13話
翌朝、全然寝た気がしない。ちょっとひどくない?もうちょっと俺の体も気遣って欲しい。まぁ、神に愚痴っても意味ないか!と思い直して、今日は色々忙しくなりそうだから、ライガを起こして朝食にでもいくかな?
「ほんと、面白いな、この世界は。」
「おーい、ライガ朝だぞー!飯行こー!」
「う、うーん、」
ライガの上に乗っかっている。もちろんまだ起きてない。
「もっと体重かけるか?」
「、や、めて、おきたからどいて重い!」
「テンション低いな!若者なのに!」
「うるさいよ!」朝から何してるんだよ!と怒られた。
「いやー目覚めが早くてね!」
年寄りか!と突っ込んでたがスルーした。飯食ってすっきりしよう!
「子供か!」ハイハイ、行くよー。
と仲良く朝食を食べてまったりしているとサージベルさんがお迎えに来てくれた。うん?何か目の下に隈が出来てるが、触れない方がよさそうだ。
「ようやく鑑定終わったのでお迎えに来ました。ギルドまでご一緒にどうぞ!」と元気そうに言ってくれたからだ。
それではと馬車に乗りギルドまで送ってもらった。
「ギルマスの部屋までこのまま向かいますね。」
はい、わかりました。と後ろについていった。
サージベルさんが扉をノックして、扉を開けるとこちらも目の下に隈が出来ていた。
「おはようございます。シュトライザさん。」
「すまないな、朝から来てもらって!」
「いえいえ。こちらこそ、お疲れ様でした。」
「で、鑑定が終わったんだが金額がでかくてな。取り敢えず、クエストで、要請が出ていた20個の魔石はクリアだ。このクエスト完了と共に昇格して貰う。」
「ああ、前に言ってましたね。」忘れてたのかよ!とライガが突っ込んで来たがスルーした。
「あと、ドラゴンの討伐に関しても功績があるのでこれでも昇格して貰うことになる。」
「えっと?どれぐらいですかね?」
「本当だったら白銀にしたいんだが、いきなりそんなにあげると、騒がれる可能性があるから、シルバーまでになった。」
「はあ。」
「まずはクエストと完了の書類と報酬を支払う。」
「こちらにサインをしてください。あとギルドカード貸してくださいね。」
「はい、どうぞ。」とギルドカードを渡した。
報酬だがなんと金貨300枚になった。
「はい?これ貰いすぎじゃないですか?」
「いや!正当な報酬だ!」
ギルマスが言うならそうなんだろうと、金貨をしまった。
あと、69個の魔石が残ってるが?
「残りの魔石はこちらのギルドだけで下ろすと大変な金額になってしまうので、王都の方でも少し下ろしてもらっていいか?」
「良いですけど?あんまり顔出したくないんですけど?」
「それは私が代理でやらせて頂きます。」とサージベルさんがいってくれた。
「ありがとうございます。」
「で、これは確認しないと行けないんだが、ミスリルなんだが、これもこのギルドでは購入出来ない。すまないがこれも王都で、下ろして貰えると助かる」
「それは、たまたま見つけただけなんでかまいませんよ。」
「あと、ミスリルの屑石だが半分買い取ることになった。がいいか?」
「ええ!大丈夫です。だいたいどのぐらいの金額なんですかね?」
金貨1200枚だ。
「は?」
「金貨1200枚だ!」
「支払いは白銀10枚と金貨200枚でいいか?」
「はあ。」ライガは、金額聞いて魂が抜けたようになっている。
「大丈夫ですか?」
「まだまだ続きますよ?」
「まだあるんですか?」
「はい、ミスリルの花とドラゴン花は買い取れませんが、これも王都ですね。魔リキソウはこちらで全て引き取ります。」
「薬師のギルドじゃなくてよかったんですか?」
「本当だったらそうなんですが、クエストになっているのを直接頼んだことが問題になりまして、薬師のギルドでは下ろせなくなりました。」
「え!そんな大事になったんですか?」
「本来だったらもっと厳罰がないといけないぐらいなんですが、ガイアさんたちは知らなかったことですし、そのせいで気を負って貰いたくないのでこうなりました。」
「そうだったんですか?」
「採取には危険が伴うもなのに、それを軽んじるのはできません。なので厳罰になるのは仕方ないことなんです。これからの冒険者のためにも。」
「そうですね。わかりました。」
「そして魔リキソウですが、買取金額が薬師のギルドと相談して、状態がかなりいいと言うことで、1本金貨1枚と銀貨6枚です。金貨だと切りが悪かったので上乗せして金貨145枚になりました。」
えっ上乗せしても143枚じゃないのか?さらに増えてるぞ?
