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人探しの戦闘機工  作者: 月読雨月
四章 賢者の吸石
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11話 聞き込み開始

 聞き込み開始




翌日、起きてすぐに、ウエアの元に向かい、


「外に出たいのだけどいいかしら?」


「いいですよ」


という事で街に出た。うーん、久しぶりってわけでもないけど、久しぶりな気がする外! 良いわね。風が熱いわ。


「で、どうするんだい? その位置アプリは、どの範囲まで特定できるんだい?」


「へ? 地球の裏までよ」


「じゃなくて、細かい範囲まで見れるのかなって、例えばこの人のポケットに入っているとか」


成程、最大範囲でなく、最小範囲の話ね。


「あーそういう感じね。たしかに分かったらいいんだけど、そこまで人物を絞り込めないのよ、この地図の感じだと……ほら、あそこの10人誰かはわからないわ。って感じで」


「って、そ、そこの中に、い、いるの?」


私の指さした人だかりに確かに反応がある。ってええ! たしかに反応ある! けど、あの中の誰かはわからないわね。


「そうね! あの中にいるわ! どうする、聞き込みする?」


「私は行くわ。だって、このまま行くと私死ぬらしいのよ! それなら、あの人に、福留師匠に会いたいもの!」


やっぱり、真井は死ぬかもしれないから必死ね。


「じゃ、じゃあ頑張ってね?」


「あー、うん、頑張るわ。あんた役に立たなそうだし」


「ひ、ひど、い」


「でも人に話しかけるのは」


「に、苦手」


「よね」


という事で、情報まとめを雛に任せるという話で、私たちは聞き込みに向かったわ。

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