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魔王『最近勇者パーティを追放されてからの復讐&ざまぁとやらが流行っているらしいので、ワガハイを勇者パーティに入れたのち追放してくれぬか』 勇者「帰れ!」


「……何でウェディングドレス着てんだこの野郎!!」


『フゥヌハハハハハ!! 良くぞ気付いたな勇者よ! ワガハイのこの新しいアヴァターは、結婚間近に不慮の死を遂げた娘さんでな』


「……本ッ当にお前の転生術って完全ランダムなんだな」


『どんなアヴァターになろうと乗りこなす! それがワガハイの矜持であるぞ!』


「何がアヴァターだよ。こないだまで依り代とか言ってたクセに、ちょっと格好良い言い回し覚えやがって。死にたてホヤホヤの死体に取り付いてるだけじゃねえか」


『それでどうやらこの娘さん、結婚式の日に旦那さんに浮気がバレてな。服毒自殺をはかったらしいのじゃ』


「浮気くらいで自殺せんでも」


『間男の数は7人。婚約者込みで8股じゃな』


「……。7人は、多いかな……」


『で、このアヴァターに入り込んで目覚めたワガハイに向かい、婚約者が言ったのじゃ。「こんな事になるなんて! 責めた僕が悪かった。例え君にとって僕が8番目でも、君を愛してる。全てを忘れて結婚しよう!」とな』


「聖人君子か婚約者」


『そこで、間男7人を合わせ合計9人での新婚生活を提案してな。婚約者の混乱に乗じ、言葉巧みに約束させたのじゃよ」


「悪魔か!」


『そして、今しがた婚約者と間男7人とそのファミリーたちを大勢集め、結婚式を挙げておったのじゃ』


「……よく戦争にならねえな」


『じゃが結婚式って、新婦さんは割と待ち時間が多くて退屈でのう。暇つぶしに、式を抜け出してお前の城に遊びに来たと言う訳なのじゃよ勇者よ! フヌハハハハハ!!』


「せめて魔王なら営利目的の犯罪やれよ結婚詐欺とか! 善良な一般市民の人生と性癖をイタズラ半分にもてあそんでんじゃねえ! オイこらソファに座るなくつろぐな! いいから帰れ!!」


『うむ。断固断る』




 ☆




「……そもそもウチの衛兵たち、よくお前をここまで通したな」


『そうは言うても勇者よ。ワガハイのツノもツバサも王冠も、実体なきアストラル体。おぬしの様に神の加護に汚染された者にしか、ワガハイの魔王セットを見る事は出来ぬからのう』


「汚染言うな」


『じゃからして神の加護なき者たちにとっての今のワガハイは、単なるウェディングドレス姿の娘さんなのじゃよ! フヌハハハハハ!!』


「いや、だからだよ! 普通そんな女がこんな山奥歩いてたら、止めるか事情聴くかするだろ普通」


『いや勇者よ、かえって怖くないか? 何か厄介事に巻き込まれそうで』


「そうかな? そうかも」


『百歩譲って町中ならまだしも、こんな森林限界突き抜けた岩と苔しかない山奥の古城の近く歩いとるウェディング姿の女なんぞ、まず間違いなく妖怪か物狂いのたぐいじゃろ』


「ま、まあそうかも知れんな」


『この山奥の城に来るまでに山羊と野兎しかすれ違わなかったぞ? こんな山奥にウェディングドレス一丁の女が居たら、ワガハイでも恐くて声かけぬわ。町中なら良いが山奥では――』


「山奥山奥うるせーなさっきから!! 誰のせいでこんな僻地に押し込まれて飼い殺しになってると思ってんだ!!」




『……む?』


「……」


『……! いや……』


「……」


『……? ……。ワガハイのせい……なのか?』


「そーだよ!! 長考したあげく意外な真実に気付いた顔してんじゃねーよ! お前のせい以外の何があんだよ!!」


『でもワガハイ、おぬしに殺された被害者じゃろ、どっちかっつったら。しかも一度や二度ではないぞ。もう三桁近く殺されまくっておるぞ?』


「だからだよ!! 倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても即復活しやがって!! テメエを最初に倒した時に『ワガハイを倒しても、第二第三の魔王が〜』とか言ってやがったが、限度ってもんがあんだろうが!!」


『うむ。ワガハイも何度か死んで気付いたが、千年の封印が解けるのはあと二百年後じゃからな。本体を倒さぬ限りこうしてアヴァターを手に入れて無限に復活するのじゃよ。フゥヌハハハハ!!』


