スワッパー宣言
昔の俺はスワップ、スウィングと言えば夫婦交換や恋人交換を連想するエロい人だったのだけど、もう最近はスワップと言えば通貨! 金利! スウィングと言えばトレードのすっかり真面目な人になってしまいました。
FXで勝てないので誰でもできるFXの利益の出し方をつらつら考えて、そうだスワップを貰おうと。
今までスワップ金利なんて気にもしてなかったからさらっと書くけど、FXが外貨を売り買いする訳だから買った場合には外貨の金利を貰えるのよ。
売った場合には外貨の金利を払うのな。
しかも証拠金に対してではなくレバレッジかけて売り買いした額に対して、そのポジションを一日持ち越した場合日割りで貰えるのよ。
ドル円だと証拠金44000円に対してではなくフルレバかけた場合1万ドルの取引できるから1万ドルに対してのスワップ金利が貰えるのな。
これで利益を出していこうと。
まず最低取引単位の1000通貨×100倍の資金を用意します。
そんな大金って思うかもしれんけど、南アフリカのランドは1000通貨303円、トルコのリラは755円なので大丈夫だ。
スワップ金利を貰うんだからどうゆう局面であろうと買いからしか入れません。
売りから払ったら金利払うことになるからな。
なので初日1000通貨買います。
次の日、前の日の約定値より下がってたら1000通貨買い足します。上がってたら、買いません。
ひたすらこれを繰り返して、スプレッドの差額分の損益を時間とお金で乗り越えていくぜ。
下がり相場にもついていくぜ。
大事なのはFXのスワップ金利は単利だけど、その金利で買い足すことで福利で運用できること。
日割りで貰えるんだから今日より明日、明日より明後日、買い足しに必要な自己資本の割合は下がっていく。
手頃に福利で運用できる金融商品はないかしら? と思っていたらこんな身近にあったんですな。
と先月末あたりから実際に運用して最初は30円だったスワップ金利が今週には214円に!
スプレッドと差額の含み損が-4571円。
あと20日でひっくり返せるぜ。
20日の間にもスワップは増えていくんだから実際には20日かからんぜ。
と踏んでいたら、英国総選挙でひっくり返されました。
スワップ金利が高くて安く変えるランドとリラだけだと暴落したときヤバイので香港ドル、豪ドル、クローネ、人民元、メキシコペソ、と資金を散らしてリスクヘッジしていたのだけど英国総選挙で全部上がりくさりましてなあ。
昨日まで-4571円だったのがプラス12040円になりましてなあ。
そんなつもりじゃなかったんだけど。
ランドとリラ以外全部売ったわ。
クローネなんか今出てる売却益をスワップで稼ごうと思ったら、うん5年かかるな。だったからなあ。
おかげで214円になったスワップ金利が121円に!
なんてこった。
上がってるから買い足せないし。
今買うと約定値あがってしまって、後で下がったときに困ったことになるからな。
利益は出たけどさ、なんでこう俺が思った方と違う方にいくかねえ。
それとリスクヘッジで資金を複数の通貨に散らしていたけど、今回は全ての通貨があがったと言うより、英国総選挙で全ての通貨に対して円が安くなったと見るべきだよな。
今回は円安で利益が出る方に振れたけど、全通貨に対して円高となったら複数通貨に対して資金を散らすのはリスクヘッジにはならんよなあ。
むしろリスクヘッジしてたことで痛手になるよな。
差額で利益を追うときは、その通貨ベースで考えていいんだろうけど、ヘッジで考えたら円ベースで考えなきゃならんのだな。