アルフィリースの師匠、アルドリュース
名前:アルドリュース=セルク=レゼルワーク
年齢:45(死亡時)、男性
外見:172cm/66kg、黒の短い直毛の髪・黒の瞳
職種:マイティーマスター
好きなモノ:?
嫌いなモノ:?
一人称:私
〈プロフィール〉
アルフィリースの師匠にして、大陸で数少ない『マイティーマスター』の称号を得た人物。
この大陸では比較的大きな戦争が人間の間で起きなくなってから、代替戦争とも言える国家間の統一武芸大会が何年かに一度開催されるようになった。合間に魔術大会、学問大会、芸術大会などが行われることを考えると、ほぼ毎年何らかの催しが行われている。
アルドリュースはそれらほとんどに出場し、しかもどの部門でも好成績を治めるなど万能の天才の名を欲しいままにした。そして彼のようなあらゆる分野にわたり活躍するものとして『マイティーマスター』の称号が与えられる(最低魔術と武芸で優秀な成績を治めることが条件)が、彼は歴史上10人目の受賞となり、大陸の騎士たちが知らぬ者が無いほどの有名人。ちなみに称号を持っており存命しているのは現在2人だけである。
アルドリュースは生まれてまもなく魔術教会に引き取られており、実の両親を知らない。8属性以外の多系統の魔術、特に封印術で非凡な才能を発揮した彼は、ゆくゆくは魔術教会で一つの派閥を形成するだろうと言われていたが、20歳であっさりと教会を出奔。その後しばし世界を放浪し、22歳でとある国に士官している。
基本的な武芸は魔術教会でもある程度治めていたのだが、出生や魔術教会の経歴を全て隠した状態で彼は一兵卒から挑戦。最初は文官として知識を発揮したが、その後内政の仕事に携わりながら兵所で一兵卒に交じり訓練にいそしんでいた。やがては戦術における武官としてだけでなく、純粋に兵士としても師団内で10指に入るほどの高い戦闘能力を得る。
その後32の時には師団長にまで出世。その間にマイティマスターの称号も獲得している。王からは伯爵号まで与えられ、王女とのラブロマンスを経て時期国王との呼び声まであったが、彼は35で突然全ての地位を捨て、またしても国を出奔した。その後さらに様々な国や場所を放浪。ミリアザールと面識を持ったのもこの時期ではないかと思われる。そして38の時にたまたま通りかかった村でアルフィリースと魔術教会の戦闘場面に出くわし、自分の魔術成果の無条件提出と、アルフィリースに呪印を施すこと、僻地での隠遁生活を条件に彼女の身柄を確保した。
アルフィリースに呪印を施した結果彼の残り寿命は半減し、その後45で死ぬまでアルフィリースと共に暮らしているが、彼の内心を示した手記は何もないとされている。また多くの友人に囲まれていたものの、親友と呼べるほど彼と親しく付き合っていた人間はほぼ皆無であり、また恋人もいなかった(王女とも噂が盛り上がっただけで、特に約束も男女の関係もなかった)。なぜ彼がこのような人生を送ったのかは、全てが謎である。
次回投稿は未定です。




