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第三十話:お兄さん……お兄ちゃん?

 私は今、長く広い廊下を歩いている。

 目の前には、スナイパー渋沢が時折此方を振り返り、「此方です」「この角を左に曲がります」と一々教えてくれていた。

 向かう先は、乙女ちゃんの部屋。


 それにしても、と私は先程の事を思い出す。

 スナイパー渋沢にそんな過去があったなんて……。それに父も……。


 彼が言っていた出来事。

 それは、私にも心当たりがある。恐らくあの時だ。

 私は父に、『オヤジ達の沈黙』の新巻が出るので、買ってきて欲しいと頼んだ事があった。

 しかし、結局父はそのお使いを果たせず、私は父に、


『この、役立たずがっ!』


 と言い放った。


『そんな、ミカたん! これには深い訳が! パパ、いたいけな少年の心を救ったんだよ? その少年に感謝されたんだよ?』

『どうせまた、エロイ話でも言ったんでしょ!』

『そんなっ! ミカたんヒドイ!』


 そんな当時の会話を思い出す。


 父ってば、本当の事を言っていたんだね。ちょっとだけ見直した。

 そんでもって、ちょっとだけ罪悪感……。

 ごめんよ、父……。




「そう言えば、何でスナイパー渋沢の格好を止めちゃったんですか?」


 私がそう訪ねると、前を歩く彼が、青い目で此方をチラリと見て言った。


「輝石様に言われたんです」

「……きせきさま?」

「ああ、お嬢様のお兄様です。あの方は、美しくないものはお好きではないので。私の格好を見た輝石様は、あの格好を止めなければ、お嬢様の執事を下ろすと仰ったんです」

「っ!! 何ですかソレ!? 凄い横暴なお兄さんですね」

「いえ、一ノ瀬様。その様にあの方を悪く言わないで下さい。あの方は凄い方です。

 ご自分の道をご自分でお決めになり、フランスにまで渡って、その道の勉強をなさった方ですから……。私は、尊敬に値すると思っております」

「……そうなんですか……ん?」


 ちょっと待てよ? きせき? きせきって何処かで聞いたぞ?

 それにフランス? んん!?


「あの、因みに、きせきって如何書くんですか?」

「はい、輝く石と書いて輝石ですよ」

「……もう一つ因みに、スナイパー渋沢って、兄弟います?」

「?? 何でそんな事を? はい、おりますよ。流音と言う兄が一人。如何してですか?」


「二゛ャーー!!」


 私はズザザッと後ろに退く。

 スナイパー渋沢は、それを困惑した様に見ていた。


「い、一ノ瀬様!?」


 ち、ちちちちょっとまてぃ!!

 あの男、あの男って、乙女ちゃんのお兄さん!?

 んでもって、あの金髪イケメンは、スナイパー渋沢のお兄さん!?

 って、事は――……。


「居ますか!?」

「はい?」

「だから、その人たちは今、ここに居ちゃいますか!?」


 目の前に居るスナイパー渋沢は、目を大きく見開き、私を見ている。


 た、隊長ーー!! 大変であります! ここは、敵の根城でありました!!

 なにぃ!? ここは一先ず、敵に鉢合わせしないよう、心掛けるのだ!

 イィエッサーー!!


 スナイパー渋沢は、私の言葉に困惑した顔で答える。


「いえ、輝石様は、昨日から外に出向かれておりますよ。何でも、大事な人を探すと仰っていました」

「では、今ここに居ないんですね!?」

「?? ……ええ」


 戸惑いながらも頷く彼を見て、私はホッと胸を撫で下ろす。


 でも、大事な人って……もしかしなくとも私の事か!?

 フッ、でもまぁ、敵もまさか、その探している本人が、自分の根城に居るとは思うまい。

 それに私には、このシールドである、Myオアシスがある!

 これさえあれば、たとえ鉢合わせしたとしても、回避できる筈!


 そんな事を考えていると、スナイパー渋沢が立ち止まった。


「ここが、お嬢様のお部屋です」


 そう言って彼は、大きな扉の前に立った。

 そして、扉をノックし開けると、そこには乙女ちゃんや同志、そして日向真澄が居た。


「お嬢様、一ノ瀬様をお連れ致しました」

「まぁ、結構早かったですわね! 下手をすれば、一日中見つからない事もありますのよ」

「って、おい! どんだけ入り組んでるんだよ、この家!」

「まぁまぁ、今は一ノ瀬さんが見つかった事を喜ぼうよ」


 彼らの会話を聞きながら、私はスナイパー渋沢の背中を食い入るように見ている。

 今、彼の注意は部屋の中へと向いている。

 私は瞳をキラーンと輝かせる。


 フフフ……背中が、がら空きよ! スナイパー渋沢!


