「勉強?」
~ガイア「子供の頃から教育が義務付けられていたんだよ?沢山の人達と、一緒に学校に通っていたよ。そこでは、勉強だけでなく、人付き合いなども学ぶため遊びもあったな。」
~ライガ「へーーー?よくわかんないや、小さいときから家の手伝いがあったし、遊ぶ時間何てほとんどなかったな。」
~ガイア「ごめん。」
~ライガ「何でガイアが謝るの?すんでた世界後違うんだからしょうがないでしょ。それに手伝いも自分で進んでやってたことだし!」
なんていい子なんだ!そっか遊び道具とかってそんなにないんだな。じゃあ、俺に作れるものがあるかもしれないから、何か考えておこう。大人になっても楽しめるもの!沢山あるはず!




