穏やかな貴族の少女、リンダ
名前:リンダ=アクィナス=バーミリオン
年齢:10歳
外見:143cm、30kg、茶色の肩までの直毛、茶色の瞳
職種:グローリアの生徒、侯爵家令嬢、植物学志望
好き・得意なモノ:平穏、植物観察
嫌い・苦手なモノ:雷、脂っこいもの、ケコナの実
一人称:私
〈プロフィール〉
東の大国、イーディオドのバーミリオン侯爵令嬢である。彼女の他に兄・姉、妹がいる。彼女は真正の貴族として育てられたが、その性格は温和で、貴族であることを自慢するような場面はまずない。だからこそ勝ち気なデュートヒルデと性格が合うのか、彼女達は一緒によくいることが多い。
侯爵家の令嬢ともなれば将来像は政略結婚なども考えられるが、彼女は一人の自立した女性としても活動したいとひそかに考えており、植物学などを専門的に学ぼうとしている。位の高い貴族としては珍しいが、茶色の髪であるのも庶民に混じる助けになるだろうとすら考えているほど、思考は柔軟。将来に備えて、彼女が住んでいるアルネリア別邸の中庭は、各地方から取り寄せた非常に珍しい植物で埋まっている。
彼女もまた寝物語に聞くような騎士にも似たジェイクの活躍を格好良いと思っているが、その穏やかな性格からか、デュートヒルデと彼の間に割って入るような事はとてもできていない。
彼女の留学は順風満帆に見えたが、突如として彼女はバーミリオン家に呼び戻されることとなる。リンダは少なからず反対したが、政情不安と政治上の理由と両親に説得された以上、言いつけに従わざるをえなかった。不憫に思った親が何かできることはないかと考えた結果、彼女は植物学の研究を続けるためにメイヤーの奨学制度を受けることに成功した。またバーミリオン家がメイヤーに奨学生を留学させているのは今回の件とは無関係であり、前途有望な若者に援助をするのは貴族の義務だと考えている。ルースはリンダが実家に帰ることを契機にバーミリオン家の奨学制度を聞きつけ、志願するに至ったのである。
次回投稿は1/10(土)12:00です。