「スキあり!」


 私はそう叫ぶと、スナイパー渋沢の背中にタックルをかました。


「っ!! い、一ノ瀬様!?」


 スナイパー渋沢は、ビックリして私を見下ろしている。

 私はそんな彼に向かい、ニヤリと笑うと、手を彼の腹の方へキュウッと回した。


「ぬはは! 甘い、甘いよ、スナイパー渋沢! 私がそうみすみす、ハグのチャンスを逃すとでも!? 私に、背中&隙を見せた事が運のつきですよ!!」


「っ!!? 一ノ瀬、お前何やってんだよ!」

「あ、同志! やりましたよ! いま私、スナイパー渋沢にハグしています!」

「いやー、お姉さま! ここは主人であるわたくしにハグするべきですわー!!」

「うわー、出た! 一ノ瀬さん最強伝説!」


「い、一ノ瀬様、離れて――ひっ!!?」


 スナイパー渋沢が、微かだが悲鳴のようなものを上げた。

 私は彼を見上げる。

 彼は口に手を当て、顔を赤くして、あらぬ方を見ている。

 今、私は彼のわき腹に触ったのだ。

 ニタリと私は笑う。


「スナイパー渋沢の弱点、見破ったりぃ!!」


 そう叫ぶと私は、彼のわき腹をくすぐりにかかる。


「〜〜〜っ!!」


 スナイパー渋沢は、声を上げないように必死で口を押さえている。身をよじって私の手から逃れようとするも、私の手はしっかりガッチリ、彼のわき腹を捉えていた。


「ふはは! いつまで我慢していられるかな? この私のフィンガーテク、とくとお見舞いしてくれる!」


「イヤーン、お姉さま! くすぐるなら、わたくしにぃーー!!」

「一ノ瀬、いいから止めろ! って言うか、離れろ!」

「普通、あそこまで美形な人に、あんな事出来ないよ。一ノ瀬さんって凄い……」


 そして、とうとうスナイパー渋沢は、膝を付く。

 しかし、それでも声を上げようとしなかった。


「ムムゥッ、ではこれでどうだ!」


 私は、わき腹だけでなく、至る所をくすぐりに掛かった。


「〜〜〜っ!!」


 やはり、それでも声を上げない。

 我慢しすぎて、耳まで真っ赤になって、目には涙まで浮かんでいるというのに。さすがスナイパー渋沢。天晴れな我慢強さである。

 それにしても――……。


「同志、凄いですよ! さすがスナイパー渋沢! 筋肉ムキムキです!」

「ってお前、何処触ってんだよ! 触るならオレにしろ――あ」


 はい? 今なんと?


 私は同志を見た。

 彼は顔を真っ赤にさせ、しまったと言う様に口を手で覆っている。


「え? 同志もくすぐられたいんですか? 変わってますね……。でもちょっと待って下さい。スナイパー渋沢を笑わせてから――おおぅ!?」


 ガシッと両手首を掴まれた。

 そろっと見てみると、スナイパー渋沢が私の手首を掴んでいる。

 肩で息をし、目に涙を浮かべるスナイパー渋沢。しかし、すぐさま息を整えると、ギロリと私を睨んできた。


「う?」

「一ノ瀬様? おふざけが過ぎます。いくら一ノ瀬様でも、流石に怒りますよ!」


 ス、スナイパー渋沢、怒った! こ、こあいよぅ! 青い目で睨まれると、物凄くこあいよぅ!


 私は一気に気持ちが沈み込み、目に涙が浮かんでくる。


「はぅっ、調子に乗りすぎました。ごめんなさいです。でも、でも、スナイパー渋沢、さっき握手した時、手袋したまんまだったんで、何か物足りなくて……それに、嬉しかったんですよぅ」


 ぽろぽろと、涙が溢れて来るのを止められない。


 だってまさか、怒られるとは思ってなかったしぃ、あのスナイパー渋沢が本気で怒ってるしぃ……。でも、ちゃんと言わなくちゃ。だって彼は、数少ないオヤジ達のファンだもの。


