『後藤内則明、白河院に合戦の物語し速記道具一式を給わること』速記談4022
白河院の御代、後藤内則明が、もう随分年老いていたが、前九年合戦の物語をさせるため、召し出された。則明がまず、朝臣様が鎮守府を出立なさり、秋田の城に到着なさったとき、薄雪が降っていたのを、武士たちは、と語り始めると、院は、そこまででよい。十分幽玄な話だ、とおっしゃって、速記道具一式を給わった。
教訓:恐らく、話が長くなりそうなので、速記して、反訳して、本にして持ってきてほしいという御要望かと思われる。
白河院の御代、後藤内則明が、もう随分年老いていたが、前九年合戦の物語をさせるため、召し出された。則明がまず、朝臣様が鎮守府を出立なさり、秋田の城に到着なさったとき、薄雪が降っていたのを、武士たちは、と語り始めると、院は、そこまででよい。十分幽玄な話だ、とおっしゃって、速記道具一式を給わった。
教訓:恐らく、話が長くなりそうなので、速記して、反訳して、本にして持ってきてほしいという御要望かと思われる。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。