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呪印の女剣士人物紹介  作者: はーみっと
第一幕人物紹介
67/80

我儘なお嬢様でジェイクの喧嘩相手、デュートヒルデ

名前:デュートヒルデ=オルフェリア=リヒテンシュタイン

年齢:10歳

外見:148cm、34kg、もともとは直毛だが、都会の流行りとかで金髪縦ロールにしている、大きな青い目

職種:公爵家令嬢、シスター科専攻

好き・得意なモノ:お茶、流行、品物の鑑定

嫌い・苦手なモノ:生意気な者、下品な者、怖いもの、虫

一人称:ワタクシ

〈プロフィール〉

 リストリア国リヒテンシュタイン公爵家が令嬢である。同国は非常に文化の発達した国であり、東における文化の要と言ってもいい。なおカザスの出身であるメイヤーも、リストリア国の中にある。

 彼女の父親はリストリア国宰相である。そのせいか彼女自身も何度か誘拐の憂き目にあった事もあり、貴族ならではのつらい体験もしている。また父も母も忙しく、家族そろっての晩餐などは年に何度かあればよい方だった。

 そのせいか誰も彼女に意見できる立場にないため、彼女はわがまま放題に育ち、その事を心配した両親は彼女をメイヤーのトリアッデ大付属の教育施設ではなく、グローリアに入学させた。なお両親はグローリアで出会い、その後結婚をする仲になっている。だがグローリアにまで別荘があるような家系なので、わざわざグローリアに入学させた効果は甚だ疑問。実際に彼女はグローリアでもやりたい放題だった。ジェイクと一悶着を起こすまでは、グローリアでも少し浮いた存在であったが、現在では周囲に溶け込んでいる。

 人物としては貴族だけあってそれなりに優秀であり、勉強から魔術まで一通り優秀な成績を収める。また貴族だけあって、鑑定眼は子供ながらちょっとしたもの。最近はジェイクをからかおうとしてはやり返され、彼らのやりとりはちょっとした学園の名物になっている。彼女にとってジェイクは、初めてできた自分に物怖じしない同級生と言ったところだろうか。彼女はジェイクを非常に気にっているわけだが、生来の性格からか、その事を素直に表現する術を知らない。

 小等部の教育が終了すればリヒテンシュタイン公爵家としてはデュートヒルデを留学させておく意義はないのだが、本人が留学の継続を希望しており、現在は初等医学とシスターとしての専攻を始めているが、なぜ彼女がその領域に興味を持ったのかは誰も知らない。


次回投稿は、1/8(木)12:00です。

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