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それぞれの不満と苛立ち

 2人目、花形(はながた) (みのる)

 彼の人生は、その名前とは正反対で、スポットライトとは全くの無縁である。

 年齢は19歳。身長は178cmと細身で、黒の短髪に、茶の瞳。顔立ちも、どこにでもいる若者なのだが、一つ違うところと言えば、彼は、高校1年生の時から、4年間自分の部屋の中だけで過ごしている。つまりは、ひきこもり。限られた空間だけが、彼の安心出来る場所なのだ。

 別に、何が気に入らない訳でもなかった。強いて言えば、常に他人との間に、埋められない温度差を感じてきた。適当に友人もいたが、自分だけが何か違い、誰にも自分を分かって貰えない・・・。そんな気持ちが、彼を社会から遠ざけた。

「・・・稔。ご飯、ここに置いておくから・・・」

 鍵のかかったドアの前に立ち、今日も母が、朝食を置いて行く。この4年間、毎日繰り返される光景だ。

 やがて、か細い足音が、戸惑いがちに、部屋の前から遠ざかって行く。

 ひきこもった当初は、母も何とかしようと、稔を精神科に連れて行こうとした。しかし、想像以上に、稔のガードは固く、今では、1日3度の食事だけは運んで来るが、それ以上は近づこうとしない。

 稔には、2人の姉がいるが、彼等は、親の期待に見事に答え、弁護士と公務員をしている。

 つまりは、自分一人だけが、誰にも必要とされず、誰の期待にも答えられない、出来そこないという訳だ・・・。

 稔は、誰も廊下にいない事を確認し、ドアを薄く開け、食事を部屋の中に引き入れる。

 勿論、そんな事をしなくても、この家には、稔を気遣う者などはいない。

「・・・不味いな・・・」

 文句を言いながらも、稔は、朝食を奇麗に平らげる。

 別に食事などしなくても、彼には意味はないのだが、唯一、家族と繋がっている様な気がして、彼は残さない様にしている。

 そして、食べた後の食器を、廊下に戻し、再び部屋に鍵をかける。

 その時、パソコンに、メールが届いた事が告げられる。

「誰から?」

 慣れた手つきで、稔はメールを開く。

そこには、

『なりたい職業は?

 戻りたい時間は?

 今の現状に満足していますか?』

等と書かれていた。差出人の名前は『タイム』。

「うわっ、キモ・・・。何だよ、これ・・・?」

 知らない相手からのメールに、稔は、メールを消そうとするが、その手は途中で止まる。明かに怪しく、宗教の勧誘の様にも思えたのだが、何故だか、消す事はしなかった。

 どうせ、時間は有り余っているし、こんな退屈な質問をする奴を、からかってやろう、そんな軽い気持ちからだった。

「え~っと、職業は・・・」

 稔はふざけて、職業の欄に『吟遊詩人』と入力する。

 歌は好きだが、稔は稀に見る殺人的な音痴だ。彼の歌声を聴けば、空飛ぶ鳥が落ちると、昔、友人達にからかわれた事がある。どうせ嘘だから、適当に書いて、相手を困らせてやればいい。

「戻りたい時は・・・」

 少し考えた後で、稔は、『4年前』と入力する。

 別に未練がある訳ではないが、本当に戻れるのなら、あの時に戻り、やりがいのある何かを見つけたい。そう思っての、返答だった。

 もしかしたら、稔自身、何故自分がこうなってしまったのか、知りたかったのかも知れない。

「今の現状に、満足していますか?」

 その質問には、『全然!』と答える。

 こんな狭い部屋に閉じこもり、家族とも口をきかず、満足など出来る筈はない。普段は考えない様にしているが、むしろ、惨めな位だ。

 稔は、こんな質問をぶつけてきた相手に、軽い怒りを覚える。

「さあ、どう出る?」

 全ての質問に答え、メールを返信し、稔は馬鹿にした様に笑う。今頃、『タイム』と名乗った奴は、自分の馬鹿回答に、呆れ、困っているだろう。そう思うと、少しだけ胸のもやもやが、すっとした。

