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呪印の女剣士人物紹介  作者: はーみっと
第一幕人物紹介
35/80

エルザを守護する神殿騎士、イライザ

名前:イライザ=ファイディリティ=ラザール

年齢:16

身長/体重/スリーサイズ/容姿:168cm、58kg、83/59/87、金の短髪に・緑の目

職業:神殿騎士(二刀流、双剣使い)

好きなモノ:かわいい服収集、アクセサリ収集

嫌いなモノ:家事全般、猫

一人称:私

プロフィール:

 ラザール家の一員で、アルベルトやラファティとはいとこにあたる。彼女もまた剣士として育てられ、ラザールの運命を受け入れた者である。14で神殿騎士団に入隊、今回成人と同時に巡礼の任務を拝命した。


 彼女の戦い方はかなり特殊である。ラファティが正規の二刀流(二刀流自体が比較的異端だが)なのに対し、イライザはレイピアの様な細身の二刀を使う。つまりラファティの剣技が「斬る・払う」お主体に組み立てるのに対し、イライザは「突く」ことを主体に組み立てる(もちろん斬ることもできる)。また多人数を相手にするときは「双剣」といわれる、通常は馬上で用いる剣を用いる。

 これはイライザの身長よりも長い武器で、重量も結構なものになるため、通常の歩兵は使わない。だがイライザは自分の身が女性であることで腕力に欠ける事を補うために、あえてこの重量のある武器を選択した。これならば回転運動で扱いを補うこともでき、結果として彼女にはとても向いている武器だったといえる。


 今までラザール家に女性騎士がいなかったわけではない。だがその数は非常に少なく、大抵は司祭への道を選択した。だが彼女は後方で守られるよりも、前衛として敵に向かっていく方が性格的に向いていると思い、またアルベルトという憧れが近くにあったことも大きかった。幸いにも彼女は剣の才にも恵まれていたため、騎士として従事することに成功している。なお魔術の方はあまり得意ではない。

 性格もまたアルベルトに似ており、寡黙かつ実直。だがアルベルトほど堅物でもなく、年相応に可愛い物好きであり、また身だしなみにも気を使う。ちなみにベリアーチェやロクサーヌとも仲が良く、妹のように可愛がられている。ベリアーチェにジャスティンが生まれる前は、しょっちゅう二人はイライザの部屋に泊まりに来ていたくらいである。



次回投稿は1/6(月)12:00です。

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