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人探しの戦闘機工  作者: 月読雨月
七章 南極奪還
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6話 藤堂の狙い

 藤堂の狙い




「終わったわ。で、そっちはどう?」


 私アミは睦との話を終え、元の部屋に戻り、尋問していた、令華に聞いた。


「ああ、分かったよ。藤堂の能力と悪魔の能力が論点だ。結論を言う。かなり危ないことをしていたみたいだな。自分の命を削り悪魔憑き量産する計画だったようだ。普通は自身の魂までは使えない。だが、この子の能力は、魂をエネルギーとして使うことができる。まあ、吸収もできるらしいが、この子はそれを行っていない、そして、能力を使って、悪魔能力の配下を作る力で、7体の悪魔憑きを作り、それを悪魔将軍に捧げるつもりだったようだな」


「いや、それは……、捨て身過ぎない?」


「そうだな、だから、止める必要があったようだ、うっ!!!」


 急に、令華が倒れた、


「大丈夫!? 皆令華が!」


 周りを見渡すと、紀光全員が倒れている。睦なんて、映像が消えていた。


「ちょっ、どういう事!? どうしたの!?」


「あ、あいつが戻ってきた。データが流れ込んでくる」


「え、あいつって?」


「……神奈だ、いや詳しく言うと、我等の大元、神成かみなだ」


「え、そんな人物がいるの? いや、神奈は聞いたことあるけど神成は聞いたことないわよ」


「……あ、後で説明する。とりあえず、藤堂を抑えないと逃げられる!」


「あ!」


 いつの間にかいない。


「藤堂が逃げたわ! 探さないと」


「分かったけど、希和たちをこのままにしておけないよ。だから、僕はここに残る!」


 皐月のいう事も尤もだわ。ならここは、


「私と雛で行くわ!」


「お願い!」


「え、あ、うん」


 すこし、雛が戸惑いながら付いて来てくれた。




 追跡




 さて、部屋から出たけど、何処に逃げたのかしら? とりあえず、爺さんの所に行ってみようかしら?


「と、とりあえず、ルーの所に、い、行ってみる?」


「そうね、探しつつ行きましょう」


 しかし探しても見つからず、ついには、爺さんの所に来てしまった。


「こっちに、藤堂来なかったかしら?」


「いや来とらんが、どうしてじゃ?」


 不思議そうに、此方に聞いてくる、ルー爺さん、どういう事?


「いや、さっきまで捕らえていたのに、何処かに消えちゃったのよ」


「成程のう。それなら、少し心当たりがあるのう」


「教えて!」


「なら、そちらに向かいながら、話すとするか、こっちじゃ」


「ええ」


 爺さん速! 走るの速! 追いつけない、なんとか追えてはいるけど。


「行く場所を考えるなら、一度ここを出たのかも知れんのう。そしてほかの世界のこの場所に入って、そこで事を起こすつもりじゃろて」


「どこまで、死にたがりなのよ」


 と言う事は、あそこね。鸛の発進場所。と言う事は、かなり急がないとじゃない!


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