 程無くして、『タイム』から、返事が届く。

「どうせ、『馬鹿にすんな!』とか書いてんだろ?暇人め!」

 自分の事を棚に上げ、稔は、メールの向こうの相手をせせら笑う。

「・・・えっ?」

 ところが、相手からの返事は、稔の想像を超えた物だった。

 そこには、

『確かに、承りました。『吟遊詩人』、花形 稔様。あなたのゲームへの参加を許可します』

と書かれていた。

「・・・何だよ、これ?ふざけんなよ、俺は名前なんて、教えてないだろうが!」

 パソコンの向こうの見えない相手が怖くなり、稔は、電源を落とそうとする。しかし、どこをどう操作しても、パソコンの電源は落ちない。

「・・・!何が、どうなってるんだよ・・・」

 得体の知れない相手に恐怖を感じ、後ず去っていた念の動きを、何かが止める。稔は、何とか逃げ様とするが、まるで足を縫い付けられた様で、動く事すら出来ない。

 やがて、パソコンの向こう側から、子守唄の様な音が響いて来る。

 それを聞いていた稔は、虚ろな瞳になり、立ったまま、意識を失う。

 パソコンの中から、黒い触手の様なものが伸び、稔の体を捕え、小さな画面の中へと引き込んで行く。

 しばらく後には、稔の姿は、部屋の中から消え失せていた。

「2人目。『吟遊詩人』、花形 稔」

 パソコンの向こうから、あの女の声が響き、楽しそうに笑う。

 そして、花形 稔も、人間世界から消え去っていた。




 3人目、長居(ながい) 文也(ふみや)

 現在、26歳の彼は、フリーターで生計を立てている。そう言えば聞こえはいいが、定まった就職先が決まらないのだ。

 身長は173cm。体は必要以上に細く、がりがりの部類に入る。そのため神経質そうに見え、人からは敬遠されがちだ。肌は白いため、病弱にも見える。

 文也は、田舎から出て来て、そこそこの大学に進学。夢に燃え、色々な仕事を探したが、結果は全て撃沈。それでもあきらめきれず、今も空いた時間で仕事を探しているが、彼を満足させる仕事には、まだ巡り合ってはいない。

 人に言わせれば、理想が高すぎるとの事だが、文也には、妥協という言葉が許せない。

 元々、潔癖な彼は、些細なミスも、相手の何気ない言葉や仕草も、いちいち目に止まってしまう。そのため、どの職場に行っても、人間関係で衝突してしまい、長く続いた試しはない。

 追いうちをかける様に、大学時代から付き合っていた彼女に愛想を尽かされ、最近別れたばかりだ。その理由は、『あなたといると、未来が見えない』との事だった。

 あんな女、こっちから願い下げだ!

 腹の中で毒づいて見ても、気分は虚しいだけだ。

 おまけに、今日受けた面接も、どうも手ごたえが良くない。

 八方塞がりの気分で、文也は肩を落とし、街を歩いていた。すれ違う人間達は、皆、希望にあふれ、自信に満ちており、文也の気分を益々憂鬱にする。

 そんな彼の前に、1枚のチラシが配られる。強引に渡され、文也は思わず受け取る。

 それは、求人募集のチラシだった。日給は1万円以上で、頑張り次第ではプラスアルファもあり。『自分に強い信念を持っている方を募集します』と、文章は締められていた。他には、どこをどう読んでも、仕事の内容は書かれていない。

 文也は、チラシの事で詳しく聞こうと、自分に紙を渡した人物を探すが、短時間の間で煙の様に姿を消してしまっていた。

「・・・あれ?」

 不審に思いながらも、もう1度、チラシに目をやると、面接場所はこの直ぐ近くで、履歴書も不要との事。職歴が多いと、面接先では嫌な顔をされる事が多いが、ここでは大丈夫そうだと、文也は安心する。仕事の内容は、面接先で聞けばいいし、嫌ならその場で断れる。

 多少は、怪しいと感じながらも、おいしい条件につられ、文也は、その足で面接場所へと歩いて行く。

 辿り着いた場所は、表通りにある、立派な佇まいのビルだった。

 その瞬間、今の今まで半信半疑だった文也の、疑心は晴れ、彼の虚栄心は満たされる。こんなビルに入っている会社で働ければ、別れた彼女も、周囲の連中も見返してやれる。

 口端を吊りあげながら、文也は、面接場所へと急ぐ。

 案内された部屋には、立派な紳士が一人座っていた。

 紳士は、文也に椅子に座るよう促し、彼をじっと見つめ、何かを考えている様子。

「・・・あの。チラシを見て、こちらに伺ったんですが、どういったお仕事になるのでしょうか?」

 相手を怒らせない様に、文也は、一言一言を選び、慎重に尋ねる。

「なあに、簡単な仕事ですよ。このビルの警備の仕事です」

 紳士は微笑を浮かべ、文也の問いに答える。

「あなたは、自分に自信がありますか?」

「はい。空手も習得していますので、お役に立てると思います」

 文也は胸を張り、紳士に話しかける。

 とは言ったものの、小学校の時、通信教育の空手を少しかじっただけで、実戦ではほとんど使えないだろう。しかし、文也はこのチャンスを逃したくなかったため、大きな嘘をつく。

「おお、それは素晴らしい。では、幾つかの質問をさせて下さい」

 文也の返答に、満足そうに頷いた後で、紳士は、質問が記載された、1枚の紙とペンを手渡す。

 そこには、

『なりたい職業は?

