【0話 自由の幕開けと闘争】
アジトと森を脱出してから数日後,
暗殺術の基礎鍛錬を行なって居た。
「(溶ける,解ける,蒸発して霧と化す,陰と
化す,まるで粒子が如く,,,ふ〜)」
その技術の名は歩法
[万華鏡花/ALL・DILECTIONS],
自身を空気と空間に雰囲気を馴染ませる
世闇に溶け込むスキル,
相対性理論的に虚数単位の極限値のレベル
[時間的誓約]を卓越する速さに置いて,
五体の境地と言う宮武と涅色露骨叛を
合わせた身体的特徴に加えて,
[御卸柳/ZERO・SECOND・ACTION]
を持たずして無時間行動が実現,実証が理論的に可能な歩き方,足技である。
これには極限の集中力と体幹が必要と成る。
万人が出来ぬ所業なのだ,体幹力は
表面張力ギリギリのコップを両手両足頭に
計5つを乗っけて,全てを溢さないように持って
,常に針先程度の弛み不安定な弦の上を完全に
見えず聞こえない五感の使えない状態で歩いて,水を溢さずに渡きるほどの卓越したバランス
感覚と鍛え上げられた体幹があって初めて
成せる技術を持ち。
無我の境地に至る無意識と本能の行動が
なくては成せる技術ではなくこれは
常時では無理だが断続的には使えた。
「フゥーーー」
深呼吸をする,丹田を軸に動く。
完全予備動作無しの最も至近距離から打つ
あのゼロインチパンチを思い浮かべて居た。
あれほどの腕力を。
[象形拳鉄拳/LRON・KNUCKLE]
次の瞬間まるで徹甲弾の様な一撃を
放つ。
「フゥ」
完璧な模倣技術とその精度は思い浮かべて,
向上した情報処理速度を使って無数の
パターンを想定して何度も戦闘して
最適化される,故にして本物と同じ模倣。
森林に入って10分ほど。
「ガゥ!」
「ホァ!」
熊に一撃喰らった,だから技術の試し切りに
使ってやろうと考える。
極限の肉体精密操作があって成せるスキル,
後ろに腰を引いて直撃を避ける,掠った
側面部位を中心に秒速幾数回と弛緩を高速
連動させて自らの受けた攻撃の衝撃波による
インパクトを零にする。
その後に合気を使い瞬間的に回転して地面に
衝撃を分散してダメージを極限以上にカット
する,それは防御の境地と呼ぶ。
「グァ⁉︎」
熊は驚いて居た,自らの目の前に
仁王立ちする身長190cmのチビ助が
俺が本気で打った一撃を無傷で耐えやがった
からだ。
「行くぜ」
ニヤリ笑った次の瞬間すでに身体は
動き出して居た。
「アウ?」
今目の前に居たあの小僧はどこへ消えた,
そう考えて居た,次の瞬間顔面を
強打して居た。
「グアゥ!」
空間に身を溶かして浸透する,自分が
単なる無として意識するんだ,非存在だと。
自分の存在感を消して影に溶ける,
本来は誰にも認識不可能な完全隠蔽,
自らの視点から言うなら完璧な認識阻害,
機械すら騙くらかす。
本能行動による自動的な回避と反撃を行いながら常に弱点を克服し続ける適応成長し続ける
本質的な野生の特性は更に格闘技の
成長期を助長する[野生階梯/THE・BEAST]
意識的無意識と無意識的無意識の分類では
野生行動とは無意識的無意識,自動ではない
常時のものだ。
「叛骨精神から,スタミナが無くても身体を
動かせるあの状態,まぁ簡単に言っちまうと
負けたく無い,その意思があるだけで無意識を
掌握出来る」
「無意識的な動作は認識や知覚が不可能な他に
死角に行き集中力の濃度に無関係にあらゆる
全方向と角度,認識場すら騙し抜く攻撃を
放てるんだ」
「速さが仮に虚数単位も計測,尺度可能な
計測器すら計測不可能な程に計り知れない
速度の感覚または動作可能な奴だって
見抜くのは難しい」
「だが伝承では指であのTNT/ジュール換算が不可能な程膨大な質量とエネルギーを持った球体の使い捨てで,具体的には周辺の重力を特異点
まで高めて,事前に時空に歪みを生んで置いて
相殺しないと,無数の星々が瓦解して,大量の
