145話
何だかんだで、妖精を沢山連れた状態での出発になってしまったが、深く考えなければ、気にもならないだろうと考えないことにした。
ガイア達は北を目指して、ひたすら森の中を走っていたが、心なしか体が楽な気がするんだが?とこの時はあまり感じてなかったが、その疑問は休憩を挟んだときに気が付いた。
2~3時間走っていたが、調度開けた場所に川も流れていた為ここで昼飯とってから出発となったのだが、シャインから、とんでもないことが言われた。
~シャイン(主!僕普通に喋れるようになった?)
~ガイア「っえ?どうしたんだよ!そんなに急に変わることってあるのか?」
~シャイン(妖精達と会話してたら一人が協力してくれた。)
いや、その一人って誰だよ?そもそも区別とか付かないし!
~ガイア「それは、妖精と契約でもしたのかな?」
~シャイン(うん!多分そうだって!ここにいるのは全員契約できた。)
いや、もう何いってるかわかんないんだが?とハロルドを見ると、ハロルドも驚いているから、聞いてもわかんないだろうなって事は分かったよ。
~ガイア「そうか!シャインは凄いな!でも、もし何かあったら先に伝えないとダメだぞ?妖精と契約をするなら仲間に聞いてからじゃないとな!」
~シャイン(ごめんなさい、僕も片言じゃなくちゃんとお喋りしたかったんだ。)
~ガイア「シャインは悪くないぞ?先に言ってなかった俺が悪い。だから、次からは、ちゃんと教えてくれよ!」
~シャイン(うん!)
はぁ、可愛いなシャインは、聖獣の毛並みこんなにさわり心地がいいなんて、やめられないじゃないか。と撫で回しているガイアを止めない2人は何やら相談しているようだ。
~ハロルド「なあ、ライガ、聖獣が誕生しただけでも奇跡なのに、これってどうするんだ?妖精が居たら町にもいきにくくなるぞ!」
~ライガ「どのみち、ガイアがあれじゃあ、バレるのも時間の問題だったんじゃないの?これから色々回るっていってるのに自分から面倒事を持ち込んでるんだから!」
そこの2人!会話しっかり聞こえてるぞ!
~ガイア「俺が居るのに、何でこそこそ聞こえるように喋ってるんだ!」
~ハロルド「これからの事は、何か考えてるのか?」
~ライガ「そうだよ。ガイアが何も言わないから、代わりに考えてるんじゃないか!」
そうだけども、それでも言いようがあっただろ?
~ガイア「取り敢えず着いてきてるものはしょうがないから他っておこうかと?あと、対処は町に入るまでには考えるよ。今は森だから姿見せてるだけかもしれないだろ。」
~ハロルド「それは、そうかもしれないが、これからの行動で、色々行動範囲が狭くなってしまわないか心配したんだ。」
~ライガ「楽しく、のんびり?旅するんだろ?」
そうでした!こんな大所帯で、のんびりは無理かも?
~ガイア「ごめん!なんにも考えてなかった。ちゃんと考えるよ。最後どうにもならなかったら義父に泣きつく!」
そういうと、なぜか、(勿論、何時でもおいで!)と心に返事が来た気がする。
絶対見てるな、この状況!取り敢えず話題を変えた方が無難だな。
~ガイア「シャイン!他にも出来ることは増えたのか?」
~シャイン(うん、妖精と契約したら、精霊と契約できるんだって!だから精霊魔法が使えるようになったよ!)
と、誉めてもらいたいのか尻尾がファサファサ勢いよく振れている。
~ガイア「そ、そうか!精霊魔法か!凄いなシャイン!」
取り敢えず可愛いシャインを誉めていた。精霊魔法って何だ?首を傾げながら、2人に助けを求めてみたが、2人とも首を振って知らないってアピールしてる。
~ガイア「じゃあ今度見せてもらおうかな?」
~シャイン(うん、何時でも使えるから言ってね。)
そうかー、何時でも使えちゃうのかー!どうしたらいいんだよ。これ以上俺にはわからん、無理。
~ガイア「さ、ご飯食べたら出発するからなー!」
~シャイン(わーい、僕ご飯大好き!)
~ガイア「うんうん、沢山お食べ!」
そのころ、ハロルドとライガは、
~ライガ「あれは、考えるのやめたな!」
~ハロルド「ガイアだからしょうがない!考えも纏まらないだろう。俺達もご飯食べて出発準備だ!」
なるようにしか、ならないと2人は早々に諦めていた。休憩をしっかりとって居たら、シャインが、精霊達が移動に楽になるように支援魔法をかけていたとシャインが言うからさらにビックリしていた。
~ガイア「通りで体が楽な訳だ。気にならないなら良いけどさ。」
~シャイン(妖精達が北の方にいる仲間と連絡とれるって言ってたけど、精霊達が映像見せてくれるって。)
ええー!それって移動関係なくなるんじゃない?映像で分かれば苦労もしないけどさ。って言うか、俺も、出来るし!忘れてないし!
~ガイア「取り敢えずここまで来たんだから北の最北端を目指そう!」
封印があったらその場で何とかするしか無いんだし。負け惜しみじゃないからな!
~シャイン(はーい!)
~ハロルド「じゃあ出発だな!このままいけば2時間ぐらいか?」
~ライガ「そうだね、もう少し早くつくかもよ?精霊達のお陰で!」
ライガ!俺に対しての嫌味に聞こえるから、やめてくれ。絶対映像の会話聞いてただろ。
じゃあ出発ー!とグダグダだが、進むしか打開策が見つからなかったのだからしょうがない。
走りながら呟いてしまったが、
~ガイア「俺って、何でも出来るのに不便を感じるのは何でだ?」
~ハロルド「忘れっぽいのと、基本考えずに体が動いてるからじゃないか!」
ハロルドさん、真顔で返すのやめてくれ!凹むからマジで!
~ライガ「それでも、上手くやれるのが凄いところだけどね。」
ガイアは、自分のことだけども、他人事のように行動しがちだから、このようなことが侭あるから、このように言われるんだろうけども、落として上げて、これ以上ないぐらいへこんじゃうよ俺!と内心思っていたが、声には出さなかった。
はぁ、早く見つけて、問題を片付けて、旅の続きを楽しみたいよ。本当に。




