57話
買い出しを終えて、シュトライザさんの家へと移動した、ライガとガイアは、市場で、ハロルドにも会ったので一緒に戻ってきたのだった。
「じゃあ俺は今からご飯の支度するから、シュトライザさんとサージベルさんが帰ってきたら、皆で食べよう。」
「わかったよ。俺さ、ハロルドさんに色々聞きたい事があるんだ!」
「俺に答えられることなら、いいが。」
「勿論、冒険者として、世界を回って来たって、シュトライザさんに聞いたから、そのお話を聞けたらって思います。」
「いいぞ!」
「じゃあ、後でね!」
「「ああ!(はーい)」」
じゃあ俺はクッキングターイム!
今日は何作ろうかな?ミルクがあったから、本当はパスタ作りたいんだけど、麺の作り方知らないし、あ、シチューモドキなら作れるな!野菜を沢山入れて肉も入れれば濃くも出るだろ!
スープは決定で、メインは肉しか無いな。うーん油があったから、買ってきたけど、小麦粉で、唐揚げ作りたいのに鶏肉買うの忘れちゃったし。ま、次回って事で!
ステーキ用に肉をカットしていく。
後、まだ固いパンどうにも出来てない。取り敢えずサラダを作ってごまかして、パンは薄めにスライスだな!
今日は野菜も玉ねぎっぽいものを見つけたからハンバーグっぽいものも作れるな。
肉をミンチにしていこう。
後は、ハーブを使って肉の臭みが消えたらいいなー!
コネコネしながら考えて、パン粉は固いパンしかないし。
まあ、食べれば一緒!
そんなざっくりとしたガイアの料理を毎回楽しみにしているのは、ライガなんだろうな。
そんな感じで、料理を作ってると、シュトライザさんとサージベルさんが帰ってきたようだ。
「じゃあ仕上げちゃおう!」
肉とハンバーグ風の物も焼いてしまおう。フライパンを2つ出して、肉を焼いていく。
ステーキのいい香りに誘われて、まさかのハロルドが釣れた!
「ちょっ!ハロルド近いよ!」
「はっ!あんまりにもいい匂いだったもんで!」
「半獣人には辛いよね!」とライガまで来ていた!
「ハイハイ!もう出来るから、シュトライザさんたちも呼んできて!」
「はーい!」
「匂いが!ヤバイ!」
「いい匂いだろ!今日は2種の肉料理を作ったからな!」
「「おー(わー!)、これは食欲が増す匂いだな(ですね)」」
「もう、出来上がりましたから、テーブルへどうぞ!」
「先に並べたパンや、野菜は取り皿で取り分けてくださいね。」
そう伝えて、肉を盛り付け、テーブルに出していった。
「もう我慢できん!」先に食べ始めたハロルドだった。
「あはは!お代わりは沢山有るからね!」
とシュトライザさんとサージベルさんも食べ始めた!
「ガイアお代わり!」
「早!」
「大盛りで、お願いします!」
「ハイハイ!どうぞ!」ハロルドに大量に盛った肉を出してあげると、満面の笑みが返ってきた。
「ハロルドは、美味しそうに食べるな。」
じゃあ俺も食べよう。手を合わせるとライガも待っててくれたようで一緒に「「頂きます!」」と言って食べ始めた。
皆ハンバーグ風の肉が食べやすかった様で、お代わりを沢山してくれた。
「ガイア、こんなに柔らかいお肉食べたことないんだけど。」
「ハンバーグって言うんだよ!肉をミンチにしてるから柔らかいんだよ。」
「そうなんだ!俺もこれはすっごく好き!」
「俺もだ!」ハロルドも沢山お代わりしてお腹いっぱいになったのか参加してきた。
「俺たちも食べたことが無いな。」シュトライザさんも気に入ってくれたようだ。
「私は家族に食べさせたいので、ガイアさん、良ければレシピもらっていいですか?」
「良いですよ!まだ残ってるので、お土産にもって帰ってあげてください。」
「いいんですか?ありがとうございます。子供も喜ぶと思います。」
そうだったサージベルさんはお子さんも居たんだった。
「もとからハンバーグは、子供向けのおかずなので、喜ぶのはわかります。」
「そうなんですね。良いものを教えてもらいました。」
とお土産とレシピを嬉しそうに持っていた。
それからは、これからの事を、報告するのと、今度こそ旅に出る準備をして、近々町を離れることを伝えた。
「そうか。長いこと引き留めてしまったからな。」
「それは、俺も色々迷惑掛けたんで、逆に苦労掛けました。」
ガイアは自分がドラゴンやら、ミスリル鉱山やら、王様、それはいいや、やらかした自覚が一応あったから。
「ハロルド、新たに仲間になってくれて有り難う。ライガもこれからも迷惑掛けると思うがよろしく頼むね!」
「問題ない!」ハロルドは、言ってくれたがライガは「問題しかないな!」あはは!って笑いながら言われたよ。
「一応俺はまだこの世界に来て日が浅いから、この世界を自分の目で見て回って出来ることを探したいんだ!こんな俺だけど、付き合ってくれて有り難う!」
と楽しく食事会を終了した。




