頼れるグローリアの先輩、ミルトレ
名前:ミルトレ=グレンティス
年齢:16歳
外見:175cm,68kg,茶色の癖っ毛、茶色の瞳。
職種:聖騎士見習い、男爵
好き・得意なモノ:友人との会話、後輩の面倒を見ること
嫌い・苦手なモノ:雷
一人称:俺
〈プロフィール〉
元奴隷の少年で、グローリアの最上級生にあたる。少年の頃にアルネリア教に救われた彼は、たまたま男爵であるグレンティス家の当主の目にとまり、そこに養子として迎えられた。グレンティス家の当主が子宝に恵まれなかったことから、グローリアで優秀な成績を収める彼は実の子のように可愛がられ、その名を正式に継ぐことが許された。ミルトレは黙して語らないが、その当主の事を実の父の様に慕っているらしい。今でも年に二度の帰省は決して欠かさない。
彼が神殿騎士を目指す理由は三つある。一つは自分を拾ってくれたアルネリア教への恩返し。一つはグレンティス家の名に恥じぬ人物になるため。もう一つは、自分が社会で成功することで自分と同じように奴隷の身分の子ども達に希望を与えるためである。
誠実で目標のために全力で努力する彼に共感する貴族も現在では多く、グローリアでも一目置かれる存在となりつつある。また自身もかなりの使い手だが、指揮官としても優秀。卒業後はマリオンの勧誘も受けており、聖騎士見習いとしてアルネリアに残るか、マリオンと共にオルメキスに渡るか悩んでいる最中である。
一時期クルーダスを目の敵にした時期もあった。寡黙なクルーダスを気取っていると考えたのだ。だがクルーダス達ラザール家の修練の様子を見て、その考えを改めるに至る。今では戦士としてより、指揮官や集団をしてどのくらいの強さを発揮できるのかということに興味があるようだ。
クルーダスの死後、彼はアルネリアに残る決意をしている。神殿騎士団への入団試験も通過したということもあるが、クルーダスがなぜ死ななければならなかったのかという疑念を払しょくできずにおり、クルーダスが何を考えていたのかを理解できるまで神殿騎士として働くつもりでいる。
次回投稿は1/15(木)24:00です