「寝てろよあと二百年!」


『勇者よ、おぬしは8時まで寝れるのにうっかり6時に起きた時、二度寝する派? ワガハイは起きておく派じゃ。二度寝すると時間通りに起きれぬ時があるじゃろ?』


「永眠してろよ! お前のせいで俺が何て陰口叩かれてるか知ってるか?! 『ムダ勇者』だよ『ムダ勇者』!! 捕まえて監禁してても勝手に死んでどっかよそで転生するしよー! 封印術とかも効かねーしよー! 弱いくせにお前ホント何なんだよもー!」


『フヌハハハハハ!!』


「お前の本体が復活する二百年後なんてオレ絶対生きてる訳ねーしよー! 教会もお前退治すんの諦めて二百年後の準備始めるしよー。帝国や教会の重鎮にお前が転生しちゃったら大変だから、余程の害が無い限りはもう無闇に魔王を殺すなって、法王庁に釘さされるしよー」


『その割にワガハイをスナック感覚で殺してなぁい? 勇者よ』


「こないだなんてラクガキしてるお前殺したら、法王の爺さんから呼び出されてチョクに怒られたんだぜー? 『ラクガキごときで殺しちゃ、ダ・メ♪』って」


『それは法王殿が正しいじゃろ』


「割れ窓理論知らねーのかよ! 全ての犯罪はラクガキから始まるって言ってもあのジジイ聞きゃあしねえ! てかお前ももっと重い犯罪しろよお前! もっとこう! 軍を掌握してクーデターとか虐殺とかあるだろ!! オレにお前を殺す口実をくれよぉー。世界を救いたいんだよオレはよぉー。オレにお前を殺させてくれよぉーたのむよぉー」


『はた迷惑なメサイア・コンプレックスをこじらせておるのう』


「本当ならお前をブッ殺して世界の平和を取り戻して可愛い子をはべらせてキャッキャウフフのハーレム性活の予定だったのによー。聖剣に選ばれたり教会に勇者認定受けたり他の勇者の末裔を弱み握って蹴落したり今までの努力が全部ムダじゃねーかよー」




 ☆




『ふむ。勇者サイドも色々と大変だったんじゃのう。しかしハーレムの夢は叶っとるじゃろ。この城の衛兵からメイドから庭師から、執事の爺さん除いて全員おなごではないか』


「違うんだよ判ってねーな魔王! 見たかよやつらのあの視線! どいつもこいつも俺のおいなりさんを狙ってやがる! そりゃあ俺に残された唯一の仕事は、この血を二百年後に残す事ですよ? でもあの女どもみんな肉食の猛禽類みてえな目をしてんだもん。多分オレがOKだしたら廊下でもおっぱじめるぞ奴ら。そんなんじゃ俺のナイーヴな機動戦士は立ち上がらねーんだよ!」


『繊細な奴だのう』


「もっとこう! あるだろ! おしとやかっての? 性にガっつかない感じっての?!」


『そういう要望を教会に出してみたらどうじゃ?』


「いや、もう出してる。ただ、細かい要望言い過ぎちゃって、選定に時間が掛かってるみたいでなあ。半年ほど音沙汰なしだ。まあ、何せこの勇者様の跡継ぎを産んでもらう子だからな。教会が厳選に厳選を重ねるのもしょうがない。気長に待つさ。うふふふふふ」


『そんなに難儀な条件なのか?』


「個々の条件はそんな特殊なもんじゃないつもりなんだがなあ。オレはな、別に高貴な血筋だとか、整った顔立ちだとか、そんなもなあどうでも良いんだよ。こう、どこにでも居そうな感じの、優しくて、控えめで、利発で、気が利いて――」


『ふむ』


「でもきっちりと意思表示は出来てさ、あまり騒がしくなく、でも元気で、もちろん健康的で、夏には小麦色の肌が似合うような――」


『ふむ』


「オレの事を世界一好きでいてくれて、とうぜん浮気はせずに、一筋な――」


『ふむ』


「――ボーイッシュな、一桁の、男の子だ」




『……』


「……」


『…………勇者よ』


「何だ?」


『要る? 「ボーイッシュ」』


「要るだろうが!! 戦争になんぞコラァ!!!」


『そうか。要るのか。すまんな。男の子を形容するのに「ボーイッシュ」が必要か否かの専門知識が無くてな。おぬし程の重症患者が言うのならばそうなのであろう。……ん? しかしそもそもの話は、おぬしの世継ぎを残すための伴侶選びでは無かったか?』