「ウー、オヤジ達の沈黙の愛読者と知って凄く嬉しくて。だから、調子に乗っちゃいましたぁ。ごめんなさいぃ、えぐっ、だからそんなに怒んないで下さい。こあいよー」


 不意に手を放され、恐る恐る見てみると、困惑したようなスナイパー渋沢が。


「こら、杜若! てめー、一ノ瀬の事、泣かすな!」


 顔を真っ赤にして怒った同志が、私の前に立って、スナイパー渋沢に向かって怒鳴る。


「ふえーん、同志も怒んないでー」

「え? いや、うっ、ごめん、一ノ瀬……」


 私が同志の袖を引っ張りながら言うと、同志が困ったように謝ってくる。

 その時ガシッと、横から誰かに抱き締められた。


「いやーん、泣いてるお姉さま、かわゆいですわーー!! わたくし、萌え死にしそうです!!」


 乙女ちゃんだった。

 彼女は私に抱きつくと、すりすりと頬擦りしてくる。


 いや、乙女ちゃん。今、涙でべとべとだから……。


「……凄いなー、一ノ瀬さん。流石に俺もキュンとしたかも。一ノ瀬さんって可愛いんだね」


 そんな、日向真澄の声が聞こえてきた。

 同志がギロリと奴を睨み、乙女ちゃんが訳の分からない奇声を発した。


「んまー、聞きまして皆さん! やっぱり日向真澄は、わたくしとお姉さまの仲を引き裂こうと――」

「だから違うって! 如月君も、そんなに睨まないでよ。俺には心に決めた人がいるって言ってるじゃん。

 今のは、素直に感想を言っただけだって」


 と、その時、私の前に手が差し出された。

 見ると、苦笑したスナイパー渋沢が私に手を差し出している。それも手袋を外して。


「考えてみれば、手袋をしたまま握手したのは失礼でしたね。申し訳ございません、一ノ瀬様」

「……もう怒ってない?」


 恐る恐るそう聞くと、にっこりと笑って頷くスナイパー渋沢。胸ポケットから、ハンカチを取り出して、私の涙を拭いてくれる。


 ……お、おおおお許しが出たぞーー!! もう怒ってない! 怒ってないってー!!

 さすがスナイパー渋沢! 女と泣いている子供にはめっぽう弱い、心優しきスナイパーであります! 髭など無くても、スナイパー渋沢は渋沢であった!!


「えへっ」


 ほにゃっと頬が緩むのを感じる。

 私は両手で、差し出された手を握った。


「えへえへ」


 頬が緩んだ状態で、隣にいた同志を見上げると、何故か同志は憮然とした顔をしていた。二へラッと笑った状態で首を傾げると、今度は抱きついたままの乙女ちゃんを見た。彼女は、幸せそうな顔で、私の腕を抱き締め、肩に頬を乗せている。

 日向真澄は……無視した。

 スナイパー渋沢を見ると、彼はポケットにハンカチを仕舞う所であった。

 そして、私を見るとフッと笑い、


「涙が止まったようで、よろしかったです」


 それから、少し困ったような顔になると、頬を掻きながら言った。


「その、一ノ瀬様は、私をオヤジ達のファンだと言っていましたが、実は私、あの『夜明け前のスナイパー』しか読んでおりません。なので、ファンと呼んでよいものかどうか……」

「フン、俺にしてみたら、そんなのは邪道だな」


 同志が不機嫌そうに言った。


「それでもいいんです。晃さんも言っていました。この本の面白い所は、一巻一巻で、全く別物のようで、それぞれに固定のファンがついたりする所だって。

 全部読んでいる人でも、個人個人で好きな物語は分かれるんだって言ってました。

 因みに、私はこの前読んだ、『オデンの出汁はトロピカル』が好きでした。同志は何が好きでした?」


 私がそう尋ねると、同志は考える様に腕を組んだ後、ポツリと言った。


「……マグロ漁船……」

「ほほう、マグロ漁船ですか! あの巻は、バタフライるみ子が大活躍ですよね。働くオヤジではなく戦うオヤジに分類されている所がまた憎いです!」


 説明しよう!

 同志の言ったマグロ漁船とは!

 『オヤジ達の沈黙 第九巻 マグロ漁船で君を釣る』の事である!

 主人公はマグロ漁船の船長、船橋。

 因みに、るみ子は彼の釣り上げた、カジキマグロに埋め込まれたマイクロチップを奪還するべく、彼の船へと潜入。そして、マグロをめぐっての船橋との熱い戦いを繰り広げるのだ!

 その中でも心理戦は、るみ子の美貌を最大限に生かしたお色気攻撃。かなりセクシー路線の物語である。


 そして私は、同志をまじまじと見、ポッと頬を赤らめ、目を逸らした。


「……同志のエッチ……」

「んがっ!! そ、そんなんじゃねぇ! そんなんじゃ断じてねーぞ!」


 かなり焦った様に同志が言う。

 しかし、晃さんは言っていた。マグロ漁船を好きな奴は、むっつりスケベだと……。


「ねぇ、ちょっと待ってよ! 一体、何の話な訳!?」


 日向真澄の言葉に、ハッとすると、私と同志以外は、訳の分からないと言う顔をしていた。


 おおっと、いかんいかん。話が脱線してしまった。


 私はスナイパー渋沢を見上げ、拳をグッと握り締めると言った。


「ですので、スナイパー渋沢! そう言う事ですから、堂々と親父たちのファンと豪語してもいいんです!」

「……はぁ、分かりました……」


 何とも曖昧な顔で頷く、スナイパー渋沢。


 ふはは! これで親父たちのファンが増えました!

