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戦譚/IKUSA・TAN  作者: 英雄漢/HIDEO
[第一章/FREEDOM]阿修羅編〜鍛えた己を優に超える武闘派の者達編
6/10

【1話 武将呂布襲来】

天狗になって歩く阿久津の元に歩きながら

寄るものが居た。


「気配をダダ漏れにするとは舐められた者だな」


「戦慄の阿久津武尊とは貴様か」


「あぁ?そうだが」


次の瞬間飛んでもない爆風が轟く。


「ガハ!」

「ガ〜ッハッハッハ!童!喰らえ!」


やつはなんつうえぐい一撃なんだろうか。


普通なら倒してきた幾数千魂が宿り

見る事すらままならない,半端じゃない

密度を誇り握り込める程に圧縮されたその

方天画戟の質量その実幾千万トンに至る。


途切れかけの意識の中,安堵感と同時に

ある違和感も掴み取る。


バゴーン!破壊力だけで言うのであれば,天賦の

その力はアーク・メディシンのボス,薬師の

放つ全力の一撃すら凌駕する。


「,,,」


比喩表現無しに大気圏外ギリギリに吹き飛ばされて意識を失い無意識が身体を操作して居た。


あんな直撃をモロに喰らったんだ,そりゃ狼狽える。


「(地上に戻るぞ,空気抵抗のある広がる状態,

よし丸まった状態,最後に木に向けて飛び!

五点着地,,,っとぉ,っしゃ,,,はぁ?)」


あたり一体は爆撃の被害を受けたのかと

思うほど地形が変わって居た。


「パンチでクレーターが出来るなんて

もんじゃないぞ⁉︎」


1.36 × 10²⁰ km²の広さに5.97 × 10³¹ kgの

質量の程度の矮小規模の大地が捲り上げらて

やがるのだ。


「ゲェ⁉︎俺だってまだ510,100,000平方

キロメートル ,質量に言うなら5.97 × 10²⁴ Kg

規模のクレーターを産むくらいだって言うのに」

 

-位階- 天賦[中/NEUTRAL]である。


「はぁっはぁっ境地の更に上澄み,至高に

登らんとせし者達,卓越した技術も極められた

肉の宮も全てが俺を凌駕している」


言ってしまえば位階の中では

阿久津武尊など[矮小/SMALL]に行くか

どうか程度の実力であった。


「なんだよそりゃ,だがなぁ俺だってなぁ,

俺だって強くなるんだよぉ!」


連撃のパンチを打つ,1撃1撃の風圧だけで

クレーターを作る5000万トンの圧力を

吹き飛ばす。


「へ!扇風機か?あぁ!か


やつはあの武器を豪快にぶん回す。


「チィ⁉︎」


怨嗟に加えて存在の冠を発動して

零式闘覇気術を発動しつつ無意識に

潜る。


「,,,」


「甘いな」

「,,,」


なんと無意識に溶けたにも無関係に

発見されてしまう。


「高い洞察力を持つ存在からそんな技術は

無意識なんだよ」


バゴンと蹴られて数万km吹き飛ぶ。


「チィ⁉︎(意味がわからない,なんなんだよ

あいつぅぅぅ!)」


精神性のうちに秘めた狂気はまるで

ウイルスの様になって居た。


気が狂ってしまった何を考えてるかすら

わからない狂気すら超えた狂気はそれを

完成に至らせた。


怒りや殺意など負または闘気,逆境の度合いに

応じてその度に身体能力向上を続けていく,

血流は以上なほどに早く流れる,火事場の

様に脳が解放するのとは別にノルアドレナリンが過剰分泌し続けていく超ストレス状態と

環境に適応進化するために引き起こされる

神秘的な軌跡,新・怨嗟。


「喰らうんだなぁ!」


暴走覚醒略して暴醒と呼ぼう。


この技術は無意識と意識の中立に立ち,

二つのあらゆる種類の技術を同時に

発動するに至る。


「ショア!」

「ウグァァァ(さっきまで見えて居たにも

関わらず,チィ今になって進化してやがる)」


三半規管を打ち切られたにも無関係に

動揺はしない,普通の人なら動悸や吐き気や

目眩,呼吸困難となり失神して1日耐えれこむ

位にはやばい,だがしかし。


「フン!」


筋肉を固めて止血して回復しやがった。


「死ねば屍と化すだけだぁ!」

「同意見だ童!」


両雄がぶつかる,だがしかし。


「ショア!」

「ぐは(何故だ⁉︎さっきと違い段違いに

当たらない)」


完璧な精度の未来予測は軌道は読める,だが

しかし敵は無限の拳を叩き込める故に,

パターンは網羅されて避ける方向,角度が

存在しないのだ。


避けかわすでも受け流すでも耐えるでも

防ぐでも予測でも無い,稽古を積み新たに

体得したか?否,既存に存在しえない憑依

である。


ダンプカーのガロン


落武者の宿りによる危険予知センサーは

基本的に全ての攻撃を無意識に回避出来ても

交わせない全範囲の攻撃すら交わす事が

出来る。


「クワァ⁉︎グベホ!」


あまりの骨太に歯が立たない,だから

仕方ない為秘密道具を出す。


「なんだぁその鉄柱程ある錫杖は?」


「貴様を倒すための武器さ」


瞬間錫杖を地に叩きつけて

地殻変動を引き起こす。


「な⁉︎」


「ふふ」


更に追い討ちをかける様に呂布に対して武尊は

攻撃する。


熱エネルギーを応用した熱波弾

これは体温と運動エネルギーを消費して

行う技術であり,血液循環また血液操作レベルで

極限に肉体を制御可能な者が行える

必殺技,使い方を誤ると酸欠を引き起こしたり

低血圧や高血圧になったり体温低下,上がる

事により最悪死に至る場合もある,

[熱風波動/HADO・HAND]。


だが応用次第で空中浮遊だって出来る,

足を高速回転しつつ地に着く部分に

熱風波動を使えば攻撃に加えて空中に

回避すら出来る。


「オラァ!」


「グゥ⁉︎」


[噛喰顎/WEITING]

咬合力TNT変換して実に100メガトンに

到達しうる顎の力から喰らう!


「ガハァ!あれだけの猛攻喰らって

何故まだ余力がありやがる」


「教えてやる武尊,地力の差が違うからだよ

,お前と俺の地力には天と地ほどの差がある,

だから押し切れない」


そうして噛み切った皮一枚を吐く。


「ペ」


一言言う。


「今の貴様はあまりにも弱い」

「クゥ」


呂布はつまらなそうに帰って行ったのだった。

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