4話
名前 シュバルツ_ガイア_リュクサール
LV 10
HP 1350
体力 600
MP 600
知力 110
運 105
魔法 創造魔法、空間ボックス、火魔法、水魔法、氷魔法、防御魔法、
称号 異世界転生者、導かれし者、神々が見守るもの、
加護 転生神の加護、魔法神の加護、
ん?なんか色々増えてないか?魔法が増えるのは使ったからか?
それから加護が増えてる!誰だよ魔法神って!そして、見てるのかよ!
まあ、色々気になるけど、取り敢えず、レベルが上がって良かった。だが普通がどうなのか全くわからないが。
加護もらって悪いことは無いだろうし、ま、いっか!と、流したのだった。
先程のレーダーにひっかかった魔物を求めて走り出した。
大分近づいたが、ばれないようにレーダーを見ながら少しずつ進んでいった。お!あいつか!真っ黒な鳥が木に止まっていた。
先ずは小手調べ!バリアを張り魔物めがけて、サンダースピア!と、雷系の魔法を放ってみた。
「ぐぎゃーーーー!」おっと一撃ではダメだったか!なら、これならどうだ!アイシクルランス!
すると魔物が声もなく消えて魔石を残して消えていった。そばに羽が3枚落ちていた。なんだ!魔石が前回より小さいな?だが羽が残っていたけど?なんでだ?まあ、取っとくけども。
次はなんの魔物が出るかなー?と、楽しそうに、魔物を刈っていった。中には蛙みたいな見た目の魔物もいたが毒を吐くのはビックリしたが何とか倒せた。その他に10匹位倒した。
お!大分レベル上がったか?一番強く感じたのは熊っぽい魔物だった。
ステータスオープン!(ワクワク)
名前シュバルツ_ガイア_リュクサール
LV 25
HP 2550
体力 1000
MP 1000
知力 125
運 115
魔法 創造魔法、空間魔法、火魔法、水魔法、氷魔法、防御魔法、雷魔法、風魔法、
称号 異世界転生者、導かれし者、魔法至上主義、神々が見守るもの、
加護 転生神の加護、魔法神の加護、
なんだ、加護増えてないな、ま、それが普通か?もう少しレベルあげたかったが今日はここまでだな。と、村に戻るため、森のなかを、風を纏い飛ぶように走って帰った。おおー、やっぱりこっちのが早いな。これなら直ぐに村に着くな!
村の入口でライガが待っていた。ん?どうしたんだ?
「なんでここにいるんだ?待ってたのか?」
するとライガが「一応客人だし何かあったら俺が怒られるし」
と、ツンデレ発言だった。「あはは。ゴメンゴメン、直ぐ帰ってくるつもりだったんだが探索が面白くてな!」ライガに誤り許してもらった。
「で、なんかいいもの採れたのか?」
「うーん、俺には何が良いものなのか判らないんだよなー」
「なんだよそれ、普通判るだろう?」
「うーん、俺はあんまり冒険したこと無くてな!」
「じゃあ、俺が見てもいいのか?一応わかるぞ?」
「おおー、なら頼む!俺には価値がわからん!」
「じゃあ家に帰ったらな!親父も見れば判るだろうし。」
「そうだな!」
もう夕暮れに近い時間になってしまったので、急いで家に帰った。
家に帰ると、ライラがライガのように、家の前で待ち構えていた。やっぱり兄妹だな!と、思ったのは黙っていた。
「もう遅いよ!心配するじゃない!」
「すまん、すまん!」
「ライガがついていてこれってどういうことよ!もう、ご飯が冷めちゃうじゃない!」
「ごめん!」
「もう次は待ってあげないから!」
「「はい、すみませんでした。」」と、2人揃って詫びた。
「早く入って!ご飯食べるわよ!」
「「はい!」」
いやー、「ライラは怒ると恐いな」って小声で喋ったらライラが振り返った!はい、何も言ってません。
夕飯をおいしく頂き、くつろいでいる中で、今日の成果を発表することになった。結構量があるがいいかと思い、空間ボックスの中にしまった魔石や魔物が落としていったものを出した。
魔石 10個 羽 6枚 牙 8本 毛皮 3枚
こんなところだ。あれ?3人とも固まってないか?ん?少なかった?
「ちょっ、ちょっと!これひと、1人で採ってきたの?」
「いや、あり得ないでしょ!あの毛皮って、ブラックウルフと、レッドグリズリーだぞ!」
「あのー?ガイアさんもしかして、ここら辺にレッドグリズリーと、ブラックウルフが出たんですか?」
「いや?ここら辺には何も出なかったぞ?」
「どこまで行かれてたんですかね?」
「ん?山2つ越えたところだ!」
「「「はっ!」」」
「どうやったらそんな遠くまで行けるんだ!」と、ライガが叫んだ!
