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短編集  作者: まさるしー
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車、空、お弁当

男子学生が二人河原で寝そべっている。

「……隙だなぁ」

あくびを噛み殺しながら一方が言うと

「空が青くて吸い込まれそうだなぁ」

もう一方が答える。

「こんな天気のいい日には彼女の手作り弁当をもってピクニックいきたいなぁ」

「えっ!?彼女できたん?」

「いるなら、ここで暇だなぁとか言うてないよね」

「もし彼女が出来たらどんなデートするよ?」

「まず赤い二人乗りのスポーツカーで登場するやろ?」

「ベタやなぁ……」

「んで赤いバラを差し出してかしづくやん?」

「おうおう、見てるだけで恥ずかしくなってくるわ」

「彼女の手をとって歩いてファミレスかな?」

「いきなり庶民的やん!つか、赤いスポーツカーの意味は!?」

男子学生の一人がガバッと起き上がり相手の顔を見る。

「まぁ聞けよ。俺、すぐに迷子になるやん?」

「あぁ。学校で100年に一度の方向音痴言われとるな」

「交通ルール気にしながら運転して、彼女にドキドキとか」

「……事故るな。でも、せっかくのスポーツカー……」

「あぁ!!いいこと思い付いた!!お前が助手席にのってナビしたら交通ルールもドキドキもせんですむ!!」

「しゃーねぇなぁ、親友のデートの成功のために一肌脱いでやるわ」

「マジ、サンキュー!!これで完璧なデートができる!!」

「あぁ。彼女の友達を俺にも紹介してくれよ」


ツッコミ不在の妄想話を夕日が照らす。

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