反物質が生まれる位にはやばい上に熱エネルギーも凄い,臨界点を突破して無限大にすら到達する,エネルギー残料も同量と超凝固物質はあらゆる状態とも異なる状態で個体や液体や気体やプラズマ他に可能なあらゆる状態すら違う兵器の原子核分裂融合回路構造/NFFCSを持つ爆破兵器を摘んで弾き飛ばすくらいは可能になるんだ」
本来習得出来ないロストテクノロジーの
あらゆる[禁忌/TABOO]または古来技術や
タイムマシーンから,量子的物理的に存在
しない,可能世界的概念的決定された未来の
場所の発展拡張し特別な独自性の技術を含めた真の武闘技,兵器的テクノロジアや環境利用術,使い捨てアイテムなどを総括して,真の武器技を
素手格闘技に昇格させた技術を総括する
暗殺術の一側面を完璧に習得しつつあった。
「なら怨嗟の強化だ」
歩きながら暗殺術の基礎鍛錬をする。
[怨嗟/FEELING・OF・HOPELESSNESS]
般若が宿る。
体を蝕む殺戮衝動は無意識を支配した状態から肉体を動かす,オリジナルの野生の感,真の最善手行動を選び抜く。
あらゆる行動は決定論的必然的,もはや可能性
や宿命論レベルで完璧なものとなる,まぁ
偶然ではあるが,人間だし,その上完璧なら
空間認識把握能力で,完全に存在を理解出来る。
「そしてあれをやって見るか」
[存在の冠/STAND・IN・HEAVEN・OF・REMOTE]無意識的な側面に置いて意識を
発露する力にして,零式を上手く扱える為の
より根本的な基礎理由。
あらゆる知的生命体とは,無意識的なパターンに
沿って存在して居るのだ,ある種は個々に良い事
をして,生きると言う善人の原型に沿って人生を
歩みまた生き返れば,違う善人として循環
し続ける。
ある種は個々に悪いことをして,生きると言う
悪人の原型に沿って人生を歩み続けてる。
無意識的な一貫した行動パターンとは,それら
原型の持つ特性にしてデュアルな二項目は
網羅されて区別を持たずに無意識として実在
して居る。
この無意識を受信して対象の持つパターンの
識別器として冠は働き,気を連動してそれを
操る事が出来るのだ。
目の前には蟲が居た,本来は
原則的に脊椎動物と言うのはパターン
だけにそうもの。
「私は蜜を運ぶの,かい?私と言う存在が,君の
精神を見れたのは,無意識を媒介して見えない
側面に触れたと言うただそれだけの事さ」
また歩き出す。
無意識の状態は,異次元たる力を持つ,武尊の,
始まりの原初に考え付かれた初代/始祖なる
境地の術式として扱える様にした技術,かの
偉大な拡張や発展を必要しないオリジンフォームの名を[零式闘覇気術/FOUND・PROTOTYPE]と呼ばれる。
それは瘴気に見紛う混沌としたオーラを
吹き出す,体全身に風穴を開けられ,ビームに
貫通されてぼろぼろになった様な感覚を
共通して普遍的に誰でもが感じ取れる,殺気に
限りなく近い闘気が常時漲るこの気迫すら恐れない,無意識は手だれにしか扱えは
しないであろう。
最適回答を常に生き続ける野生的本能の才覚,
自然行動による無意識の意志,流れ動作から知覚不可能な完全隠蔽身体となって居るものとして
影と成り変わり動く無意識,それに加えて
,無尽蔵かつ最適にして最短のルートを選び
その上スタミナ切れや痛みによるストップが
存在する事が無い。
死角からの一撃である。
強靭無比な防御不可能なスキル,
単純な耐久性と意識だけが対抗手段。
「ガルル!」
野獣の強い意志と5倍に至る耐久性なんだ
勿論一発で沈むはずは無い。
ブォン。
「ガゥ⁉︎」
目の前には急に存在しなかった筈の
男が目の前に立って居たのだから。
「次は何を試そうか,楽しみだなぁ」
目の前で我を前に楽しそうに蹂躙を
心待ちにする化け物を相手に,あの
狡猾で計算高い凶暴なエテトゥン熊は,
その場を後にしようとした。
「待てよ」
忍術偽装者と言う,完璧な対象の模倣,まるで
本人となる技。
微量ながらの違和感から感知可能となる,
不完全とは違い完璧,精密検査すら完全に
騙し抜き基本的に人間ができる技じゃなく,
人格すら改変する自己催眠術と力による
モドキの精神医学的心理学的操作,
その名はモノホン,意思の境地と模倣の境地が