「走って行ったぞ?」
「人の足で走っても3日以上かかる所だぞ!」
あっ!そういえば魔法を使いながら、走っていったからそんなにかかる距離とは思わなかったが、そこまでかかる距離だったとは、言っちゃダメだったやつかな?
「ここだけの話でって言うことでお願いします。」
「「はあ、規格外だな(ね)!」」と、兄妹声が揃ってる仲がいいね。
「まぁ、ガイアさんが喋って欲しくないことは口外しません。」
さすが村長!良かった。
「ですが、これだけの素材どうされるんです?」
「これって結構価値があるの?」
「勿論ですよ!滅多に出回らない素材ばかりです!基本1人で狩れる相手ではないですのですよ。」
「アハハ、すみません。」
「はあ、この村で扱えるところもないので、引き取りも無理ですよ。」
「あ、はい。」次の町では買い取ってくれるといいなー、と、考えていた。が、冒険者が特殊依頼を出されて何人もレベルの高い人達がいないと討伐出来ないものらしく出さない方がいいらしい。もっと大きな町に行ったときに売ってくれと言われた。
「次からは気を付けます。」
羽だけは売ってもいいらしい。そんなに高価なものでも無く、でも珍しいものには代わりないらしい。運がないとこんなに綺麗な羽を落とさないらしいと、言われて、普通の人って運どれぐらいあるんだろうかと、気になったので聞いてみた。ライガの運は23らしい。これでも高い方だといっていたので、俺の運の数値がおかしいようだ。
黙っとこう!
「もういいよ。どうせ、運も高いんだろうし。」
「で、いつ次の町に行くの?」
「明日には向かおうかと?」
「急だな!そんなに急ぐ理由があるの?」
「いや?次の町にまで遠いと言っていたから早めに行こうかと。」
「へーそうなんだ!」
「俺も町に用事かあるから一緒にいくよ。」
「そうなのか?まぁいいけど。」
「なあ、段々俺の扱い雑になってないか?」
「気のせいだよ!」
「そうか?」
「朝早く出るなら、早く寝てよ!」
「ああ、わかってるよ。」ライガが付いてくるとなると魔法使っちゃダメかな?まあ、ライガなら見られてもいい気がするが。明日までに考えておこう。
「じゃあ、明日はよろしくな!」
「はいはい、お休みなさい。」
その日の夜、村長は、やはりあの人は、まれびとっぽいが、、、
と、もしマレビトなら幸運を運んでくれると言われている!が、、、考えても答えが出ない問題を考え寝れなくなっていた。
翌日、朝早くに、ちゃんと目が覚めた。規則正しい生活って自然と目が覚めるのな。と独り言をいい、顔を洗いにいった。
「今日は旅の準備の為早く起きてたのか?」とライガに声をかけた!
「ああ、一応備えとかないとな!ガイア1人だと不安しかないからな!」
「ひどいな!一応成人してるぞ?」
「常識が!可笑しい人にはわからないと思うよ!」
「失礼な!」
「はいはい、朝ごはん準備できてるわよ。」と、ライラが声をかけてきた。
「ライラ、おはよう。」
「ガイアさん、おはようございます。」
「ライラのが大人だな!ハハ!」
「、、、あなたに言われたくない。」とライガが小さく言っていた。
そういえば、ライガのレベルっていくつなの?と聞くと19と答えが帰ってきた。この年だと高いんだって。ヘーーって思って聞いていると。バカにされたと思ったのか、ライガがじゃあガイアはいくつなんだよ、って聞かれたので、25だと正直に答えた。
、、、聞くんじゃなかった。と顔がいってるぞ?ライガ君!
まあ、流しとこう。
さあ朝食をしっかり食べて出発の準備だ!
と思っていたら、ライガ君がそんな軽装なのかよ!と言ってきた。「はい、勿論ですよ。」と返すと「ハアーーー、」と深いため息を疲れた!何故だ!
「もういいよ、俺が持っていけばいいんだから。」ライガはなんでこの人は何も持ってないんだよ!いくらなんでもあり得ないでしょ!手ぶらなんて!と憤慨していた。
ライガは空間ボックスも見ているが、素材以外持っているのを見ていない。まあ、本当に何も持っていないんだが。本人は大した旅じゃないと自覚していないから気がつかない。
「じゃあ取り敢えず俺の荷物しまえるの?」「ああ、問題ないぞ?」「じゃあ食料はしまって!他は持っていくから!」
「全部しまってもいいぞ?」
「それじゃ、旅は無理だよ!」とまた、ため息をついた。
じゃあ、父さんライラ行ってきます。と村の出口まで見送ってくれていた。
「お世話になりました。また、遊びに来ますね。」と軽く挨拶をしていた。
「そんなに直ぐにはこれないでしょ?」とライラが聞いていたが、ガイア達は出発していて聞いてなかった。