竜騎士の王女、アンネクローゼ
名前:アンネクローゼ=メディガン=スカイロード
年齢:22、人間の女性
外見:172cm、60kg、87/59/90、少しウェーブがかり肩よりも少し長い金のブルネット、金の瞳
職種:最上位竜騎士、ドラゴンの名前はドーチェ、アルロンの二頭
好き・得意なモノ:ドーチェ・アルロンとの遠駆け
嫌い・苦手なモノ:宮廷作法
一人称:私
〈プロフィール〉
ローマンズランド第二公女。男5人、女3人の8人兄弟であり、彼女は下から4番目。上に3人の兄と、一人の姉。下に2人の弟と1人の妹がいる。
スカイロードの一族は、元は武門の家柄であり、全員がそれなり以上に武術をたしなむ。兄達は全員が軍人であり、全員が師団長以上の役目を帯びている。現皇帝も国を統括すると同時に軍人でもあり、自ら竜を駆る竜騎士でもある。若かりし頃は王国一の竜騎士と言われていた。そんな彼に最も似ているのはアンネクローゼだとも言われており、気性もまた近しいものがある。
生来は気高く、自信に満ち溢れた性格。気性も強く、兄や父にも全く譲ることが無い。だが妹の我儘にだけは手を焼いており、いつも振り回されては迷惑している。
王家のしきたりどおり12歳で軍人となった彼女は、軍内でその才能を発揮し始める。もっとも単体の竜騎士としては優秀だったが、徹底した帝王学の影響か、他人を見下したような行動を取る彼女は傲岸不遜とも受け取られていた。だがそんな彼女も、軍に入って数年経ち、運命の出会いを果たす。
当時軍内で評判となっていたルイの部隊に配属されたのだ。横柄な態度と単独行動を取ろうとしたアンネクローゼだが、その瞬間ルイはアンネクローゼの尻を思い切り蹴飛ばした。公衆の面前で地べたにはいつくばらされたアンネクローゼはルイを手打ちにしようとするが、あべこべに折檻されてしまう。
それからもアンネクローゼはルイに徹底的にしごかれたが、良い働きをしたときは思う存分褒めてくれた。いつしかアンネクローゼはルイに懐き、尊敬できる騎士として一目置く態度を取るようになっていた。そしてアンネクローゼ自身もまた、ルイに徹底的に指導をされてからは良い指揮官として生まれ変わっている。冷たく見られがちな彼女だが決して情が薄いわけではなく、自己にも他者にも厳しいだけである。
なお彼女の首の後ろには竜を象ったような模様が刻まれている。彼女はその意味を知らないが、ローマンズランドの開祖であるシグムンドもまた、同じ模様を体に残していたとの記述が残っている。その模様を体に残す者は、当代最強の竜騎士になるとの言い伝えがある。彼女より年上の兄弟と父はその事実を知っているのだが、彼女が増長しないように本人には伏せているのだった。
次回投稿は、1/29(水)12:00です。




