表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集  作者: まさるしー
17/72

流、鏡、水

あぁ、なんてことだろう。

誰か頼む、頼むから嘘だと言ってくれ。

思えば気づけるチャンスはいくらでもあった

のに。

あなたの声が僕を責める。

「スマホばかり見つめて……取り返しのつかないことになっても知らないよ」

たった数歩前、鏡に写る自分を横目で見て驚いたときになぜ、しまうことができなかったのか。


たったひとつの選択ミスが僕をこの部屋に閉じ込める。

隣の部屋から水の流れる音がする。

誰かの軽やかな足取りが遠ざかっていく。

あぁ、僕をおいていかないでくれ。


かみに見離された男は震えるおしりをさすり途方にくれるばかり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