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人探しの戦闘機工  作者: 月読雨月
二章 日本海戦
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16話 模擬戦

模擬戦



「対戦可能な機工を確認、今より仮想空間での対戦を開始します。手持ちの装備を確認、機工の他の武器も確認、そちらの装備も反映します……機工と器工を認識。器工を武工に変更、使用の際は武工装備と唱えてください。対戦可能になりました。任意のタイミングで開始と念じてください」


 僕は、開始。と念じて瞳を開ける。いや実際には目を開けていないんだけど、仮想空間で目を開ける。そこには、さっき戦う約束をした、雛がいる。場所は平原、つまり雛の有利なフィールドだ。それでも、


 「僕は負けないよ! 機工装備展開、機銃二隻分!」


 これで、雛は飛ぶことができないだろう。そして、僕にはお婆ちゃんからもらった小野がある。まず機銃に命令を出して、機銃に雛を狙わせる。すべての機銃が撃ち始めるが。雛はその場から動かず、刀を構えている。それならかまわず一斉射を命令。これで勝ちだろう。そう思っていた時期がありました。


「な、なんで!」


「あたしは自身で魔力が作れないの。けど、体外の魔力なら一番うまく使えるの!」


刀が、すべての攻撃を吸収したような気がする。どうなっているんだろう。興味がわくが、今はその時じゃないよね。


「武工装備! 雷切! 機工装備!F-2」


武工と機工を装備? そんな無茶な! 脳が、ってそうか、さっき紫波が言ってたね。武工と機工は違う物だって。なら僕にも出来るかな。ってかなりの速さで接近してくる! あの速さ、あの時の式の腕を切った男より速い!


 「やるだけやるよ! 武工装備! イージスの盾!」

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