 戻りたい時間は?

 今の現状に満足していますか?』

等と、幾つかの質問が書かれていた。

「どうぞ。気楽にお答下さい」

 戸惑う文也に、紳士は、笑いかける。

 訳の分らないまま、文也は、回答に取り掛かる。

 『なりたい職業は?』

 この質問については、色々と浮かんできたが、何故か最終的には、『武道家』と書いていた。嘘をついていたため、無意識に、そう書いてしまったのかも知れない。

 『戻りたい時間は?』

 文也は、少し考え、高校時代と答える。過去に戻れるのなら、学生時代にまで戻り、もっと名前の通った大学に進学をしたい。そして、今度こそ、一流の会社にストレートで就職をしてやるのだ。

 『今の現状に満足していますか?』

 変な質問だとは思ったが、文也は、『NO』と答える。後でこの答えについて聞かれれば、この会社に出会えて自分の価値を見出したとでも、適当に答えておこう。

 全ての質問に答え、文也は、紳士に、質問用紙とペンを返す。

 紳士は、それを受取りしばらく考えていたが、やがて顔を上げ、にっこりとほほ笑む。

「おめでとうございます。私どもは、あなたの様な方を待っていました。採用させて頂きましょう」

「あっ、ありがとうございます」

 信じられない気持ちで、文也は、紳士に頭を下げる。

 探しに探して、ようやく見つけた仕事だ、嬉しくない筈がない。

「では、こちらの契約書に目を通し、異論がなければサインして下さい」

 文也は、紳士から渡された契約書に、しっかりと目を通す。内容は確かなもので、おかしなところは見つからなかった。

 内容に満足し、文也がサインをしようとすると、うっかり、ペンを自分の手に突き刺してしまう。

「・・・痛っ」

 少し顔を歪め、文也は、傷口の血を吸い出す。

「おや、大丈夫ですか?」

 紳士が心配そうに、文也を覗きこんで来る。

 文也は、何かを答え様とするが、全身が痺れ、動く事が出来なくなり、やがて意識を失う。

「3人目。長居 文也、『武道家』。あと、一人―・・・」

 紳士に化けていた女神の様な女が、自分の変化を解き、意識を失った文也を見下ろしている。

 そうして、これまでの2人と同様に、文也を連れ去って行く。

 僅かな間に、人間世界から、3人の人間が失踪していたが、誰も、彼等の失踪に気づいた者はいなかった。





 4人目、魚住(うおずみ) 民子(たみこ)

 現在58歳の彼女は、平凡な主婦で、2歳年上の夫との間に、三男一女をもうけている。子供達は、皆、独立し、今は夫との2人暮らしだ。

 彼女の容姿は、152cmの身長に、ぽっちゃりとした体型。髪の毛は黒く染め、短いおばさんパーマをあてている。見るからに豪快なおばさんで、睨らまれでもすれば、気の弱い者ならば、恐怖のあまり逃げてしまいそうな迫力を備えている。

 特に、今日の彼女は、すこぶる機嫌が悪いと来ている。

 理由は、家を飛び出して来る前にあった。

 彼女の子供達は、長男・二男・長女と、順長に結婚し、それぞれに子供も生まれている。最近になり、一番下の息子が結婚し、その息子の嫁との間にトラブルが勃発した。

 他の嫁はともかく、この新しい嫁は、何一つ満足に出来ないと来ている。そのため、人のいい息子が、仕事の後で家事をしている事に我慢が出来なくなり、民子は、嫁を鍛えるべく、あくまで善意のつもりで立ち上がった。

 最初の内は、嫁も大人しくしていたが、何かと口うるさい民子の嫌気がさしたのか、段々と反抗する様になって行った。そして、事態はそれでは収まらず、息子が、ほっておいて欲しいと言ってきたのだ。それだけでなく、夫とまでもが、嫁の肩を持ち、民子を非難してきた。

 夫のその言葉に、民子はキレる。

 思い返せば、結婚した当初は、夫は、常に姑の肩ばかりを持ち、戸惑う民子の味方には、一度もなってくれた事はなかった。姑は厳しい人で、かなり苦労をさせられた。姑が亡くなり、ほっと一息ついたと思えば、夫は、今度は嫁の味方に着いた。

 家族のためにやった事を非難され、民子は頭に来ていた。

 通り過ぎたショウウインドウの前で、民子は、ふと足を止める。そこには、どこか疲れた、小太りなおばさんが映っていた。

 こんな筈ではなかった・・・。

 ショウウインドウの中に飾られた、細いマネキンを見つめ、民子は、ため息をつく。

 結婚前は、女優並の美貌の持ち主で、交際の申し込みは後を絶たなかった。付き合う相手にも、男友達にも、不自由した事はない。

 それがなんの因果か、22歳の時、親の勧めで見合いをし、今の夫と知り合った。公務員だし、寡黙で真面目、親の強い勧めもあり、安定を求めて結婚に踏み切った。

 結婚生活は、退屈な位安定し、波風もなかった。直ぐに、4人の子供にも恵まれ、世間一般には幸せだったと思う。

 しかし、この36年間、心のどこかで、何かやりきれない思いがあった。

 もし、夫と結婚せずに、別の人を選んでいれば?

