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北海道特急連鎖殺人  作者: 新庄雄太郎
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晴海埠頭で死体

警視庁捜査一課の刑事、「亀山正夫」警部補に本庁から電話が入った

「何、晴海埠頭で男性の死体、わかりました。」

「どうした、亀さん」

「晴海埠頭で死体、捜1課長から出動要請です。」

東京湾晴海埠頭で男性の死体が上がったとの知らせを受けた亀山と部下の黒木と長山らを連れ、現場に駆け付けたのだ。

 そこへ、六郷警部も現場に来ていた。

「警部、調べて見ましたが、手掛かりになるようなものは、見つかりませんでした。」

「そうか、長山と橋本と山岡は目撃者はいないか聞き込みを頼む」

亀山と鈴木は男の遺体の身元を調べた、鈴木が身元が分かる生徒手帳を見つけた。

「主任、身元がわかりました。」

「そうか、害者は誰なんだ。」

「えーと、郷田 毅12H、かがやき高校か。」

亀山が西原と一緒に蔀通りに行き郷田の自宅に向かった。

「郷田さんのお宅ですか、警察の者ですが、息子さんの事で話をしたいんですが。」

「あの、毅が何か。」

「今日、郷田 毅さんが死体で発見されました。」

「えっ、毅が!。」

湾岸署の霊安室に来た亀山らは、郷田の遺体を見た母は

「毅、たけしーっ。」と泣き叫んだ。

郷田が残した、列車の切符は何の意味なのかと謎を残した、事件はこうして始まったのです


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