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02.彼女の始まり

ジャ…ンヌ……起き…な…い…

誰かが私を呼んでいる…意識が半覚醒する…

「ジャンヌ・ダルク!!」「ハッ…ハイ!!」私は、眼を開け上半身を起した。

「やっと起きたわね…まったく!!寝坊が!!」

私の目の前に女性がいた…私の事一番を知っている女性…

「おっ…お母さん?」

「そうよ、ジャンヌ、まだ寝ぼけているの?」

「お母さん!!生きていたのね!!」私は母に抱きついた。

「なんだい!?今日は、甘えん坊ね~って!!いつ私が死んだの!!この子!!目を覚ましなさい!!」そういって母は、私の頭を殴るとさっさとドアに手をかけて

出ようとする母を、

「おかあさん…」呼び止めた。

「なんだい?ジャンヌ」母はふりかえって私を見る。

「おはよう、お母さん!!」私が挨拶をすると、母は一瞬目を点にさせ、

歯を見せて笑い、「おはよう!!ジャンヌ、今日も一日頑張りましょう!!」

と言い部屋から出て行った。


私は、ベッドから降り、背を軽く伸ばす。

何か、夢を見ていたが思い出せない…とても大切な夢を…まあ、夢とはそんなものだ。

すぐに私は着替えると、川から水を汲むために、外に出る。

周りは、他の人の家は無い、森に囲まれた一つの家、川は、森の中にある。

毎日、水を汲みに行っているから、私は、苦も無く、森の中を走る。


途中、水桶を持っていくのを忘れた事に気づき、引き換えしたけど、いつものことだ。


川に着き、水面を覗く…水面には、長い金髪の朱眼の少女、つまり私の顔が映っていた。

「顔色は悪くは無いわね…あ!?」自分の健康状態を見ていき…

眼が朱色なっていることに気づき、手で目を隠すと、瞬きをする。

そして、再び水面を見ると、眼は朱ではなく、緑色になっていた私の顔があった。

「これで良い!!」私は顔を洗うと、水を汲んだ。

後は、家に行く前に、鶏小屋に行かないと!!

私は少し走りながら、鶏小屋にむかう途中、

「ジャンヌ~ご飯よ!!」と声が聞こえた。

急がないと!!本格的に私が走り出そうとした瞬間…殺気!?


私は左手を掲げ!!『風よ、我を守れ!』簡単なお守り程度の魔法を使った。

次の瞬間、私の側の木に矢が突き刺さる!!

私は、すぐにその矢の飛んできた方向を振り向くと、

ボーガンを持った50代くらいの男がいた!?

「いきなり、女の子に、ボーガンでご挨拶って、おじさんなに考えているの!!」

「だまれ!!この森に巣食う、悪き魔女よ、俺たちは、お前のような

悪き魔を倒しにきた!!」私は、ため息をついた…またか…

森の中に住んでいると、たまに自称魔女狩りのハンターが来る。

どうやらこの男は、私たち家族を殺す為に来たハンターだ。

大抵は、魔女と呼ばれる人は、ただの人間だが、私たち家族は違う…

人にない力を持つ…・だが、さっきこの男が言った俺たち?

まさか、お母さんが…まあ、大丈夫だろう…

母さんは私より強いし…問題は、私のほうだ。私は男に意識を集中させる。

不完全な守りで、次の攻撃を防げるか…・そんな事を考えていると…男が動いた!!

「我が聖なる矢は次に、その悪き体を撃つだろう!!」とボーガンを構える!!

思わず、身構える私!!だが、矢がこない?

男は、私の顔を見て、鼻の下を伸ばしていた…

「まだ幼いが、育てば…そうだ、魔女よ、まだ幼い、お前の魔を俺が払ってやろう!!」

「はぁ!?」私は男の言った言葉に激怒した!!この魔を払うと言う行為は、

いわば、性行為の事!!魔女狩りで捕まった、綺麗な女性は、お払いといって

暴行をされその末、殺される事が多い!!また、人買いに売られたり…

「汚らわしい豚め!!私の体に触れられると思うな!!」私は、走って逃げ出す!!

「待て!!俺は紳士だ!!」そう言って男も走り出す!!


追ってくる男に、私は魔法を使おうと思ったが、怒りで心が乱れ集中出来ない!!

何か、手はないかと考えながら走っていると、「キャ!?」

足を滑らせ、しかも、運悪く、頭を打って気を失ってしまった。





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