アルフィリースを崇拝する純朴な少女、ドロシー
名前:ドロシー
年齢:17歳
身長/体重/スリーサイズ/容姿:167cm/58kg/84/61/90、茶色の瞳、焦げ茶色の髪
職業:傭兵(片刃剣使い)
好きなモノ:裁縫、料理(自分が食べる分だけ)、野鳥の観察、山菜摂り、色々な人の体験談を聞くこと
嫌いなモノ:贅沢
一人称:おら
プロフィール:
アルフィリースの傭兵団設立から参加している、農民の娘。彼女はアルフィリースの傭兵団に参加するまで、子供のお遊戯程度しか剣を握ったことがなかったが、いきなりの魔王戦でアルフィリースの囮とはいえ、功を成すことに成功する。
それはひとえに、彼女が備えている人間としての能力による。彼女の地元は非常に貧しく、農作物が凶作になることなでまれであり、年に応じて間引きが出たり、女性でも出稼ぎに行ったりすることがある。多くはターラムなどに身売りすることとなるが、中には剣を握る者もいた。ドロシー不作の年に働き手として村を出されることとなったが、その器量からはターラムでは働くことが無理と判断され、剣を持つに至っている。ちなみに地元の村では「農耕牛よりも働く女」として有名だったが、それ以上に大飯食らいであったため、貧しい村では存在を疎んじられたという経緯がある。
だが幸いなことに彼女には剣の才能があった。剣を持って数日の訓練でロゼッタに才能があると言わしめ、さらに彼女の目は一町先の鳥を捕えることができ、耳も鼻も常人の数倍は働く。おまけに夜目も利くため、夜間の偵察に出しても迷うことなく帰還できる。
アルフィリースのことを心から尊敬しており、強く美しく教養まである彼女を精霊のごとく崇拝している。現在ではアルフィリースの親衛隊のように直接の命令で動くような働きをしており、識字すら怪しいものの、その直感の高さで何人もの部下を指揮している。
なおブラックホークのドロシーとは近所住まいであり、こちらのドロシーの名前はブラックホークのドロシーの名前にあやかったという経緯がある。名前が同じということでこちらのドロシーはよく懐いており、大きいドロシーもよく面倒を見ていたが、大きいドロシーはターラムに売られ、後にブラックホークに参加するという経緯があった。小さいドロシーが剣を選んだのも、大きいドロシーの剣技が優れていると言われたのを覚えてのことである。
次回投稿は1/1(木)12:00です。正月は連日投稿します。