 それとも、仕事を手につけ、キャリアウーマンになっていたら?

 色んな事を考えてみるが、全ては遅すぎる。

 やり直すには、自分はあまりに年を取り過ぎた。

 とにかく、夫との結婚は失敗だった・・・。

 ため息をつき、肩を落とし、民子は再び、街をあてもなく歩き始める。

 しばらくすると、民子に、一枚のチラシが配られる。相手を見てみると、今時の若い女の子が、可愛らしく微笑んでいる。

 渡されたチラシには、『若さを取り戻して見ませんか?あなたらしい美しさを保証します。人生をやり直しましょう』と書かれていた。どうやら、エステの観誘らしい。

 アホらしいと、民子はチラシを捨てようとするが、ある文字に、その目が釘つけになる。そこには、無料(タダ)と書かれていた。

「ねえ、あんた。これ、本当なの?本当に、無料?」

「はい。10分間の体験コースは無料となっております」

 若い女は、微笑みながら、民子に答える。

 民子は、この世で一番、『無料』という言葉が大好きだ。怪しい謳い文句はともかく、無料という言葉に、強く惹かれる。それに少しは、このくさくさした気持ちが、晴れるかも知れない。

 若い女に案内され、民子は、お洒落なエステサロンへと案内される。そこで10分間、サービスを受ける。女の腕は確かで、民子のささくれた気持ちは、彼女のフェイスマッサージで、たちまち癒されて行った。

「お客様、いかがでしたでしょうか?」

 ロービーでくつろいでいた民子に、若い女が話しかけ、お茶を差し出す。

「ええ、とても気持ち良かったわ。あんた、腕がいいわね」

 すべすべになった自分の肌をさすりながら、民子は、満足気に答える。

「ありがとうございます。申し訳ありませんが、アンケートにお答え頂いてもよろしいでしょうか?」

 そう言い、女は民子に、アンケート用紙とペンを差し出す。

 民子がそれを受け取ると、そこには

『なりたい職業は?

 戻りたい時間は?

 今の現状に満足していますか?』

等と書かれていた。

「お答え頂ければ、当店のオリジナルの香水を差し上げます」

 一瞬は、エステとはあまりにかけ離れた質問に、民子は首を傾げるが、女の『無料』の言葉につられ、アンケートに取り掛かり始める。

 『なりたい職業は?』

 この質問には、歌手や女優、大富豪の妻など、幾つか候補は浮かんだが、自分を顧みない夫と生意気な嫁を、丸焼きにしてやりたいという思いに駆られ、気がつけば『魔女』と書いていた。魔法が使えれば、大抵の事は簡単に解決するだろう。

 『戻りたい時間は?』

 民子は迷わず、結婚前と答えた。今から過去に戻れれば、何があっても、今の夫とだけは結婚はしないだろう。あんな真面目だけが取り柄の、思いやりのない男など、こちらから願い下げだ。

 『今の現状に満足していますか?』

 その問いかけには、『冗談じゃない!』と書いた。満足どころか、ずっと後悔してきていたのだ。もしかしたら、自分には、他の道があったのではないかと・・・。

 全ての質問に答え、アンケート用紙とペンを、女に渡す。

「ありがとうございます。では、こちらをお受け取り下さい。この香りには、特別に、リラックスの効果が含まれています」

 民子に香水の瓶を渡し、女は微笑む。

「へぇ、リラックスねえ・・・」

 女の手から香水の瓶を受取り、民子は何気なく、自分に一振りする。

「・・・?」

 柑橘系の爽やかな香りがしたが、その直後、民子の体はしびれて行く。目の前で微笑んでいる女の顔が歪み、民子は意識を失い、ソファの上に体を投げ出す。

「最後の一人。『魔女』、魚住 民子。これで、やっとゲームが始められる」

 例の女神の様な女が、元の姿に戻り、民子を楽しげに見下ろしている。

 そして、これまで同様に、民子を連れ去り、自分の世界へと戻って行く。

 こうして、目的も知らされぬまま、人間世界から、4人の男女が連れ去られた。



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