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絶対君主少女と貧乏少年 ~辺境から来た俺、くしゃみで最強になる『無自覚』女王様に仕えることになりました~

作者:使い魔
辺境の小国に生まれた少年レオ。彼の夢は、亡き父の形見である壊れた懐中時計をその手で動かすこと
――すなわち、一流の時計職人になることだった。
帝国の搾取に未来を閉ざされた故郷を捨て、彼は一つの噂を頼りに、巨大な光の国「聖冠連邦」を目指す。そこは、若き女王が公正な法で民を導く、都合が良いとしか感じれない希望の都だという。
長い旅の果てに辿り着いた首都アウレリアニスで、レオは頑固な老職人グスタフに拾われ、ついに夢への第一歩を踏み出す。
彼の新たな日常が、やがて国の頂点に立つ少女の運命と交差していくことを、まだ誰も知らない。
聖冠連邦を統べる若き女王、アウレリア。
彼女は、老獪な貴族たちを圧倒する天才的な知性と、民を深く愛する慈母の心を持つ、完璧な君主。
……しかし、その姿は彼女の一面に過ぎなかった。
ひとたび城を抜け出せば、甘いものにはしゃぎ、側近に我儘を言う、年相応の少女。
そして、彼女自身も知らない、第三の顔。
生命の危機に瀕した時、あるいは、くしゃみ一つで発動する、人知を超えた奇跡。それは、あらゆる理を捻じ曲げ、敵対する者すべてを無に帰す、神のごとき『絶対君主』の顕現だった。
辺境上がりの貧乏少年と、最強の力を無自覚に振るう孤独な少女女王。
決して交わるはずのなかった二つの運命が、二人が出会う時...
これは、一人の少年が夢を追い、やがて国の運命を揺るがす秘密に触れていく成長の物語。
そして、あまりにも大きな力を背負った少女が、自らの人間性を守り抜こうと戦う、気高くも切ない魂の記録。
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