1話 南極のコウノトリ
南極のコウノトリ
第5世界に着いたところで、私こと式は、機工にある太陽神探しアプリを起動(アポロンが作別れ際に渡してきた)すると、
「今度は南極だよ!」
「「な、南極!?」」
「ええ、だから、今回は装備をそろえるわよ」
そう告げると、皐月は端末を出して少し考える。
「ええっと必要なのは、っとまず防寒着、食料、氷の海を行ける船、砕氷船かな?」
「そうね、皐月。でも、雛に質問なんだけど」
「な、何かな?」
「戦闘機で向かう事は可能?」
「ね、燃料を変えたらいけるかも?」
「ありがとう、じゃあそれで行くかな?」
「少し待ちなさい」
いきなり、フワルがやってきて私たちに待ったをかけた。
「いや~ついて来てよかった~。実を言うとこの辺に、南極へのショートカットがあるんだよね~」
「へ? そんな便利な物がなんでこの近くに?」
「ああ、それがね~。コウノトリが全世界に赤ちゃんを運びやすいように、至る所にショートカットが貼られてあるんだ。まあ気付かないよね~」
「成程、だからコウノトリが群れで飛んでいるのは見れないのね」
「そゆこと。じゃ、準備ができ次第行くと良いよ~」
「ありがとう」
そのまま、フワルとは別れた。近くの3Dプリンターを使い、防寒着を作成。次に食料を買ってっと。
「後何かいるかしら?」
「カイロとか?」
「あー、カイロいるかも?」
「と、とりあえず買う? あ、後、火をつける物もいるかも固形燃料と、マッチかな?」
「そうだね」
カイロを買って、後、固形燃料とマッチを買って、これで良し。ショートカットの前に立ち、
「じゃあ行こうか」
と言うと、二人は
「う、うん」
「OK」
と返してくれたので、ショートカットに触れて跳んだ。




