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人探しの戦闘機工  作者: 月読雨月
四章 賢者の吸石
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18話 不審者

不審者




「気づかれるとは意外ですね。ステルス迷彩も付けているのですがね」


なんか学者風の男が二人現れたわ。なんか不気味な雰囲気ね。そしてあの石は何? アレが一番危なそう。なんかそんな気がする。


「じゃあ、そこにある悪魔の死体をもらいますよ」


死体が磁石に吸い寄せられるかのように石に吸い込まれていく。私たちは呆然とそれを見ていて、


「ではごきげんよう」


と二人は階段を上がっていった。


「なんだったんだろ? 今の人たち」


「とりあえず戦闘にならなくてよかったわ」


「うん、あの石、ヤバそうだったもんね」


「うん」


「そうだね~」


「おい!」


飯野さんの声で、皆そちらを振り向くと、


「真井はどこに行ったか知らないか?」


「そういえば、さっきから見てないわね」


「という事は、そういう事か!」


とさっきの男たちを追いかけだす。え、どういう事?


「何がどうしたの?」


「おそらくだが、あの石に真井は囚われたんだ」


「え! じゃあ」


「ああ、早く助け出すぞ!」


「ええ!」


誰もいない都まで出て、当たりを見渡すけど、


「あ、私たち、ここに、太陽神を探しに来たのよね? 雛! 頼んでいい?」


「わ、分かったよ」


「僕も行くよ!」


 奈波と雛が行く。それにしても、あいつら素知らぬ顔で誘拐なんて!

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