6話 藤堂の狙い
藤堂の狙い
「終わったわ。で、そっちはどう?」
私アミは睦との話を終え、元の部屋に戻り、尋問していた、令華に聞いた。
「ああ、分かったよ。藤堂の能力と悪魔の能力が論点だ。結論を言う。かなり危ないことをしていたみたいだな。自分の命を削り悪魔憑き量産する計画だったようだ。普通は自身の魂までは使えない。だが、この子の能力は、魂をエネルギーとして使うことができる。まあ、吸収もできるらしいが、この子はそれを行っていない、そして、能力を使って、悪魔能力の配下を作る力で、7体の悪魔憑きを作り、それを悪魔将軍に捧げるつもりだったようだな」
「いや、それは……、捨て身過ぎない?」
「そうだな、だから、止める必要があったようだ、うっ!!!」
急に、令華が倒れた、
「大丈夫!? 皆令華が!」
周りを見渡すと、紀光全員が倒れている。睦なんて、映像が消えていた。
「ちょっ、どういう事!? どうしたの!?」
「あ、あいつが戻ってきた。データが流れ込んでくる」
「え、あいつって?」
「……神奈だ、いや詳しく言うと、我等の大元、神成だ」
「え、そんな人物がいるの? いや、神奈は聞いたことあるけど神成は聞いたことないわよ」
「……あ、後で説明する。とりあえず、藤堂を抑えないと逃げられる!」
「あ!」
いつの間にかいない。
「藤堂が逃げたわ! 探さないと」
「分かったけど、希和たちをこのままにしておけないよ。だから、僕はここに残る!」
皐月のいう事も尤もだわ。ならここは、
「私と雛で行くわ!」
「お願い!」
「え、あ、うん」
すこし、雛が戸惑いながら付いて来てくれた。
追跡
さて、部屋から出たけど、何処に逃げたのかしら? とりあえず、爺さんの所に行ってみようかしら?
「と、とりあえず、ルーの所に、い、行ってみる?」
「そうね、探しつつ行きましょう」
しかし探しても見つからず、ついには、爺さんの所に来てしまった。
「こっちに、藤堂来なかったかしら?」
「いや来とらんが、どうしてじゃ?」
不思議そうに、此方に聞いてくる、ルー爺さん、どういう事?
「いや、さっきまで捕らえていたのに、何処かに消えちゃったのよ」
「成程のう。それなら、少し心当たりがあるのう」
「教えて!」
「なら、そちらに向かいながら、話すとするか、こっちじゃ」
「ええ」
爺さん速! 走るの速! 追いつけない、なんとか追えてはいるけど。
「行く場所を考えるなら、一度ここを出たのかも知れんのう。そしてほかの世界のこの場所に入って、そこで事を起こすつもりじゃろて」
「どこまで、死にたがりなのよ」
と言う事は、あそこね。鸛の発進場所。と言う事は、かなり急がないとじゃない!




