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チート転生無双旅  作者: ルナ
46/154

46話


洞窟に戻ってきたガイアは、ここの洞窟内に充満しつつある瘴気って言われた物の対処をしようと考えた。


「瘴気が魔物を暴走させてるかも知れないなら、浄化しまくれば弱まるかも知れない。」


そう考えて、気持ちを落ち着けて、この洞窟全体に浄化を施そうと魔力量を見たが、もう回復してた。そして前よりかなり増えているようだったので、問題なさそうだと判断した。


瘴気浄化!


唱えると、ガイアから、光が放たれたように正常な空気が洞窟内を駆け抜けていった。



「うまく行ったかな?」


バリアは解除せず、土壁をどかした。


「うん、全然変わってないな!」


土壁を戻して、万全の状態するために少し休憩をしとこう。魔力沢山使ったしな!


「ベット出して少し寝とくかな!布団があればちゃんと寝れそうだし。」


と、ベットを空間収納から出して、仮眠をとることにした。


それから数時間寝たと思われるガイアが起きると、「ふぁーあ、やっと疲れがとれた気がする。」と、家と変わらないなスッキリした目覚めを迎えることが出来た。ベット様々だ!


よーし、気分もいいし。このまま一気に下まで行けそうだな!


魔法発動してバリア!反射!飛翔!最後に転移!


あ、剣忘れた。と、腰の剣を抜いて光を纏わせると!やっぱり魔物の数は変わってないな!まだまだ多い、よーし一気に突破だ!


最初よりスピードがアップしたのかマップを展開しながら通路を飛んで抜けていく。


んー?何かちょっと瘴気っぽいものが出始めて来たようだ。


浄化!浄化!浄化!んー、まぁ大丈夫だろ?


「ここのがやっぱりすぐ瘴気が強くなる感じがするな!」


浄化をかけながら、駆け抜けていくガイアを見る人がいたら絶対腰を抜かすだろう。


「お、大分開けてきたな。もうすぐ終点のはず!」


そこに見えてきたのは、大きな門だった。


なんだよこれ?大きな門が開かれていて、そこから魔物がどんどん出てきているのだ!


これ、どこに繋がっているんだ?そんなことより閉じた方が絶対いいよな!


結界!発動したら、バチバチ!と、音をたてて、門の空間が歪んだ!どうゆうことだ?これ何処かに繋がっているだけでここは行き止まりみたいなもんか?


結界は発動したのに魔物が全然止まらない!繋がっている空間を切らないとダメだよな!


結界のイメージで空間を切る?封印みたいな感じかな!


絶封印!


お、おお!


「成功した!」


空間がどんどん閉じていく!


「後はここから魔物を倒していくだけだな!」


「よーし気合い入れるぞ、と、その前に気になるから門壊しとこう!」


ゲートっぽい感じがするからな!また繋がったら困るし!


「サンダーブレイドなら斬撃で斬れそうだな!」


雷をミスリルの剣に纏わせて、放った!


ガラガラガラ、グゴゴゴ!ドシャ!よし!成功したようだ!


ついでにサンダーボルト!アイシクルランス!


「ふう!ここの魔物達を一掃していこう!」


ファイアストーム!


「魔石回収めんどくさいな!吸引対象魔石!」


おお!これはらくだな、掃除機みたいだ!


こうしておけば自動的に空間収納に入っていく。


「このままいくぞ!」


シャイニングレイ!


おっ!こっちのが効くな!


シャイニングレイ!シャイニングレイ!


連発しながら魔物を殲滅していった。


ここの魔物はいなくなったな!クリーン!


はあ、あとどれぐらいかかるんだろう、まあ取り敢えずこのまま魔物狩りながら上に上がっていくしかないな!



よーし、今日はこのまま魔物退治だな!何とか追い付きながら、魔物を斬り魔石を回収と、これって洞窟内は戦い易いけど、外はきついな!頑張れるだけはやっていこう。


それから適度に休憩を入れながら1日近くまで、魔物を退治していった。


洞窟の中腹辺りまで来たときに、ここに居る魔物たちの動きが変わった気がする!今までせかされるように勢いよく走っていたのが、洞窟内に停滞している個体がかなり居るんだよ!今までゲートから沢山の魔物が出てきたから、押されるように飛び出していただけなのか、俺には判断出来ないが、何にせよ洞窟内は大分退治したから下に戻れば休憩もとれる、でも、外に出たらどうなるか、あ、ここを拠点にしてもいいかも知れないな。


それなら人にも見られないし。よし!そうしよう。


あともう少しで、ここの洞窟内には魔物がいなくなる。徹夜になるが踏ん張りどころだな!


洞窟内には、明るくなるように光玉を飛ばしている。今が明るいかどうか全くわからんが、マップ3D展開で洞窟内に魔物が残っていないのを確認した。


ふーっ流石に疲れた。ふらふらしながら、寝る!


もうそれしか、考えてなくて洞窟内に設置したベットに潜り込むと、すぐ寝てしまった。


ガイアがここまで倒した魔物の数を数えてみると飛んでもない数字になるが、レベルも桁が3桁になっていることに、まだまだ気がつかないだろう。


その日、ガイアはどれぐらい寝たのかわからないぐらい寝過ごしていた。丸1日は寝たかも知れないが、1人でここまでやってるんだ、しょうがないよな?と独り言を呟き、朝食をとって洞窟内から外に出た。ヤバイ夕方じゃん。んー?俺どれぐらいいたのかわかんなくなってきた。


だが、この洞窟は結界を張って魔物が入り込まないようにしとこう!大事な拠点だからね。


洞窟を覆う結界!


ちゃんとイメージできたから大丈夫だろ!


それにしてもマップ見ると外には魔物がいなかった。


やはり留まっていたのは洞窟内の魔物だけだったようだ。


着実に村や町に向かって進んでる。後ろから追いかけるしかないか!と魔物が通ったあとを追うだけだ、暗くなっても行けるだろ!




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