修学旅行2日目②
ハマった小説読んでて遅れました、連日で投稿します
日本 京都駅
七瀬達は不審客と別れ、列車に乗っていた
「つ、疲れたぁ…」
列車内は人がほとんど居らず、全員座席に座る事ができた。
[ファーーー、珍しい、まだ眠いや…]
七瀬がそう言うと榛名が食い気味に喋った
[夜ふかしでもしました?あ、体がしっかり休憩をとれてないんじゃないですか?今なら寝れますよ?]
[そ、そうだね、オヤスミー]
七瀬はそう言うと脳内で曲を再生しながら眠りに付いた。
その後、七瀬はある夢に近いものを見ていた
その夢は、何処かの船、いや、そういった物に興味があった七瀬は、そこが軍艦、それも巨大な艦、戦艦に乗っている事に気づいた。
気づくとその艦、いや、艦隊を全容に収めており、艦隊は先ほど乗っていたと思われる戦艦。その艦橋、煙突、船首、船体中央に、七瀬は見覚えがあった。
戦艦 大和だ しかし、大和に似た戦艦は甲板が灰色で覆われていて、前部に主砲が3基あり、副砲も3連装では無く、連装となっていたり、船体中央の高角砲も従来より小型で、対空機銃も3連装だが、隙間なく設置されていて、何より第二、第三主砲塔両舷にイージス艦なとが持っている船体埋め込み型ミサイルが多数設置されていた。
他の艦も大型砲を搭載している艦や、現代のイージス艦と瓜二つの見た目をした艦、甲板上にレシプロ機を駐在させている空母など、様々な艦が鎮座しており、
その全容は例えアメリカの主力艦隊や、日本の全艦艇が集まり、戦闘が起こったとしても勝てるという安心感があった。
そして、七瀬が瞬きをした瞬間、先程まで威厳のある姿をしていた大和や、大型艦、イージス艦ににた艦などがボロボロとなり、何処かの地面に座礁?していた、そして大和にいっては集中砲火でも受けたか、対空砲群は沈黙し、副砲は1基を残し壊滅、主砲塔も煙を吐き、空を見あげたまま、完全に静止していた。
七瀬は困惑し、すぐさまは大和の砲身先を見あげると、そこには数え切れないほどのおびただしい艦隊が空中で静止していた、戦艦だけで最低30隻は居るだろうか、空母に至っては戦艦より多く居たが、その戦艦群のほとんどが黒い煙を放ち、一部は他艦より下の位置におり、真っ二つに折れて高度を落としていく戦艦も居た。
[な 七 七瀬!起きろ!もう駅だぞ!]
そうして智之に起こされ、モヤモヤした気持ちで列車から降りていった。