51話
ステータス
名前 シュバルツ_ガイア_リュクサール
LV 108
HP 9999
MP 9999
体力 9999
知力 999
運 ???
魔法 創造魔法、空間魔法、全属性魔法、
称号 異世界転生者、導かれし者、魔法至上主義、神々が見守るもの、神子、世界の守護者、
加護 転生神の加護、魔法神の加護、武神の加護、創造神の加護
「、、、、、、はっ!」
「どうした?」
「、、えっと、、」
「ん?」
「すいません、少し待ってもらっても?」
「いいぞ?」
それから、ガイアは自分の気持ちが落ち着くまで、固まっていたが、頭が追い付いたのかやっと、
「すいません、お待たせしました。」
「で、どうだった?そんなに上がっているのか?」
「いや、何か突っ込みどころが沢山在りまして、、、。」
「そ、そんなにか?」
「ええ、取り敢えずレベルは今108でした。」
「な!100以上上がるのか?」
「普通は上がらないんですか?」
「聞いたことは無いな。俺は90で、止まってる。」
「そうなんですか。その他もちょっと可笑しくなっていて理解が出来ないんですが、ステータス見てもらっていいですかね?」
「は?普通は見せられないだろ?」
「可視化出来るので見せれます。どうぞ。」
と自分のステータスを見せた。
「、、、、、、、、。」
「どうですか?可笑しいですよね?」
「っ!そうだな。」(凄いな。聞いていた以上だな、ここまでとは。)
「やっぱり普通では無いですよね?」
「すまんな。俺ではちょっと判断できない。」
「そうですか。すみません、変なもの見せてしまって。」
「いやいや、別に変とは思ってないぞ!誇っていいことだ!」
「そう言って頂けるとちょっと楽になります。」
「ガイア、俺に敬語は要らないって言っただろ?」
「そうで、そうだな。」
「よし、じゃあ休憩できるときにしっかり休むのも冒険者の仕事だ!」
「わかったよ。じゃあご飯食べて、少し寝ようか?」
「そうだな。」
ガイアは気持ちを切り替えて、食事を楽しむことにした。
そしてここの洞窟にシュトライザさんのところから持ってきた、ベットとテーブルとイスを出した。
「はは!ここは部屋みたいになるんだな。」
「快適を求めたらこうなった!」
「まあ、ゆっくり休めるから、普通では無いが、有りだな!」
「シュトライザさんにはあきれられたけどね。」
「彼奴らしいな。真面目だし。」
「うん。」
ご飯を食べ終わり、少し仮眠を取ることにした。だが、やはりステータスが気になってしまって、中々眠りにつけなかった。
絶対加護の所為だよな!こんな上がり方するなんて。少し見やすくなっていたが、絶対弄られてる気がする。
誰にもレベルの事を言えない感じがするんだけど。まぁハロルドには見せたけど、あの反応見れば分かるよ俺だって。
「はぁー。」
「眠れないか?」
「ハロルド!起きてたのか?」
「ああ、体は休まってるから問題ないぞ?」
「そっか。」
「ステータスは飽くまでも数字だ!そんなに気にしなくていいことだぞ!」
「そうなの?」
「ああ、レベルが高いからって強いとは限らない。自分がどれだけかと黙視できる目安だ!」
「そっか。そうだよね。実際ハロルド強いし。」
「そうでもないと思うがな、体は鍛えておいて、無駄なことは無いからな!」
「ありがとう、ハロルド。」
「どういたしまして。」
少し安心したのかガイアは眠りに就いた。
神々の加護か、とハロルド小さく囁いたが聞いてるものはいなかった。
それから、暫く時間が経ちハロルドはもう起きていた。
「あれ、俺そんなに寝てたかな?」
「いや、俺が早く目覚めただけだよ。」
「そっか。疲れとか大丈夫?回復も掛けれるけど?」
「いや、問題ないよ。」
じゃあ第二部行きましょうか。洞窟から外に出て魔物を追いかけ討伐を繰り返す。
~sideシュトライザ
朝早くからギルド前に大勢の冒険者が集まっていた。
「今から、魔物の防衛線まで、移動を開始する。その間にも魔物が出る!警戒を怠らず、怪我をしたら回復できる場所まで下がってもらいたい。甘いかも知れないが、今回全員で生きて帰る事を信じている。では、出発!」
オオー!!!
数多くの冒険者の雄叫びがソレントの町に響いた!
シュトライザは防衛線での指揮を取るために、サージベルはソレントとライガの村の警備をするためライガは、自分の村までシュトライザに、ついていくことになった。
ライガは、ガイアは自分の出来ることを頑張ってるんだ。俺も負けてられない。ガイアに余計な心配掛けないように、自分の村だ、守って見せる。とシュトライザさんの後を付いていった。
~世界
各々が1つの目的のために動き出す、そんな中、他の国では、人国に魔物が溢れたことを警戒しだした国が数多く。
ガイアの報告で、門が開き魔物が押し寄せ魔物が溢れてると、報告がギルドを伝って国にも知らされたからだ。
もたらされた情報を信じる国、直ぐに対応しようと動き出す国、他国の様子を窺う国それぞれ動きだして、各国が自国の警戒を始めた。
国同士がそんな疑いを持ち、混沌になりそうな気配を、
闇が覆う魔族の国だけが不気味な影を写していた。