 おいおい、他の物語も進めてみる事に致しましょう! 真のオヤジストとなる為に!


「あら、お話が落ち着きましたわね。ではお茶に致しましょう? 勿論、お姉さまはわたくしの隣ですわよ」


 そう言うと、乙女ちゃんはうきうきと私の腕を引っ張り、隣の部屋へと移動する。

 そこにはテーブル。そして、その上にはお茶とお菓子が用意されていた。


「はぁ、よかった。ちゃんと俺の分も用意されてた……」


 後ろで、日向真澄の呟きを聞いた。


『乙女ちゃん、彼の分も用意しちゃったんですか? 優しいですね、乙女ちゃんは』


 私はボソリと乙女ちゃんに耳打ちする。

 あれほど毛嫌いしていたというのに、天晴れな心の広さだと感心していると、乙女ちゃんはポッと頬を赤らめ、モジモジし出した。


『あら、そんな優しいだなんて……。本当は私、知りませんでしたけど、そういう事でいいですわ』


 って、おい! 知らなかったのかよ! チッ、日向真澄、運のいい奴め!


 そして乙女ちゃんは気を良くしたのか、日向真澄に向かって、


「ホホホ、わたくし、心が優しいので、あなたの分も用意して差し上げてよ。さぁ、地べたに這いつくばって感謝なさい! わたくしの心の広さに、感涙するといいですわ!」


 オーホホホと高笑いを始める乙女ちゃん。


「おいおい、大げさだな、薔薇屋敷……」

「ははは、これは本当に、地べたに這いつくばらなきゃいけないのかな……? どう思う、如月君?」

「オレが知るかよ」


 あきれた顔の同志と、乾いた声で笑う日向真澄。

 私はお先に、スナイパー渋沢が引いてくれた椅子に腰掛ける。そして、そろっと彼を見上げた。


 本当にもう怒ってないかな? 怒ってないよね?


 そう思っていると、スナイパー渋沢は私が見ている事に気付き、フッと笑いかけてくれた。

 ホッと安心し、にへらっと笑う私。

 あんな風に本気で怒られる事って無かったので、許して貰えた事が本当に嬉しい……。


 ハッ、そういえば私、誰かに本気で怒られた事って無かったかも!

 父も母も、ついでに姉も。そして晃さんとか――……。

 私って、甘やかされてた!!?


 ガーンとショックを受ける私。

 改めてスナイパー渋沢を見上げると、私は言った。


「お父さんと呼んでもいいですか!」

「はっ!?」


 ポカンと口を開けるスナイパー渋沢。


「いきなり何言ってんだ、一ノ瀬!?」

「いつもなんか唐突だよね、一ノ瀬さんって……」

「まぁ、お父さん? 杜若は23歳ですので、歳が近すぎてよ。お兄さんなら、よろしいんじゃなくて?」

「おおぅ、お兄さんですか! それもいいですね!ではお兄さんと呼ばせて下さい! 私、本気で怒られた事って、親にも無かったんで、ぜひそう呼ばせて下さい!

 お兄さん……お兄さん……お兄ちゃん? そういえば、下の名前は何と?」


 私がそう尋ねると、彼は戸惑ったように答える。


「……吏緒ですが……」

「おお! 吏緒と仰るんですね! では、吏緒お兄ちゃんと呼びます!」


 興奮してそう叫ぶと、何故か吏緒お兄ちゃんは固まっていた。

 私は首を傾げて彼を見上げると、


「如何したんですか? 吏緒お兄ちゃん」


 早速私がそう呼びかけると、彼は固まった上に無表情となった。

 そして、姿勢を正し、ピシッと礼をすると、


「少しの間、失礼させて頂きます」


 そう言って部屋を出て行ってしまった。


「……如何したんでしょう? 吏緒お兄ちゃんは……ハッ、もしかして嫌だったんでしょうか!?」


 親しみを込めて、お兄さんではなくお兄ちゃんと呼んだ事がいけなかったんでしょうか……。

 また怒っちゃった?


 そんな事を思っていると、乙女ちゃんが否定する。


「それは無いと思いますわ。お兄様やお父様ならともかく、本当に嫌な事ならそう言う筈ですわ」

「うーん、それならいいんだけどなー……」


 乙女ちゃんの言葉を聞きながら、私は彼の去って行った方を見ているのだった。



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