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チート転生無双旅  作者: ルナ
27/154

27話


買い物が終わり、宿に戻ると王都のギルマスから手紙が来ていたようだった。


「なんて書いてあるんだ?」


「ああ、ちょっとめんどくさいことが起きたらしい。」


「めんどくさいこと?」


「ああ、お願いしていた、オークションの商品に目をつけた輩がいるようだ。」


「ドラゴンか?」


「ああ、オークションを開催するのに実際のドラゴンを見てないからな。それで騒いでいるんだろ!」


「どうするんだ?」


「明日、取り敢えずギルドに顔を出してくるが、もしかしたら、ドラゴンを出さないといけないかもしれない。」


「それってドラゴンが傷むだろ?」


「そうなるだろうが、しょうがないことだ。」


「いいこと思い付いたんだけどさ!」


「悪い予感しかしないぞ?」


ドラゴンそのものに時間停止掛けたら良いじゃないか!そしたら飾りたい放題だ!


「「は?」」


「いい考えだろ?」


「それはそうだが、お前正体隠してるのにどうやってかけるんだ?」


「あ!忘れてた。」


「「ガイアってバカだろ!」」


ほっとけよ!忘れてたんだからしょうがないだろ!あ、1度ソレントに戻ってかけてから来ればいいんだよ!ほら、頭いいだろ?


「「は?」」


いや、俺転移出来るじゃない!だから向こうでかけてから戻ってこればいいんじゃない?


「そうだった。ライガは規格外たったな!」


失礼だな!本当に!でも、いい案だろ?


「そうだなじゃあそれは採用として、今から行けるのか?」


部屋から転移すれば見られないだろ?何かあった時ようにライガを残してけば問題ないだろうし、


「オオー、ガイアが色々考えてる。」とライガに言われ、


「ちゃんと考えてるよ、人をなんだと思ってるんだ!」


え?非常識だよ?、チッってガイアが舌打ちした。


「じゃあ、いくよー?」


「ああ、入り口前に転移してくれよ?」


「わかってるよ!」


転移発動ソレント!


シュンと2人が姿を消すと、ライガが大丈夫かなー。と1人で心配していた。


ソレントの町の前に到着したガイアとシュトライザは、すぐに町に入ろうとしたが、町に帰っていきなり帰ると怪しまれることに気がついた。


「ガイア、すまないがギルマスの部屋まで転移してくれ。」


「え?このまま町に入らないのか?」


「それだと怪しまれることに気がついたんだ。」


「それもそうだね。わかったよ。」


この時間にサージベルさんがいることを願おう。


転移発動!


「うわーあ!」


「おっ!着いたな。」


「な、な、なんて所から帰って来るんですか!心臓が止まるかと思いましたよ。」


「すまん、すまん。」


ちょっと野暮用で、入り口から入るのは不味いということになったのだ。すぐ帰るつもりだからな!倉庫借りるぞ!


「ガイア倉庫まで移動するが転移で頼む!」


「了解です。」


転移発動!


サージベルさんもつれてきたけどよかったのかな?


「なかに防音結界張っといてくれよ。」


ハイハイ。今日は色々魔法のオンバレードだな!


ドラゴンを取り出すと、ガイアに頼むな!と言って一歩下がって見るらしい。


「出来るかやったこと無いからな!もうちょっと離れてた方がいいと思うよ?」


すると、2人してかなり距離を取り、柱の影から覗いていた!


「そこまで離れろとは言ってないだろ。」


まぁいいけど、じゃあやってみますか。


対象ドラゴン!時間停止発動!


ドラゴンが淡く光ったのでかかったと思うが?どうやって確認するんだろう?


「シュトライザさん!これってどうやって時間が止まってってるって確認したらいいの?」


「はっ?俺にもわからんぞ?」


「ええ!じゃあこのまま放置してみないとわかんないですね。」


「えっと、ガイアさん?確認するなら斬ってみればいいと思いますよ?時間が止まってるから切れないはずでは?」


「オオー!サージベルさん!流石ですね!」


とドラゴンを切ったときのように、魔法で剣を出した。


「「はああああー?」」


「あれ?どうしました?」


「お前!それ何だよ!」


「魔法の剣ですけど?」


「はああああああ!」


剣を持ってないって言ってたからドラゴン切って使えなくなったとばっかり思ってたんだぞ。


そんな剣があればドラゴン何かも討伐出来るわな!


「すみません。隠してた訳じゃなかったんですが、見せる機会もなかったんで。」


「もういいよ。で?それで切れるか試すのか?」


「ああ!時が止まってれば斬れないんだろ?」


その剣なら何故か斬れそうな感じかすると思っていることは黙っていた。


「多分ですけどね?まぁ、やって傷が出来ても問題はないですし。じゃあやりますよ?」


「「ああ!(ええ!)」」


ガイアが思い切り魔法剣を振り下ろした。


「ガンッ」


「おおー、攻撃すらできないんですね。使うときは気を付けよう。」


「ドラゴンで、試すようなことでは無いと思うが、停止出来てるなら問題は無いな!」


「はい!じゃあライガが待ってるから急いで帰りましょう。」


「え?もう戻られるんですか?」


「ああ、王都で、オークション前に品物見せろって騒いでいる奴等居るらしいんだ!その為に品質を保証するためにな。」


「ああ、向こうでは出来ませんもんね。」


「すまんな。邪魔して。」


サージベルさんはいえいえ、いいもの見れました。


と言ってくれた。が当然お前のことはあとで聞くからなとシュトライザさんから言われた。


「ええ?何も無いですよ?」


「こんなのよりもっと何か隠してそうだからな。」


「ええー!何にも無いのに!」


ガイアが悪いんだ。こんな大事なこと伝えてないなんて。と更にグチグチ言い出した。


ハイハイ。じゃあ戻りますからしまってくださいよ。ドラゴン!


サージベルさん、お邪魔しました。お土産沢山買ってきますからね。


転移発動王都の宿屋!


ただいまー。とライガに迎えてもらってドラゴンの処理は済んだことを伝えた。


そろそろ夕飯の時間だからどうするかと思ってたんだぞ。


「そんなに時間がかからなかったから問題無いだろ?さ、飯行こ!」


「あ、その前に明日はギルドに顔を出さなきゃいけないからガイアは留守番な!」


「ええー?何で?」


「ライガにも行ってもらわないといけないからな!」


「俺1人でも出掛けられるぞ?」


「「やめろ!」」


「はい。」


2人からの圧が半端なく、反論出来なかった。2人してひどいよね?俺の扱いが!



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