若くして教授となった学者、カザス
名前:カザス=ロウ=トーレンティスク
年齢:18
身長/体重/容姿:162cm、56kg、茶色の短髪(割と坊ちゃん刈り)・瞳に眼鏡
職業:学者(考古学、地学、地理学、天文学、物理学など)
好きなモノ:旅、学問、賢い者
嫌いなモノ:無駄、頭の悪い者、努力しない者
一人称:僕
プロフィール:
彼は貧しい家庭の出身である。彼の父は役人だったが、汚職事件の首謀者に仕立て上げられ、彼が9歳の時に自殺した。母はその時に心を病んでしまいアルネリア教会の養護施設の世話になっていたが、彼が14の時に流行り病で死亡している。以来兄弟のいない彼は天涯孤独であり、一人で全ての生計を立てて暮らしている。
本来は学問所に通えるような身分ではなく、奨学金を利用して学問をしていた。彼は腕力には自信がなかったので父に勧められるまま学問をしたのだが、既に父が亡くなる前には一般教育課程を終えており(普通は13~15歳で終了する)、飛び級で専修課程を学ぶ身分となっていた。
だが奨学金を確保し続けるためにはその成績は常に首席でなくてはならず、また彼は自分でいち早く金を稼げる身分になるため、寝る間も惜しんで学問に没頭し論文を発表し続けた。そんな生活は彼から心の余裕を奪い、若者らしい感性をなくさせた。しかしその甲斐あってか、彼は14歳で教授の役職を与えられ、研究成果を元にした出版物の印税も相まって、もう働かなくてもそれなりの生活ができるくらいの安定した収入を得るに至っている。
だが逆に人生の目標を半分失くした彼は、旅と称して遺跡の実地調査に赴くようになった。それは自分の中に足りないものを補いに行くようでもあり、心の隙間を彼は旅で埋めようとしていたのかもしれない。その過程でカザスはアルフィリース達に出会うわけだが、この出会いは彼にとっても大きな意味を持つようになっていくだろう。
なお学問と同程度以上に今は、ニアに興味津々のようだ。ユーティのインタビューによると、「戦場で戦う女性がなぜあのように可愛らしい性格を保てるのか、その謎を解き明かしたい」ということらしい。
次回投稿は未定




