69話
さっきまで、試練を受けるために、天界に居た筈なのに!どうなってるんだよ。
ライガとの会話では、全く話が噛み合わず。疲れているのでしょう。と仕事はいいので、今日は休んでくださいとか言われたし。
自分の部屋もわからない俺は、メイド?ぽい人に、付き添われ、何とか部屋に着いたが、全く自分の部屋には思えない。どうなってるんだよ。
「ちょっと、整理しよう。まず、俺は何でここにいるんだよ!しかも、何で王に成ってるんだ!訳がわからん!」
と1人だけになったので、大きな独り言になっているが気が付いていない!
「まずは、落ち着くことだな!よし、まず、ハロルドはどうしたんだ?そしてシュトライザさんは王とにいないから、あ、念話!そうだよ、念話でどうなってるか聞かないと!」
念話発動!シュトライザさん
(聞こえますかシュトライザさん!)
(、、、、えっ!ガイア様ですか。どうされました。いきなり連絡してくるなんて。)
(えっと?シュトライザさん、俺ここ最近の記憶がちょっと欠落してるかもしれないんですが、聞きたいことがあるんです。)
(どの様なご用件でしょうか?)
(まず、俺はいつ王になりましたか?)
(えっ!ドラゴンを売るために王都に行かれて、神を冒涜した王を引きずり下ろし、ご自分が王になられましたよね?)
(えっと?)
(えっ!神の使者である、ガイア様が王になるのがいいと信託されましたよね?)
(そうなんですか?)
(私なんかに、敬語を使われる必要など御座いません。畏れ多いですし。)
(えっ!そんな、)
(それに、もし体調が優れないのなら城のお医者様に見ていただかないと、ライガは、どうしてます。ライガには仰ってますか?)
(えっと、大丈夫です。すみませんでした。)
(わかりました。また、何か御座いましたら使者を送ってください。)
(わかりました。)
念話を終えて、ガイアは、ため息をついていた。
じゃあハロルドとは会ってないってことか?どうしてこうなった。
すると部屋をノックする音が聞こえ、「失礼致します。王様がお加減が優れないと聞きましたので、お医者様をお連れしました。」
と、呼んでもないのに連れてこられた。
「俺はなんともないから、下がってくれ。」
「そうはいきません。王様の御体が大事なので、是非見ていただいてください。」
「自分で見れるから下がってくれ。」
と強気に言うと、分かってくれたようで、下がっていった。
「まさか、これが神の試練か?」それとも、おかしいのは俺か?
もう疲れたから寝てしまおう。と考えたら、また、部屋がノックされた。
「ガイア様なぜ見てもらわないんですか?」
と、ライガが部屋に入ってきた。
「どこも悪くないからだ!」
「見てもらわないと、分からないじゃないですか!」
「それにお前の変なしゃべり方何なんだ!」
「何か、私がやりましたでしょうか?おきに召さない点が有れば直しますので、仰ってください。」
「もういいよ、下がってくれ。」
俺はライガと兄弟みたいな関係が好きだったんだ!何なんだよ、こんな関係納得いくわけないだろ!
と、ライガは部屋から出ていった。
「これが試練て言うなら、俺に何をさせたい!俺は望んでない!こんな生活無理だ!」
と、ガイアは、魔法で消去魔法を発動した。自分の部屋を消したのだ!勿論、自分はバリアーで保護してる。
すると、また、暗闇に戻された。
(何だ1日も持たなかったのか!神の力で王になりたいとか思わないのか?)
「思うわけないだろ!俺はのんびり旅がしたいだけなんだから。」
(何だ、そんなことしか思っていないのか。)
「ああ、そうだよ。俺は、元居た場所に帰りたいだけだ。試練を受けないと、体が持たないって言われたからな!」
(たったそれだけのために?お前は自分の力を知らないのか?)
「なんだ、それは?俺は自分に力があったとしても、王に成りたいなんて思わない!国を納めたいわけではないからな。只自由に仲間と旅がしたいだけなんだよ。」
(そんな、ちっぽけな願いしかないのに、試練をうけに来るとは!お前の中には野心が一切ない、力を持っても自惚れない!そなたは自分をもう少し知らないと成らない、それは今で無くてもいい、これから先を自分に出来ることを、貫く意思はあるか!)
「ああ、勿論だ!」
(そうか!ならお前を認めよう。だが、試練はこれから先も続く、決して、力に溺れたり、野心を抱いてはならん!もし、抱くことが有ればお主は力に呑み込まれるであろう)
「わかった。肝に命じる!」
すると一筋の光がガイアだけを照らしていた。眩しくて、目を瞑ると、鏡の前に立っていた。
すると、転生神様がその場に居た。
「只今戻りました。」
(お帰り、試練を乗り越えられたようだね、よかったよ。)
「よくわからないまま終わってしまいましたが、1個だけわかった気がします。」
(それは何だ?)
「俺は皆が、今まで出会ってきた人が、大好きなんだなって。」
(ふふ!そうか。それには私も入っているかな?)
「勿論ですよ。」
無事終わったとは言えない、これから、それを俺は示していかないと行けない。と、心に誓った。
すると、創造神様が姿を表した。
(無事試練を授かったようだな。)
「はい。」
(その気持ちを忘れなければ、大丈夫じゃ!では、お前に神人へと昇るための力を与える、それを我が物にすることで、本当の試練の終了じゃ。)
と、創造神様が、ガイアの頭上に手を置き、何かを唱えると。
暖かい何かが自分の中に入ってきた。それが何かはわからないが、膨大なエネルギー見たいなもののようだ!
「っ!」
(それが馴染むまで時間が掛かるじゃろう。もう暫しここで、力の使い方を覚えていくがよい。)
(ありがとうございます。ガイアの代わりに伝えさせて頂きます。)
(フォフォフォ、親バカじゃの!)
(なんとでも。)




