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チート転生無双旅  作者: ルナ
134/154

134話


ソレントの町に移動してきたガイア達は、ちゃんと町の入り口から入ってきた。


まあ、シュトライザさんに色々言われることも想定してはいたけど、ギルドに顔を出して従魔登録をした方がいいとハロルドに言われたからだ。


~ガイア「これって結局シュトライザさんを驚かすことにならない?」


~ハロルド「いきなり現れるよりはいいんじゃないか?受付にいくんだし!」


~ライガ「絶対飛び出してくると思うよ?」


それは、俺も思ったよ。でも、ハロルドがいうんだから普通に受付済ませた方がいいんじゃないって思うから、普通にギルドに向かってる。


あ、サージベルさん(ギルドのサブマスター)にお土産買うの忘れてたな!シュトライザさんに迷惑を掛けられる可愛そうな人なんだがとっても便りになるんだよな。ここは奮発して魔石とか送った方がいいかな?多分ギルドにいるだろうし。


あ、魔馬車あげてもいいかも!俺が作った方だけどね。確か、結婚してるっていってたし使うこともあるかもしれないし!しまっておくよりは、いいだろう。


~ライガ「ガイアどうしたの?急に黙りこんで?」


あ、ライガと会話中だった!


~ガイア「ごめん、ごめん、いや、サブマスターのサージベルさんに何かいいお土産あげたいなって思って考えてたんだ。」


~ライガ「あーあ、苦労してそうだもんね。」


~ハロルド「シュトライザのしたに付いてるものはかわいそうだな。」


いやいや、君元同じチームだったんだよね?他人事過ぎるよ!それに今は友達だろ!


~ガイア「ハロルドは友達だろ!」


~ハロルド「まあ、そうなんだがな、なかなか昔から面倒後とを持ち込むこともあったし、あいつは人見知りだからな。旧知の仲間は少ないんだ!」


あ、確かに初対面の時を思い出してみると、結構酷かった気がする?


~ハロルド「気に入ればちゃんと面倒見はいいんだがな!」


~ライガ「ガイア最初の出会いって切れてなかった?」


~ガイア「まあ、あれは大人げなかったかな?多分?」


~ハロルド「それはいつか聞きたいな!からかう材料になりそうだ。」


ライガ「で?サージベルさんに何あげるか決まったの?」


~ガイア「ああ、魔馬車でいいかなって?俺が持ってても使わないし?」


ライガ「そうだね、転移で一瞬だし?」


ハロルド「市街地では使えないだろ?」


あ、確かに!


~ガイア「すぐ作れるから良いよ!役に立つものあげたいし!」


そんな会話をしながら、目的のギルドが見えてきた。


~ハロルド「ここは、相変わらず出入りが激しいな!」


~ライガ「そうだね、でも、今日はいつもより人が多い気がするね?何かあったのかな?」


~ガイア「入ってみればわかるだろ!」


と、ギルドの扉を潜ると、ざわざわと、しているなか声を張り出している人がいる。


~サージベル「今日は緊急クエストに、集まってくれてありがとうございます。今回の討伐は近隣の森に小規模ながら魔物が活性化していると、報告があり、その調査の以来になります。」


~冒険者「今回はこんなに大勢参加する必要性があるというのか!」


~サージベル「それは、はい、少なからず魔物の被害が報告され、重傷者が出てしまいましたので緊急クエストになりました。」


そういうと、回りの冒険者が又騒ぎ出す。


~冒険者「今回は調査なんだろ!何でこんなにいるんだよ!」


~サージベル「今回は魔物のランクが災害級かもしれないと、いう報告もなされましたが、まだ尻尾が捕まれていないからです。」


災害級と、聞いてさらに騒ぎ出した。


~ハロルド「これは、今回我らも参加した方がよさそうだ。」


~ガイア「災害級ってどんな魔物なんだ?」


~ライガ「災害級っていうとドラゴンとか魔族とかかな?」


~ハロルド「ガイア、これはシュトライザに先にあった方がいいと思う。」


~ガイア「わかった。転移するよ!」


そういうと、冒険者に紛れていた、3人は気がつかれないように、ギルマスの部屋まで移動してきた。


転移で勝手に部屋に入ってきたけど、シュトライザは、報告書を読んでいるのか全く気がつかない。


~ハロルド「シュトライザ!緊急クエストとはどのような内容だ!我らも参加する!」


ガタガタ!と、ビックリしたのか椅子から転げ落ちたシュトライザは、


~シュトライザ「っ!お、お前ら!いつの間に!!」


~ハロルド「内容を言え!」


~シュトライザ「ああ、すまん!お前らが参加してくれれば希望が出る。今回は複数の魔族が周辺を荒らしていると報告があった。」


~ガイア「それってこの間の魔獣の群れみたいなことがあるかもしれないってこと?」


~シュトライザ「ああ、魔族がこの間の件に関わっていたと報告後、様子を伺うような魔族の目撃情報が増えたんだ。そして一昨日!商団が襲われた。」


~ハロルド「まさか!」


そういうと、シュトライザさんが眉間にシワを寄せ、こちらを見てきた。


~シュトライザ「何かを探しているようだ。」


~ガイア「ん?探してるって落とし物か何かか?」


~ハロルド「多分、この間のスタンピートの先頭にいた魔族と、繋がりがあるものたちかもしれない。探しているとしたら多分だが、」


シュトライザさんも同じ仮説にたどり着いていたように見えるが、何も言わない所を見ると当たりなんだろうな!


~ガイア「俺か!探しているのは!」


~ライガ「なんで!」


~ガイア「魔族の将を落としたからな!」


~ライガ「っ!」


~シュトライザ「ガイア、、、。すまん!お前に迷惑を掛けるかもしれない。」


~ガイア「迷惑なんて思ってないですよ。魔族ならそう行動することも、考えればわかったかもしれないのに、俺は気にせず旅を続けてきた。俺も悪いだろうし。」


そう話しては見たけど、魔族って何がしたいんだろうか?魔物をけしかけて、人族を滅ぼしたいのか?ただ俺に復讐がしたいのか、全くわからんな。だが、俺が関わってるなら、俺が対処した方がいいんだろう。と、覚悟を決めた。





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