「フッ、魔王よ。オレは聖剣に選ばれ魔王を倒すという奇跡を起こした程の男だぜ? しかも何十回もだ! 男の子一人孕ませる程度の奇跡、起こせなくってどうする!!」


『……おぬしが聖剣に選ばれてしまう辺り、勇者の血筋も余程人材不足だったんじゃろうのう。とりあえずワガハイが小さな男の子になってしまった時には、ここに来るのを控えるとしよう』


「え~?! 来てよ来てよ~♪ オレと魔王ちゃんの仲じゃな〜い♪」


『怖い怖い笑顔が怖い』


「ホラさ~♪ オレも中身が魔王だって分かってれば~、良心の呵責なく心おきなく性的イタズラ出来るしさあ♪! WinWinじゃん♪!」


『中身ワガハイと知って心おきなく性的イタズラが出来るおぬしの性の基準が怖い』




 ☆




「で? 何しに来たんだよ今日は。オレ領主だから忙しんだよジグソーパズルの制作で」


『有意義な人生の使い方じゃのう。さっきも話したが、勇者パーティに入れて欲しいのじゃ』


「そうかパーティがしたいのか。じゃあティーパーティだ。それ、紅茶を入れてやろう。しかもお前の好きなブランデー入りのロイヤルミルクティーだ。砂糖は三つだったな? 茶受けにモロトフのクッキーも三枚つけてやろう。並んで買った缶入りのヤツだぞ。それを飲んだらとっとと帰れ」


『ワガハイの好みを良く知っておるのう』


「オメーが何度も何度も何度も何度も何度も何度もオレん家にひやかしに来るからだろうが!」


『言っておくがそのパーティではないぞ? ザクザクザクザク』


「判ってるよこの野郎。勇者パーティが何だって? ザクザクザクザク」


『美味いなこのクッキー。うむ。近頃ちまたでは勇者パーティから追放された者が成りあがって、勇者を見返して「ざまぁ」する事が流行っておるのじゃ』


「どこのちまただよ?! オレ仲間を追放した事なんて一度もねーよ!」


『おぬしの話ではない。この世界には実は他の世界へと繋がる次元トンネルがあってな。多次元宇宙に存在する億万の世界は、全て次元トンネル「ナロー回廊」で繋がっておる』


「……。変なオクスリきめてんじゃねえだろうな?」


『それで千年間封印されておる間ずっと暇じゃったからな。我がアストラル体だけを飛ばして色んな世界に出かけ、そこを見回るのが趣味になってしまったのじゃ』


「出かけて戻ってこないでくんねえかな」


『億万の世界では往々にして不可思議な現象が発生しててのう。一つの世界で起こった出来事が、近似世界に同時多発的に発生する。シンクロニシティじゃ!』


「で、そこで今絶賛シンクロ中なのが、勇者パーティからの追放からの復讐からのざまぁって奴か。そんなに居るの? 勇者って」


『うむ。大抵は一つの世界に一体以上の個体が確認されておる。そして今現在も数多くの若者たちが、勇者から様々な理由で追放の憂き目にあっておる。珍しい事ではない。勇者が仲間をパーティから追放するのは大自然の摂理よ。だからおぬしも恥じる事無くワガハイをパーティから追放するが良いぞ?』


「そもそもお前はパーティのメンバーじゃねえ! よしんば冒険者の宿で見かけてもパーティには入れねえよ、ウェディングドレスで徘徊する魔王なんて!」


『というか、他の連中はどうしたのじゃ? かつてのおぬしのパーティメンバーは』


「あー。あいつらなぁ」




 ☆




『最初のワガハイを討伐した時以来、ずっと顔を見ておらぬが』


「もう三年も前だもんなあ。最初のお前を殺したの。最初のお前は依り代がエンシェントグレーターデーモンだったせいで、もの凄く魔王感有ったなあ」


『うむ。あの時はワガハイも封印が二百年ほど巻きで解けただけだと思っておったからのう。ワガハイは世界征服をたくらむ真っ当に極悪な魔王で、おぬしも正義に燃える凛々しき勇者であった。あの頃はお互い、ういういしかったのう……』


「まさかこんなグダった関係になるなんてな。で、二人目のお前を殺すまでに半年くらい間が空いただろ? そん時ちょっとゴタついてな。ホラ、ウチのパーティに神官の娘が居ただろ?」


