表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一日一転 =日替わり転生生活=  作者: 青依 瑞雨
一日一転 =日替わり転生生活= 本編
53/253

国の戦闘技術

 ・宗教の国【イブール】の戦闘技術【信仰】

 この国は、この世界の神【アダモゼウス】と【木草樹】を信仰して崇めている。

 この国の魔女が【イブール】を建国するときに、二人に多大な影響を受けたからと言うが、詳しい原因は不明。

 この【信仰】とは、統計学である。

 占いや手相など、不確かながら『○○な場合には、××が多く起きている』といったことを信じている。

 この国の人々は、確率を順守した生き方を常にしている。

 この角度で、この速度で、この力で拳を打たれた場合の確率を全て計算して、効率の最も良いところへ避ける。

 この国の人が迷路に入ったとしたら、全員が同じ道を通っていくだろう。

 この国が長く続けば長く続くほど、確率の分母が増え、より信頼性が増す結果になっていく。

 

 ⑨科学の国【ファミニ】の戦闘技術【重火器】

 この国は、武器の制度を上げる研究をしてきた。

 拳銃や戦車や、戦闘機、ミサイルにレ-ザーなど、何も鍛えていない一般市民でさえ、武器を持つだけで、凄まじい戦闘力の戦士になれる。

 但し、この木草界は、肉体を鍛えれば鍛えただけ強くなる世界。

 ある一定以上の強さを誇る生物には、重火器は一切効かない。

 カッターナイフで分厚い鉄板を貫けないように、重火器の膨大な攻撃力すら上回る防御力をこの世界では、手に入れることが出来る。

 加えて、重火器は肉体の攻撃補正を全く受けない。

 刀や槍といった、腕力の強さなどに影響される武器ではないからだ。

 一般人を戦士にすることが出来るが、強者には一切無効な戦闘技術である。


 ⑩宝石の国【エパール】の戦闘技術【交渉】

 この国は、国の豊富な資源によって潤ってきた商人たちの国だ。

 国全体が大きな市場となっており、ここに無いものは無いと言われている。

 この国は、全ての国に平等に一定の寄付金を渡して、不戦の条約を交わしている。

 それ故に、この国はどの国からも襲われず、襲うこともない。

 市場が無くなれば、他国も困る。

 この国を支配しようとすれば、全ての国が敵に回る。

 皆から必要とされ、皆に守られることによって、安定を手にした国である。

 また、木草界で一番お金持ちの国であり、もしものために世界中の猛者を金で用心棒に雇っている。


 ⑪昆虫の国【テントナル】の戦闘技術【退進化たいしんか

 この国のほとんどが、蟲から進化した人である。

 それ故に、蟲の特性を色濃く受け継ぐ者がたまに生まれてくることがある。

 その者たちを研究して、強制的に蟲の特性を引き出す技術を【退進化たいしんか】と呼ぶ。

 生まれ持った蟲の特性が反映されるので、どんな姿や力がつくのかは、やってみなくては分からない。

 大抵の者が、大幅なパワーアップをする。

 分かりやすく言うなら、人の大きさになった蟲である。

 もし、小さな昆虫が人間大の大きさになったらこうなるを、再現したものと言えよう。

 当然、戦闘技術なので、元の姿に戻ることも可能。


 ⑫苦王の島【メフィスト】の戦闘技術【最強】

 この島には、桁違いの強さを持つ人しか住んでいない。

 この島が国として認められてから、ずっと住んでいる者は二人。

 苦王【リュンクス】と、【メフィスト】の魔女【巣作庭鳥すづくりにわとり】だ。

 間違いなく木草界最強と言われる【リュンクス】に挑んだ者は、星の数ほどいる。

 しかし、その全てを【リュンクス】は、返り討ちにしてきたのだ。

 様々な伝説が残るほどの、圧倒的な勝利の数々。

 【超越者】や、【神楽家】【御堂家】などの銘家を倒した伝説。

 【界宝十極】を所持している伝説もある。


 未開の秘境【サルト】の戦闘手段【暴力】

 木草樹によって強化された、元々が強い生物達が単純に暴れまわる。

 牙で、爪で、拳で、力のまま叩き付ける。

 そこに、技術とか技とか言ったものは無い。

 圧倒的な力を自分の心行くまで振り回すだけである。


 ふむ、まともな武術としては、【能力拳法】、【魔法】、【特異能力】、【退進化】くらいだね。

 但し、【特異能力】、【退進化】の二つは、生まれつきの才能が必要であると……。

 となると、やっぱり【能力拳法】と【魔法】を習得するのが強くなるために必要かな?

 私は、目を見開き驚いているアリクイの頭の上で、ゆっくりと戦闘技術のことを整理していた。

 ああ、私の転生先?

 ご覧の通り、  蟻  だよ。

 アリクイに食べられていたから、【自己強化再生】で脱出して、使ったのだ。

 【重罪心疲】の奥義【覚醒停体】を……。

 【能力拳法】は、戦闘技術である。

 それ故、習得してしまえば、どんな生物でも扱えることが出来る。

 魂の存在である私でも習得可能な【魔法】以外の戦闘技術と、それを教えてくれた親父さんに感謝した。

 さて、【マールド】も修行場所の候補に入れていいかもね。

 私は、前回の転生で使ったMPを回復すべく、アリクイの頭の上で睡眠を取ることにした。

 おやすみなさ~い!


 <今回の転生先で覚えたこと>

 ・木草界の戦闘技術

 ・蟻の知識

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