「そんなにもらってよかったんですか?」
「ええ!危険な事を知らずに取っ手来てくれたので迷惑料が入ってますから!」
「では、ありがたく頂きます。」
「続いて、」えっまだ何かあるの?
「ありますよ?大物が!」
「ミスリルの鉱山の権利です。」
「は?」
「ミスリルの鉱山見つけましたよね?」
「はい。」
「発見者に鉱山の採掘権利があるんです。場所わかるんですよね?」
「はい。」
「では、権利はガイアさんです。この辺りでミスリルがとれるなんて、最近では特に発見されたと報告すらないものだったので。」
「はあ。」
「で、これはさすがに国からお金が出るものなので、これも王都で、手続きして貰うことになりますが、発見した場所に案内だけでもして頂いて大丈夫ですかね?」
えっと?案内出来るけども出来ないかも?
「えっとですね岩山のてっぺん何ですけど?」
「はい?」
「ミスリルの鉱山がある場所です。」
「「はっ!」」
「つれて行くことは可能なんですが、採掘出来るかと聞かれるとちょっと地理的に無理かも知れないんですけど?」
「行くことは可能なんですよね?」
「多分ですが、行けるの俺だけかもしれません。」
「「はっ!」」
「魔法使わないと登れないと思いますので、、、。」
「忘れてたよ、規格外!」
「すみません。」
「まあ、その場所までいけるならなんとかなるだろう?取り敢えず俺をその場所まで連れていってくれるか?」
「はあ、良いですけど、あ、1つ聞きたいことがありますが、内緒事なんですけど良いですか?」
「ああ、いいぞ!」
「あの、この世界って転移とかの魔法ありますか?」
「はっ!ちょっ!何、この世界って何だ?」
「あ、すみません!今の無しで!」
「「「はあ?」」」
やべー、聞きたいことを優先しすぎて変な言葉で言ってしまった。どうする?言うのか?まだ、この世界に馴染んでないから、この世界に知ってて貰える人がいるのは助かるよな?と自分を言い聞かせた。神様も言っちゃダメとはいってなかったしな。
よーし「あのですね、とっても言いにくいこと何ですけど、絶対に口外もしないで欲しいので、ちょっと魔法かけますね。」
防音結界発動!
「「「?!」」」
「今この空間を防音の結界で遮断しました。」
ここからは、黙って聞いて貰えると助かります。3人とも頷いた。
自分はこの世界ではない所から神様に肉体をもらって転生したこと、まだ、この世界に来たばかりで、何知らない事、創造の魔法で好きに魔法が使える事を3人に伝えたら、「やっぱりマレビトだったのか!」とライガがいっていたのと、サージベルさんシュトライザさんは予想だにしていなかったのか、かなり戸惑ってしまっていた。これは落ち着くまで時間がかかりそうだなと、アイテムボックスから買い置きしておいたコップを取り出しみんなに美味しいお水を出してあげた。岩山の湧水だ。
あ、あと、自分はエルフの人種になってますと変身解除して見せておいた。
これで隠し事はないな!ライガは、見てるけど2人の反応が凄まじい!ダメだったかな?