『あー。あのベリショで日焼けしてやたらスポーティな神官服着て語尾が「~ッス!」な、無自覚エロスの塊みたいな娘か』


「そうそう。あいつ実は教会がオレに寄越したハニトラ係だったんだよ。教会が俺の好みのボーイッシュを曲解したらしくてな」


『いや、それが普通のボーイッシュだと思うが』


「まああいつもサバサバした性格だったし、ハニトラ関係なく仲間として上手くやってたんだけどな。魔王討伐した後に、ってか一番最初にお前を倒した後に、あいつが妊娠しちゃってなあ」


『おお。おぬしはそっちもイケるクチか』


「俺じゃねえ。妊娠の相談されたのは魔王討伐の祝勝会の席よ。で、どうしたもんかと神官の相談に乗ってた所へ、戦士と魔法使いがやっきてな。話があるっつうんだよ。んで、パーティ四人がそろってる所で、そいつが言ったんだ。『勇者すまない。神官の子は俺の子だ』ってな」


『ん? それは戦士と魔法使いのどっちが言うたんじゃ?』


「両方」


『わーお』


「戦士も魔法使いもその瞬間まで神官が二股してるの知らなかったらしくってなあ。修羅場だ修羅場」


『親近感の湧く状況ではあるが、ワガハイと旦那さんたちの様にワイフシェアリングには至らなんだか。やはり人類は愚か』


「お前んちの旦那さんは人類やめてるからな。んで、戦士にも魔法使いにも大貴族のケツモチがいてな」


『ヤクザか。パトロンと言え』


「そのパトロン同士が魔王討伐の祝勝会で、ガチ戦争おっ始めてなあ。まあ貴族や富豪が死ぬわ死ぬわ。勇者パーティはその場で解散。それ以来オレは、仲間を持たないソロ狩り派になったんだ」


『うむ。話は判ったから早うワガハイを勇者パーティに入れてくれ』


「ビタイチ聞く気ねえなこの野郎。オレはもう仲間なんてうんざりなんだよ。魔物を狩る時はな、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……」


『そういうの良いから。早く』


「チッ。うるせーなあ。じゃあハイ。魔王さんを魔王だけどパーティの仲間にしまーす」


『やったあ!』


「で、魔王さんを魔王なのでパーティから追放しまーす。これで良いだろはよ帰れ」


『違う! そういう戸籍ロンダリングみたいなヤツじゃないのじゃ勇者よ! せめて一回は一緒に冒険してからの追放じゃないと、仲間からの信頼を裏切られた悲しみとか転落とか、それに続く復讐物語と「ざまぁ」に重みが出ないじゃろうが!』


「いーよもー。つうか復讐したいんなら追放関係なくやれよ。オレに復讐する理由なんていくらでもあるだろ? 言っちゃなんだが最初のお前を殺す時にオレ割とひどい事やったぞ? 魔王四天王のダークスレイプニルの故郷を火の海にしたり、魔王四天王のエンシェントサキュバスをウチの戦士が寝取っちゃったり」


『そんな昔の手下なんぞどうでもいいから』


「どの口で仲間からの信頼だの言ってやがる。いいからもう帰れよ!」





『チッ。強情な奴じゃ。じゃが良いのか? ワガハイを自らの領土に招き入れておきながら、そんな態度を取って』


「……なに?」


『貴様がワガハイの意のままにならぬというのであれば、この城に住む貴様の配下の者どもが、いかな恐ろしき目に逢うか! ここに住む者ども全て、もはやワガハイの人質なのであるぞ!』


「くっ?!」


『勇者よ! 貴様がワガハイと一緒に冒険するまでこの城に住み着き、怪奇ウェディングドレス女としてこの城の七不思議に加わってやろうか?! フヌハハハハハ!!』


「くっ! うぜえ! あとお前が笑う時にやるそのポーズ」


『フヌハハハハハ! これか?』


「そうそれ。今まではアホっぽいと思ってたけど、ウェディングドレス姿の女がやると妙にサイコで怖ぇな!」


『そうか怖いか! 魔王たるワガハイのもたらす恐怖に怯えるが良いぞ勇者よ! フヌハハハ!』


「まあ、お前がプロデュースしたがってる恐怖とは別ベクトルだとは思うが」


『それそれ! フヌハハ! フヌハハ! 貴様のろう人形を作って城のアチコチに配置してやろうか! フゥヌハハハハハ!!』


「…………。この城の七不思議が八不思議に増えるのが嫌だからって理由でお前殺しても、また法王の爺さんに説教されるかな?」


『うん。多分のう』


「はあ、じゃーもー判ったよ。一回だけ冒険に連れてってやる」


『ウェーイ!! フヌハハハハハハ!!』


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