6話
落ち着いたところで、ライガが、「結局ギルドで何があったの?」と聞いてきたので、ライガに全て有ったことを話した。
「はあ、どんだけ規格外なんだ?」と呆れられた!
「な、どこがだよ?魔法は何でも使えた方が便利だろ?」
「使いたくても使えないのが人間なんだよ!」そもそも全属性持ちいないし!と付け加えられた。
「しかも、魔力が測定不能って何?」
「それは俺もわからん!取り敢えずギルドマスターの態度が腹立ったんだ!」いきなりお前呼ばわりだぞ!何様よって思うだろ?
「いやいや!ギルドマスターはギルドで一番偉いだろ!」
「だとしても、初めてであれはない!というか、俺は認めん!」
「まあ、いいけどさ!次ギルド行くときまでに何とかしてよね。依頼受けるんでしょ?」
「まあ、受けたいけどさーーー!」
「じゃあどっかで折れないとしょうがないだろ!子供の喧嘩でもないのに!」
「わかったよ!次ギルド行くまでに忘れる!」
「あっそ!しばらくは着いていくからね!何するかわかんないから!」
「ヘーヘー、わかりましたよ。」
「俺より年上に見えないんだけど!」
「ふふん、年上を敬え!」
「どう見ても、中身子供だな!」
「お前失礼だぞ?俺だからいいけど!」
「ガイアにしか思わないよ!」それのが失礼だ!とやり取りをしながら楽しく夜を明かせた。ライガサマサマだ!
翌朝少しゆっくりめに目が覚めたが、余裕で朝食間に合う時間だったようで、ライガを起こして!ご飯を食べにいった。
お、やっぱり朝から固いパンはあるのね。いつか柔らかいパンかご飯食べたいなーと思いながら朝食を食べて、ライガが「今日の予定は?」と聞いてきたので「今日は前とった素材あるだろ?あれを売りたいんだ!」いつまでも年下の世話になるわけにはいかんだろう?とガイアは思っていた。
「買い取り屋だね。ギルドの隣の建物が買い取りやってるよ!」
「じゃあ今日はそこに行ってから町を散策しよう」
「はいはい。」なんだ、子供に返事するような感じで返されて、俺だって金持てば大人のように見える筈なんだぞ!
「なんなんだよ、それは?どうみたって大人でしょうが!中身が子供なだけで!」
「聞こえたぞ!中身も大人なところ見せてやる!」それが子供だって、と思ったがライガのが大人のようだ。声に出さずに苦笑して終わった。
「よし、飯も食い終わったし、行くか!」
「ちょっと待った!一度部屋に戻るよ!」
「ん?何でだ!」「なんでもだよ!」ほらっ!と手を引かれ部屋に戻された。
「ライガなんだよ。忘れ物か?」
「違うよ!素材何もないところから出したら皆びっくりするだろ!」と麻の袋に詰め替えて持っていくために部屋に戻ってきたようだ。
「おおー。さすがライガ君。」絶対忘れてたダロって顔やめて。はい、忘れてましたよ、ごめんなさい。言う通りにしますから許してください。
「はぁ、素材どれを売るのか見るから出して。」
「はーい。」とこんなときだけいい返事をするガイアだった。
魔石 10個 羽 6枚 牙 8本 毛皮 3枚
これで全部だぞ!ってこの大きな魔石はここでは売れないっていっただろ!って早速怒られた!
じゃあその他の魔石と羽と牙で。これならいいだろう?たしか毛皮ダメって言ってたし。
「まあ、これぐらいならいいと思うよ。」
「あ、ついでに教えてほしいこと思い出した。」何?と聞かれてここの通貨ってどんなの?って聞いたら
「はぁーーーーー、」深いため息が深い!聞いとかないとダメだろ?わかんないし?
「お金もわからないでよく売ろうとしてたね。」いやーほらっ!なるようになるかなって。なるわけないでしょってさらに怒られた。
ここの国のお金は俺はそんなに持ってないけど、銅貨、銀貨、金貨、大金貨、白銀となっているけど白銀なんて見たこともないよ。
フムフム?銅貨だといくらぐらいの買い物ができるんだ?銅貨にそんなに価値はないよ。銅貨10枚で銀貨1枚分その他も一緒だよ。銀貨10枚で金貨1枚か?金貨ってどんな位なんだろう?
さあ、俺は持ってないし、宿屋の値段っていくらなの?と聞くと、銀貨二枚で3日泊まれるらしい。どんな割だ?うーんまぁ、そのうちわかるだろう?換金にいけばわかるだろうし?
と、ちゃんと麻の袋に物は移したよ?睨まれたし。
「これで準備は万端だろ?早く行くぞー!」
「はいはい」返事は一回って笑いながら伝えた!
やっと宿屋を出ることが出来たが、ギルド前を通るのやだなーって思っていると回って行けるだろ?とライガが気遣ってくれた、優しい子だ!と頭を撫でたらぺしっと手を叩かれた。ツンデレなんだから!
