【3話 定義とは借り物の偶像】
否定神学的に語らう地平線上に実在する,
可能世界に存在するまたは出来る論理,
また非物理,非存在の形而上学的視点から
見る実在とは神を含めない。
本質的に神は全ての根源にして表現不能な
型である,なので無名である,名を持たぬ
真理とは探求して求められるものとは違う
究極の理念である。
神様とは例え万物万象を常時創造する
存在として具体化しても神様は神様であり
神様ではない。
同様に高次元な神様bもcも
その否定したそれらは違う。
否定神学されて最終的にでた根源,真贋では
測れない境界線を越えて層すらない
構築の神様Ωすら贈与する立場では
形而上学に語られる神話また宗教の
存在でしかない。
だって有限と同じ,最小の概念と
最大の概念がないのと同じ,また強さなら,
最弱と最強の概念がないのと同じ。
定義が不明瞭な抽象ではなく,
あらかじめ存在し得ないものだから,なら
極限を使って実在の形を語ろうではないか。
これはより抽象的な存在,神様な者の事である。
「さぁゲームの始まりだよ諸君,今からは
全てが真実である,私は嘘つきである,真贋を
見抜けるかな?」
洞察力では絶対に見抜けない自己言及,
神様は言う。
ただ一人はわかっていた,区別されたabの
線引きの中心に立つ人がいた。
「君はやらないのかな?」
「あぁ」
そうしてジャッジが降るとabの二つが
死ぬ。
「君だけだよ,阿久津君」
そうして夢から覚めた。
「最強や最弱は存在しないって話しだ」
「その極限つまりは一番1(最強)や
-1(最弱)に近い0.999,,,が居るだけだ」
「阿久津君どうしたんだい」
「神様を知覚しただけですよ,遊び人,
1と0に同時に実在するカスを,
貴方の娘を俺が守る」
神様は死にたいわけではない,てか無駄だからだ,何故かって?生死の概念を超越した存在を
殺すつまりは不滅って形を破壊出来ても,
神様は壊せないからだ。
例えば生死の概念を超越した存在すら殺せる
力に影響されない存在すら殺すなど無限の
矛盾した概念が重なる破壊行為すら,
神様には届かないからあらゆる意味合いに
おいて無駄だからである。
だから嫁を儲けたいと思ったのだ。
「俺に娘さんをくれませんか」
「あって1日か2日なのに何言ってんだ!」
「お願いします」
「5年間誠実に向き合うならばよかろう」
「一生一緒に添い遂げるのだから3年と言う
過程など,家庭を築くまでの愛し合いに
過ぎない」
「はぁ?」
「お願いします」
「ならチャンスをやる,鎖を切れ」
「神様の婚約破棄だな?する予定だよ,
浮気じゃない正式な結婚をする為に」
次の瞬間精神的な空間に介入した。
「今さっき覚えた技だ喰らえ」
白拳その名前はガンマ線バースト並みの
破壊力から名付けられた一撃。
極められた科学と筋肉が魔法と間違われる
様にまるで魔法の様な強さを持つ。
物質と反物質の両側面を持つ超状態となる,
簡単に言えば無能力の肉体から放たれた
パンチ力があまりに高密度のエネルギーを
推進,発散させ続けて居る故にプランク温度10^32K°へと到達する,圧力もプランク圧力に達して,10^39Paへと到達する。
TNT変換不可能,スケールにしてNωkmの
中規模の大地を一瞬にして消し飛ばす程に
到達する。
「喰らえ」
バゴォォォン!!!あまりにも凄すぎる破壊力は
精神的な空間は物理を聞かぬ,だがしかし
無理に干渉されて歪んで非物理の公理法則を
相互作用して一部の空間を削り取る,現実を
曲げるに等しい一撃を放つ。
「ふむ,壊れぬか,無知蒙昧な真なる神々よ,
我がこの手で葬り去ってやろう,自らを
否定神学的に神性を上限無く高めていようが,
貴様らをこの拳で屠るなど容易いのだ!」
たかが全知全能だからどうした?そう言わん
ばかりに殴り続ける,劣化した気の概念と言う
雲の下に首吊りされた程度の神々の実形の
層を創造するだけで不定形な雲の上の住人が
何をするのだと言う話だ。
「ふん!」
運命の赤い糸を穿つ。
「今帰るぜ」
そうして先程の場所に戻る。
「帰りました」
「大丈夫だったか⁉︎なんだ今の妖術か⁉︎」
「それより娘さん」
「え?あぁ」
そうして探ると,あれ下腹部の刻印が無い!目も!
生まれながらにして持った三つ目は一つに
結合されて居た。
「あんたは一体」
「俺か?ただの人間さ」
気の力を強い意志がこじ開けて,無理矢理受諾に成功して居たから成せたあまりにも強引な
力業である,後天性の受諾である。
瞬間更に可愛さを増した娘が武尊に
抱きつく,超馬力のハグはあの異次元な力を
手に入れた武尊すら苦しい,痛いと感じる程の
破壊力だったが愛がそれを調和した。
「貴方が好きなんや」
「///」
赤く熱った顔は宇宙一可愛。
「俺と婚約してくれ」
「はい」
「おい!うちの娘を口説くで無い,付き合いは
認める」
こうして未来の嫁が出来たのであった。
位階のレベルは 天賦[中/NEUTRAL]
に愛が至らせた!
初めての家族以外からの,しかも自分からの愛は
阿久津を超覚醒させた。
「俺は呂布をぶっ倒す」
こうして呂布の元へ向かうのであった。