48話
~sideガイア
「ふーっ!そろそろ1度帰るかな。」
魔物の数がそれなりに減ってきたって言うのもあるが、食料が尽きそうなんだよな!
作り置きがなくなってしまったから、結構作ったと思ったのにな。
「後は、向こうにも進展具合を報告しないとな!そしてまた料理だな。」
念話発動!シュトライザさん!
(シュトライザさん今大丈夫ですか?)
(おお!ガイアか、大丈夫だぞ!)
(今から1度戻ります。食料が底を突きそうなんで。)
(そうか、こっちも紹介したい奴がいるから1度、こっちに来てもらっていいか?)
(はい、報告もあるので。)
(了解した。じゃあ執務室で待ってるぞ。)
(はい。)
転移発動!ソレントギルマスの部屋!
「只今戻りました。」
「お疲れ様、進展具合はどうだ?」
「取り敢えずこの間報告した、洞窟の奥の所に扉というか門がありまして、そこから魔物が出てきてました。」
「はっ?門からってどうゆうことだ!」
「んー?俺もよくわかんないんですが、門の向こうは違うところと繋がってる感じでしたね!取り敢えず、門は破壊して魔物が出てくることは無くなりました。」
「そうだったのか、もしかしたら魔族が関わってるかも知れない為、この事は報告しないといけないがよかったか?」
「そうですね、名前さえ出さなければ問題ないですよ。」
「わかってる。今の魔物の位置って正確にわかるか?」
「はい。勿論です俺は今後ろから追いかけながら討伐してますよ。」
「こっちの地図と照らし合わせて、みんなに配る予定だ。」
「それはいい考えですね。流石に全部は退治できないと思うので。」
「ああ、そこまでお前だけに負担はかけないさ。それに結構な数が揃ってきたからこっちからも、出発して、防衛拠点を作るつもりだ。」
「そうだったんですね。じゃあ俺は食料の買い出しいってきますが、マップそのまま残していくんで、暫く大丈夫なはずです。」
「了解した。あ、ガイア紹介したい奴がいると言っただろう?」
「あ、そうでした。」
「今、町に着いたから少ししたら来ると思う、買い物終えるくらいだと思うからまたここに来てもらっていいか?」
「はい。大丈夫です。あ、あとライガはどうしてます?」
「自分に出来ることをしてるよ!」
「久しぶりに会ってきますね。」
「ああそうしてやってくれ。」
シュトライザさんと別れてからライガを探しに出ていった。
ギルマスの部屋を出てからは、まずサージベルさんを探そうと、思ってギルドの中を歩き回った。
するとギルドの職員さんが、サブギルドマスターは今外に出てますよ。と教えてくれた。
外か、じゃあ買い物ついでに町を見ていこう。
すると外に出てすぐ、「ガイア!戻ってきてたの!」
とライガを発見することが出来た。
「さっき戻ってきたところだ!」
「そっか、お疲れ様!で?どうしたの?」
「ああ、食材っていうか作り置きが切れちゃったんだよ。」
「あー、もう一週間以上経ったもんな。」
「うん、で?ライガは手伝いしてるって聞いたけど。」
「うん、手伝うことぐらいしか出来ないからさ。」
「そんなことないぞ?ライガは人一倍頑張り屋だからな!努力家じゃないか!」
「へへ、そんなことガイア位しか思わないよ。」
「まだ、油断は出来ないが、こことお前の村は俺が守るからな!」
「ガイア!ありがとう。」
「世話になってるしな!」
「そうだね!」
「そこは、そんなことないよって言ってもらいたかったよ。」
「あはは、無理!」
「元気そうでよかったよ。」
「ガイアも、無理してないか?」
「俺は大丈夫だ!裏技沢山あるしな!」
「そうだね。何かあったらちゃんと言ってね。」
「勿論。ちゃんと伝えるよ。」
「買い物いくんだろ?俺はもう少し、手伝いがあるから一緒には行けないけど。」
「気にするな!手伝い頑張れよ。」
「うん、またね。」
「ああ!」
ライガ、元気そうでよかったよ。ちゃんと頑張ってたな。俺も負けないようにしないとな。
食材を売っている店があまり無いな。もしかして、今買い出しはダメだったか?
と思っていると、「ガイアさん、ギルマスに戻ってきたって聞いたので。」
「サージベルさん、久しぶりですね。」
「ええ、食材買いにいくって聞きましたので。もしかしたら、困ってるかもと思ったんですよ。」
「ええ、お店やってないんですよね。」
「はい。今食材等もギルドで大量に仕入れているので、必要な食材言って頂けたら用意しますよ。」
「ありがとうございます。肉はあるので、少し野菜分けてもらっていいですかね。」
「大丈夫です。寧ろ頑張ってる方に提供するためにこちらも食材を揃えているんです。」
「そうなんですね。でも一人分なのでそんなに沢山じゃなくて大丈夫です。」
「わかりました、では、ギルドに戻って頂いても?」
「はい。じゃあ戻りましょうか。」
ギルドに戻ってきたところで食材も分けてもらい、シュトライザさんの家にお邪魔して、料理を作る許可を貰おうとしたとき、
「おっ!ちょうどよかった。」
「どうも?」
「こいつはハロルドだ!」
「初めまして、ハロルドです。」
「初めまして、ガイアです。」
「顔見せしたかったからちょうどよかったよ。ガイアの事情は説明をさせてもらったがよかったか?」
「ええ、俺はシュトライザさんを信頼してますから。問題ないですよ。」
「すまんな。でこいつは、現役の冒険者で、いろいろ世界を回ってきたやつだから、ガイアの力になれると思う。」
「えっと、ハロルドさんでしたよね?シュトライザさんから聞いたと思いますが、俺はこの世界の常識は無いですが共に旅に出てくれますか?」
「俺としては、もっと親しくなってからのが良かったと思っていたが、今の緊急事態を乗り越えてから考えさせてもらっていいか?」
「はい。大丈夫です。寧ろそっちのが有難いです。」
「で、俺もガイア君についていってもいいか?」
「えっ!」
「魔物とすでに戦ってるんだろ?」
「そうですけど、、、。」
チラッとシュトライザさんを見るとうなずいていた。
「シュトライザさんがOK出したので、良いですよ。でも、危ないと思ったら自分の判断で動いてもらいたいんですが、大丈夫ですか。」
「ああ、それぐらいの判断が出来なきゃ冒険者なんて出来ないよ。」
「わかりました、サージベルさんにもう少し食材分けてもらって、作ってから移動しますので準備できたら、シュトライザさんの家に来てください。」
「了解した」
「シュトライザさん家の台所借りますね。」
「ああ。」
とサージベルさんの所に戻ることにしたガイアだった。




