68話
真っ白で大きな門を抜けるとそこは、今までとは違う景色になった。
西洋の白い白亜の宮殿みたいなものが沢山ある。
~ガイア「ここって天界ですよね。」
(そうだね、ここはまだ建物が小さいが、奥に行けば神殿があるから、そこでガイアは、洗礼を受けてから試練を受けて貰うことになる。)
~ガイア「わかりました、よろしくお願いします。あと、良ければどんなことが試練となるのか知ることって出来ますか?」
(それは、私にも分からない!その時々で違うのだよ。今までも、1度として同じ試練を受けたものはいないからな。)
~ガイア「えっ!そうなんですね。」
(ああ、そして、試練を与える神は私ではないよ。創造神だから。)
~ガイア「加護を貰ってますが、まだお会いしてないですね。」
(忙しい方だからな。)
そんな会話をしながら、歩いていると、段々と巨大な神殿の姿が見えてきた。
~ガイア「はーーーーー!すごいですね!」
ここの天界は全て白色で統一されているかのように、全てが白いが、神殿はなんと言うか、透き通るような白さなのだ。
(ふふ!そんなに驚くとは思わなかったよ。)
~ガイア「これは驚きますよ!」
満足そうな転生神様に、そのまま中に入りなさいと、促された。
中にはいると、人がいる気配が全然しないのに、白の衣装を纏った人が時々すれ違って行くから。毎回どうしたらいいのだろうかと、会釈をしてやり過ごしている。
神殿の奥に着いたようだが、そこには、大きな柱が何本もあり目の前の階段上に水鏡?水晶?見たいな巨大な物が目の前にある。何だろうこれは?
(よく来たな!ガイア、そなたの話しは聞いている!)
(ガイア、創造神様だ!挨拶をしなさい。)
~ガイア「初めまして、創造神様、加護をもらって、挨拶も出来なくてすみませんでした。」
(よいよい、そなたが活躍しておるのをそこの転生神から、よく聞いておる。)
~ガイア「いえ、全ては転生神様が、体を作ってくれたお陰ですし、創造魔法まで貰えたのですから。」
(フォフォフォ謙虚なのは良いことだ。だが、今回は此方の所為でもあるのだから、礼を言うのはワシだな。この世界の世界樹を甦らせてくれてありがとう。)
~ガイア「やめてくださいよ。俺が勝手にしたことなので。」
(お主ならそう言うだろうと、言っておったわ!そこの転生神が。)
(だから言ったでしょ。ガイアは、今までの者とは違うのですよ。)
(ほんにな!ガイアならば、試練も乗り越えられるだろう。)
~ガイア「あの、俺はどの様な試練を受けるんでしょうか?」
(それは、すまんな、ワシにもわからん。そこの鏡に手を当ててみよ!)
~ガイア「はい。」
すると、鏡なのに波紋が広がり「ん?」と、思ったときには鏡に呑み込まれていた。
(彼奴なら、試練も乗り越えられるだろう。)と、鏡に呑み込まれたガイアを見ていた。
(私は、信じています。)
(フォフォフォ!お前は、ここで待つのだろう。)
(勿論です。息子のように思っているのですから。)
(そうだと、思うておったわ。)
(今回はどの様な試練なんでしょうか。)
(さてな。)そう言うと、創造神様は、奥に戻っていった。
転生神は、ガイアが呑み込まれた鏡を前に祈っていた。
(ガイア!お前なら出来る!諦めるなよ。)と、囁いていた。
~sideガイア
うわっと思う間もなく鏡に呑み込まれたガイアは、真っ暗な、場所にいた。
「なんだここは?真っ暗なんだけど。」
と、手探りで、何かぶつかる者がないか手を前に出し、ここにいても、意味がないと思い、歩きだした。
どれぐらい、歩いたのか、時間が過ぎたのか全くわからない、音も何もない只真っ暗なのだから。
「ん?どうゆうことだ?こんなことが試練じゃないよな?」
と、疑問に思うぐらい何もないのだ。
それから、更に暫く歩き続けていたのだが、域なり景色が変わった。
「わ!何だ!」
一瞬で眩しくて目を瞑ってしまったが、それは一瞬だけで、薄暗い明るさのため、回りが見えるようになった位の物だった。
「ちょっと見やすくなったな?それにしても何もないな!」
試練と言われるぐらいだから、戦いがあるのかと思っていたが?今の所真っ暗なところを歩いただけ、いいのかこんなので。
と思っていたらまた、真っ暗になった。
「うわ!また真っ暗になった。」
すると今度は、上の方から声が聞こえた。
(お前は、何を望んでここに来た!)
「俺の願い?そんなのは、寿命を全うする為だ!」
(嘘をつくな!本当の望みを言え!)
「えっ!本当の願いなんだけど?」
(そんなやついるわけないだろ!)
居るんだけど?と思いながらも、この願いがダメなら他何かあるかな?あ、「試練を乗り越えることが、俺の願いだ!」
(何だそれは!そんなものは、当たり前だろうが!)
また、ダメだったようだ。俺の望みって世界を見て回るってことなんだけど、ここで言うような事ではない気がするんだけど?
「えっと、世界を見て回るって望みがあります。」
(お前、ふざけてるのか?)
「いえいえ、その為に試練をうけに来たんですよ?」
(は?)
「ダメでしたか?他には特に無いんですけど?」
(いや、野望とか、神の力を手にいれて、何かしたいとかあるだろう?)
「特には、あ、元の体に戻りたいです。」
(何だ!そのふざけた答えは!)
「いやいや、真剣ですよ。」
(それが、本当なら、お前を試そう!)
そう言われると、景色が一気に変わり眩しさで目をつぶると。
~ライガ「どうかされました?」
~ガイア「あれ?いつの間に戻ってきたんだ?」
~ライガ「なに言ってるのですか?」
~ガイア「心配かけたな。」
~ライガ「だから、なんの話何ですか!」
あれ、その前にここって王都だよな?何で王都のしかも城にいるの?
~ガイア「なあ、何で城に居るの?」
~ライガ「本当になに言ってるのですか?ガイア様は、王になったんだから城に居るのが普通でしょ。」
~ガイア「ハーーーーーーー!俺が王!何で?」
~ライガ「本当にどうされたんですか。もし体調が悪いなら、医師を呼びます。」
~ガイア「そして、何で俺に敬語で喋る?」
~ライガ「王に成られたのですから、当たり前じゃないですか。」
~ガイア「、、、。」
どうゆうことだ!何で俺が王に?全くわからん。