モノホンに昇華させる。
「アガ⁉︎アガガァウゥ⁉︎」
目の前には,あまりにも巨大な熊が居た。
「ガウァァァァ!」
剣の達人が意志と剣を振る動作だけで,
現代人や侍をまるで切った様に出来,
人によっては心配停止にすら至らせる
気配殺しと言う技術がある。
だがこれは野生には通じない,更に先に
極めしは殺気から伝達する幻影,幻術や催眠術
なのか?否心理学的操作なのか?否,
幻視,幻触,幻聴,幻嗅,幻味が嘘と事実の
真贋を曖昧とする無意識に刻む恐怖,
野生を恐怖させる摩訶不思議,それこそがこの
虚栄やはったりを卓越した真相のモノホン
である。
「ふむ,やり方はどうしたらいいかなぁ
ありゃ?」
「ぁ,,,」
熊は既に心臓の動きを止めて居た。
「なんだよまだあるってのによぉ」
それから阿久津武尊は更に奥に進み発見した,
猪12匹に加えてさっきのクマを丸呑み
出来る程でかい猪を。
「対象を強く思い浮かべて慣らす,ふぅ,
対象を思い浮かばせろ,,,サバンナの
麒麟が麒麟を模した俺が近づいても
逃げない位にぃふんぬー」
モノホンで猪に変身した。
「完璧変装の変幻自在ってのはやはり忍術的な
至極のスキルよなぁ」
次に阿久津が使う技術は,対象の弱点に必中
で拳を当てられるスキル,意識外から予備動作
無しに即拳する技術,ゼロインチパンチと
影風等無意識の技術の総括である。
無意識的に本能で身体を動かせる故にあらゆる対象は意識する事は不可能,意識外の攻撃故に
防御が極めて困難過ぎる。
「ブヒィ!」
分厚い筋肉鎧を貫いて猪を1撃で5匹殺害する。
異変に気づいたボスは叫ぶ。
「ブヒヤァァァァァ!」
脳を肉体と血液循環を操作して解放率を
自在に変動させる。
脳解放率を高めた,超感覚により,
呼吸,心拍,汗,重心の位置,筋肉,骨格の収縮などの対象のあらゆる全てを見抜くことであらゆる動きを正確に先読みして,零秒予測の様に
見る。
模倣ではあり得ない,洗練され切った極地の
域に至る技術はまさに仙人レベルであり過去の
記憶から全てを再現する,経験則は既に
得られる技術へと昇華するのだから。
模倣速度も早まり練度も高い。
[春舞桜/THE・SAKURA]
音周波数的共鳴現象,対象の硬度を無視,
貫通して素粒子単位の穴から拡張して物体の
サイズや質量や状態や姿や形を無視して破壊,
そして振動して音波を発して距離を無視した
遠隔操作撃,そして穴突きに加えて,対象の
動作に相殺して攻撃防御を否定したりする
螺旋と空間起動を変更してしまう量子的
作用を併発する更にトンネル効果を発生
させてあらゆる障害と物体すり抜け回避する
腕だけでなく全身を震わせる技とも成る。
「ブヒィィィ」
ボスの巨躯を含めて全身を喰らう。
「ふぅ」
大量の首なし豚の骸を前にして,
男はただただ。
「ニチャア」
笑って居た。
完成系に至った技術の境地たる
[武尊式暗殺術/THE・IKUSA]
を前にして,ただ肉と骨を求めて居た。
「はぁ,はぁっ更に強く,更に歩法応用拳法」
無時間粒子化攻撃によるNdm/sにNω発の
繋がる連続の攻撃を放つ。
「更に強クゥゥゥ!」
効率化に加えて過度な鍛錬を積んで積んで
積み上げた。
部位鍛錬により骨格は変わり骨密度は
涅色露骨叛に至る。
繰り返す筋肉の断裂と超回復から,
筋肉は宮武に至る。
努力したら全てが報われるタイプの資質を
持って居たのだった。
身体の境地へと至る,更にそれに付随して
常に発動し続けて居た意志力があった。
例え目や耳や舌や皮膚や鼻を剥ぎ取られようと,5体を失おうとも,意識を失ったとしても
耐えるタフネス性,そんな暴走にも類似する。
不撓不屈を凌駕した限界を超えら続ける
執念はまるで超自然的な意志の力を飲み込む怨嗟の精神性は精神力の境地へと至る。
超自然的な意志力がある故にして,
努力したら全てが報われるタイプなのだ。
「必殺技を極めたな」
道を極めて天賦に至り,阿久津武尊は
天狗となって居た。
「私はより強く成るのだ」
自由を噛み締めながら阿久津武尊は
手を空に浮かぶ光に迎えた。