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チート転生無双旅  作者: ルナ
30/154

30話


お昼過ぎにシュトライザさんが戻ってきた!


「お帰りなさい。ギルドどうでした?」


「んー。微妙に見張られてるから、手出しはされていないらしいから安心してくれ。」


「ギルマス大丈夫でしたか?ドラゴンの護衛してるんでしたよね。」


「ああ見えても、元冒険者だから平気だ!」


「そうなんですね。」


「あ、俺から1つ提案があるって言うか相談ですけど?」


「ん?どうした?」


「あのですね、外に料理をしに出たいんですが?」


「はっ?」


「こっちの料理ってあんまりパッとしないものが多くて味付けもシンプルが多いですし。」


「まぁ、そうだろうな。」


「なので、調味料を作りたいって言うのもありますが、こっちでも作れるか試したいんですよね。」


「ああ、そう言うことか。」


「外に行ってもいいですか?」


「ダメだ!と言いたいが、まあ、退屈されて爆発されても困るからな!」


さすがシュトライザさん、わかってるね。


「だか!俺の家にしてくれ。」


「へ?ソレントのシュトライザさんの家ですか?」


「ああ!そこなら誰もいないしな。場所的にも離れてるからバレないだろう。」


「それは、いいですね。」


「まあ、出れるだけいいですけどね。」


じゃあ、いきますよ?「「ああ(いいよ。)」」


転移発動ソレントシュトライザさん家!


玄関前に到着した。


台所好きに使っていいぞー!


「ありがとうございます。じゃあお邪魔します。」


「どうぞー!」


まずは買ったものを並べてくかな!


と言って次々に物を出していったが、これじゃあ何が何だかわからんな。と調味料系を先に出すことにした。まずは岩塩!これ大事!


あとは砂糖もあったな!あと、胡椒ぽいもの?あと醤油っぽいけどちょっと違う。あと、油も何か使い勝手が悪そうなもの。あとはハーブっぽいものだな!


果物に似た野菜と葉物が沢山だった。


んー、まずは調味料を作っておこう。


岩塩を砕いて不純物を取り除きたい。ハーブっぽいものと会わせればハーブソルトになるかな?


胡椒は粉砕しておこう。


砂糖は上質な物ではなさそうだ。白くないし。何かすれば白くなったような気がするんだけど、思い出せない!


んーこんなもんか?


あ、あと肉が沢山あるから肉料理しとこうかな?


男飯だがな!ハーブソルトだから臭みも多少消えるだろう。と簡単なステーキを作った。


あとは煮込み料理か?てか、肉が沢山ありすぎて主食に生りそうだな。こればかりはしょうがないか?


ハンバーグ作りたくても繋ぎがないから作れないし100%肉はくどいしな薄切りにして野菜炒め作ってみよう。あとはスープだな!


肉で出汁をとり野菜もぶちこむ、男料理だ!最後に塩と胡椒だな。


小麦粉手にはいったけど、卵がないと何もできないな。


結構な量を作り置きにして空間にしまってを繰り返した。


その間、暇そうな2人には味見をしてもらったりして味を確かめてもらって太鼓判をもらった。


「人には取り柄があるんだな!」


「失礼だぞ!これでも自炊してたから、それなりには作れるよ。」


「へー、俺はなんにもできないぞ?」


「シュトライザさんは威張って言うことではないと思う!」


「センスの問題だよ!」


「これから世界を回って調味料集めるのもいいな。」


「まあ、旅してればいろいろ見つかるだろうよ!」


「でしょ。俺はここの固いパンが苦手なんだよ。どっかで果物を見つけてイースト菌擬きを作りたいって思ってね。」


「何だ?そのイースト菌って」


「酵母だよ。パンを発酵させて柔らかくすることが出来るんだよ。」


「へー、それは食べてみたいな。」


まだ、酵母に使えそうな果物が見つからないからしばらくは無理だな。


それは残念だ。出来たら食べさせてくれよな。


ああ!もちろんだよ。


「じゃあそろそろ戻るかね?」


「そつだな結構な量を作り置き出来たからしばらくは買わなくても良さそうだ。」


「そうか!明後日にはオークションだしな。」


「オークション終わったら1度戻ってきて旅に出ようと思ってる!」


「そうか。寂しくなるな!」


「いつでも戻ってこれるしな。」


それもそうだな?常識ではあり得ないけどな!


「一言余計だぞライガ!」


ハイハイすみませんでした。


じゃあ片付けだけしたら戻ろうか!


三人で手早く片付けて、宿屋に戻ってきた。


明後日まで暇だなー!と、愚痴ったが誰も相手してくれなかった。


まぁいいけどさ、と、食堂に向かったら、鍛冶屋のじいさんから手紙が届いてると言われて、読んでみたら、ミスリルの剣が出来上がったから来てくれと言う内容だった。


「何か出来るの早くない?」


まだ、1日と半分ぐらいだよ?と、思ったが寝ずに作ったんだろうよってシュトライザさんがいっていた。


今日は遅いし明日にでも店にいけばいいだろう?と、言われたので明日までお楽しみしとこうってなった。


流石に今日は疲れて寝るだろうと、言うことだったので、差し入れをなにか持っていこうと、決めていた。


もちろん手作りの方を差し入れするよ。出来立てで、保存してるしね。


まぁ、2人からも合格点もらってるから大丈夫でしょ。どんな剣が出来てるか楽しみだなー。


明日は朝一で、鍛冶屋にお邪魔することにしたので、早めに寝ることにした。



皆様、ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。


そして、誤字の報告ありがとうございます。まだまだ至らない点がございますが、この先も楽しく読んで頂ければと思います。



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