そんな感じてお喋りしながら、買い取り屋に付いた!ギルドよりは少し小さい建物だったが、人は今の時間が一番少ないそうだ。
今なら目立たないな!と意気込んで買い取り屋に入った。
受付の女の子が「いらっしゃいませ。買い取りでしたらこちらへどうぞ!」と優しく声をかけてくれた。
「買い取りです。お願いできますか?ちょっと量がありますが。」
「はい、大丈夫ですよ。もし良ければ個室がございますが。」
「あ、個室でお願いできますか?」
「はい、かしまこりました。ではこちらへどうぞ!」
と部屋へ案内してくれた。素材をテーブルの上に置いてどうするかわからないので、聞いてみた。
「この素材なんですけど、買い取りって出来ますか?」
「見させて頂いてよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。」
と麻袋に手をかけ中身を出していった。
「おおーこれは、いいものですね!」と次々に並べていった。
これは、ちょっとお時間頂きますがよろしかったでしょうか?と言われたので良いですよ。と伝えたら、物を持って出ていった。
「なあ、どれぐらいになるんだろう?」さあ?とライガに言われてうーん?これからこれが目安になるんだろうからしっかり聞いとこう。
ノックの音ではい、と返事をすると、「お待たせ致しました。」
と買取りの定員が戻ってきた。
「まず、魔石9個、こちらは全て買い取らせていただきます。又、羽と牙ですが羽3枚と牙4本が買い取り出来ます。残り二本の牙ですがこちらでは高額すぎて買い取りが出来ません。」ライガがはっ!ってなっていた。まさか、レッドベアの牙じゃないだろうな?とガイアを見ると、目を反らした。レッドベアは毛皮しかなかったんじゃないのか!と目を見ようとすると顔を背けられた。
「どちらも保存状態が良かったので色を付けさせて頂きます。」
「合計金額は金貨56枚と銀貨8枚になります。こちらの買い取り金額でよろしければすぐご用意いたしますが?」
金額の多さで唖然としていたが「あ、はい、大丈夫です。お願いします。」
内分け聞かれますか?と聞かれたので何が一番高かったのですかと聞くと、魔石ですねと答えてくれた。
「魔石は、倒したものが全て手にいれることが出来るものではないのは知ってますよね?」
「え!ええ勿論!(知らないよ!)」
「落とす落とさないは運なんですよ。なので中々出回らないのが現状です。なのでほとんど魔石の値段ですね。」
「そうですよねー!(良かったよ全部拾っといて!)」
チラッとライガを見たけど、君肩震えてるよ?もしかしなくても、笑ってないかい?とこちらを見たけど目を反らした!確定じゃ!笑ってるな!あとで覚えとけよ!と負け惜しみ発言。
それでも羽はそれなりで、1枚が金貨1枚だって、牙は二個で一個の扱いらしいので金貨1枚と銀貨4枚だった。となると51枚が魔石か!スゲーな魔石!次回からもしっかり拾おう!
じゃあこちらが、金額になりますお間違えなければこれにて、終了になります。「はい、間違いないです。ありがとうございました。」
「いえいえ、こちらもいい取引が出来ました。又のご来店お待ちしております。」
取り敢えず、人気がなくなったところで、小市民の為交換した金貨は全て空間ボックスにしまった。銀貨だけは持っておく。ライガにもそれがいいと言われたからだ!
よし!今日は豪勢なもん食って一度帰ろう(宿屋へ)、取り敢えず町で食べ物屋を探して歩き回ったがこれといってなんにもなかった。が!魔道具屋と言う看板が目にとまった。
ライガに普通に売ってるの魔道具?と聞くと!当たり前でしょって顔された。
チッと舌打ちしてしまったが、魔道具はちょっとお高いらしいので、金貨を空間から出すのはダメだろうから、明日もう一度来ることになった。
旨そうな飯屋が見付からなかったため!宿に帰ってご飯を食べることになった。まあ、ご飯代払ってるしね。その日の夜、宿に訪ねて来た人がいた。
「こんな時間にすみません。ここに泊まっているお客さんで、ガイアさんいらっしゃいますか?」
「はい、いらっしゃいますが?今お食事中だと思うので食堂におられますよ。」
「あ、私が向かいますので、ちょっとお邪魔させてもらってもよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫ですよ。」
ライガと2人で晩御飯を選んでいると!食堂の入り口に、ギルドカードを作ってくれた店員さんがいた。やぁ、こんばんわ!と爽やかに声をかけられた。
「はぁ、こんばんわ?」 「どうも?」
2人ともキョトンとしてしまった。
「いきなり訪ねて来てしまって、申し訳ございません。少しお時間を頂きたいのですが、あ、勿論お食事のあとで大丈夫です。」
「はあ、まだ頼んでないので良いですよ。今からで!」
「すみません、では、少場所を変えたいんですが良いですか?」
「どこに行くんですか?」
「ちょっとギルドまで、来ていただくか泊まっているお部屋で話が出来たらと。」
「部屋でお願いします。」とガイアがすぐに言った。
苦笑しながら「では、お願いします。」
と、部屋まで戻り、話を聞くことになった。




