国の技術
国には、それぞれ主だった戦闘技術がある。
能力拳法や魔法なんかがそうだ。
これらは、それらの国を造った魔女が大元の発信源となる場合が多い。
そして、その戦闘技術は長い年月をかけて脅威の国力となる。
今回は、それらをまとめてみようと思った。
前回の転生で能力拳法とか、聞きなれない言葉も出てきたしね。
・始まりの国【マールド】の戦闘技術【能力拳法】
生物の一部には、生まれながら特殊能力を持つ者がいる。
毒や体温調整、悪臭や握力などの生物的特殊能力と、時間停止や天候操作、念動力や分解などの超常現象的特殊能力。
こういったものにも、当然のごとく発動する際のメカニズムが存在する。
そのメカニズムを解析して、武術に取り入れたものが【能力拳法】である。
ヤマカガシという蛇は、猛毒を持つヒキガエルを食べることによって、毒を体内に溜め込み、牙からその毒を注入するという。
ならば、人もどこかに毒を溜め込んで、拳によって毒を注入できないのか?
そういったことを形にしていって、【能力拳法】は、成長していった。
現時点で、木草界No.1の戦闘技術に進化しているのがこれである。
・武力の国【グランディア】の戦闘技術【装備】
刀や槍や弓矢など、鍛えた肉体を更に強化する武器を使用した戦闘技術だ。
肉体を限界まで鍛え上げ、更に武器による攻撃力を上乗せする。
鍛え上げられた肉体は、どんな攻撃にも耐える鎧となり、どんな装甲も貫く槍となる。
肉体を鍛え、武器と防具で威力を上げる。
肉体の成長に上限の無い木草界にとって、基本にして頂点の戦闘方法だ。
・化学の国【ファーベル】の戦闘技術【特異能力】
生物が生まれながら持つ特殊能力を研究して、人にも特殊能力を発現させることに成功した。
人に強制的に発現させた特殊能力を【特異能力】と呼んだ。
但し、【特異能力】を発現させるためには、いくつかの問題点があり、それらをクリアしないといけない。
①精子と卵子状態から、造らないといけない。
②発現させる能力を選ぶことはできない。
③能力は、一人一つである。
④成人まで生きられたら、実験成功。(8~9割がその前に異常をきたして死亡する)
【特異能力】は、特殊能力よりも遙かに強力なものが多い。
しかし、その能力故、使用者自身が体を鍛えることを怠る場合が多く、【能力拳法】や【装備】より総合力で劣ることが多い。
・部族の国【ガラッパ】の戦闘技術【降臨】
生前優秀だった戦士の魂や、自然界に存在する精霊などを召喚して、肉体に宿す戦闘技術。
自身が勇者や精霊の加護を受けたとトランス状態に陥り、恐怖を感じることが無くなる。
実際は、思い込みによる自己催眠の一種。
但し、この国の人々の思い込みの力は強く、集団で襲う場合が多いので、馬鹿にならない戦闘力を誇る。
・女王の国【ズラーヌ】の戦闘技術【保護】
この国の魔女【月詠】が、この国の全てを守っている。
それ故、この国の魔女は、他の国の魔女と比べて戦闘能力が異常に発達している。
この国の人々は、彼女に守られて暮らしている。
もしも、彼女が死ぬ時があったら、それは国が滅ぶときだろう。
・空中の国【スカイ】の戦闘技術【要塞】
【スカイ】は、空中に浮かんでいる島で構成された国である。
この国の魔女によって、常に浮き続けており、その気になれば移動も可能である。
魔女がこの国を浮かばせた理由は、他国による侵略を阻止するため。
空に浮かぶ島は、攻め込まれる心配が少なく、攻め込むようなこともしない。
争い事を好まない平和主義の魔女の国である。
但し、侵略してきたり、攻撃してきたものには、容赦はしない。
侵略されないよう国のありとあらゆるところに、外から来た者を排除する仕掛けが施されている。
また、この国に住んでいる者の多くが、鳥から進化した人で、空を飛べる。
空を飛ぶ戦士と、鉄壁の守りを誇る仕掛けがこの国を要塞化している。
・魔法の国【ウラヌス】の戦闘技術【魔法】
もはや説明不要ともいえる、精神力と魂を利用した戦闘技術である。
精神力を使用して、魂を動かし、超常現象を起こすこと。
MP次第では、どんな事でも出来るけど、MPが尽きると生物としての意思が消える。
肉体ではなく、精神を鍛えることで力を上げることができる。
それ故、肉体に直接的な攻撃をされると、非常に脆い。




