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挑戦 後編

「ラノ、落ち着いた?」


「ゔゔゔゔぅ、はい……。」


この様子じゃあ、駄目そうだな。一応プリンを出して、食べさせたんだけど……。


「先生……、なんで分かっていながら僕の黒歴史に触れてきたんですか……。」


「だって魔法の途中変化をラノに見せたのは、あの時だけだしね〜。」


「それでも、もっとオブラートに包むとかあるじゃないですか。先生絶対僕で遊んでましたよね。」


「ははっ、そんな訳無いだろう?それにオブラートに包んでも、結局同じ反応をしていたと思うけどね。」


嘘 で あ る。


さすが我が弟子。かわいい弟子の姿が見れるというのにその選択をしない訳がないだろう。


「ゔっ、確かにそうですね。それと先生、なんで僕が黒歴史で騒いでた間に話を続けてたんですか?お陰で所々しか聞き取れませんでしたよ。」


「いやだって、ラノ魔法が好きだから話をすれば落ち着くかなって。」


プリンじゃ効かなかったし。


「いやまぁ好きですけど……。」


「まあまあ、これからの話はきっと……、いや絶対ラノが興奮する場面があるから。」


「え、そうなんですか!?」


「うん、だから静かに聞こうね?聞き逃さない為に。」


「はい!!」

ゴブリンは私の出した大きなファイヤーボールに驚き、逃げ出して行った。


よかった、目的どうりにいった。


なぜ私が燃えないのにファイヤーボールを出したのかというと、いわば()()()()である。


ただし私が普段出しているようなファイヤーボールだと、舐められる可能性が高かった。だから、オウカさんみたいに派手で大きな魔法になるようにした。


「ニャー。」


ツキミがこっちだよと言わんばかりに洞窟の奥に進んで行く。見失わないために急いでツキミの後をついていく。そして、光が見えてくる。


眩しい。


そうしてツキミについて行った先にあったのは、上から差し込まれた光を反射しながら綺麗に咲く透明な花畑だった。


「綺麗……。」


これがおそらくオウカさんが依頼した薬草パタシアルなのだろう。早速オウカさんが言っていた通りにパタシアルを取る。ちゃんとつぼみの物をね。


オウカさんからは何本取るかは指定されていないけれど、おろらくこれも試練の内なのだろう。オウカさんはパタシアルを取る際、根っこを残すようにと言っていた。また生えてくるからと。


ということは、また取りにいくことがあるということだろう。それを考えるとパタシアルを全て取るのは良くない。それに、花畑はそんなに大きくないから取るとしたら5本ぐらいだろう。


よし、取り終わった。パタシアルはオウカさんに渡された袋に入れたし、後はオウカさんの家まで戻るだけ。


ツキミと一緒に洞窟を出ると、さっき石で誘導したゴブリン達と遭遇した。してしまった。


「ギャギャッ!?ギャロー!!」


「ギャァ……。ギャロー(棒読み)。」


不味い、さっき使ったファイヤーボールでもうほとんど魔力がない。ほんの……ほんの少しだけ魔力はあるけれど、使ってしまえば高い確率で"命を落とす"。


何故なら、それは生命維持として使っている魔力を無理やり引き出すということだからだ。


逃げようにも後ろは洞窟で袋のネズミになるのが容易に分かる。だからといって、真正面に強行突破しようものならゴブリンにすぐやられてしまうだろう。


なら逃げるとしたら……"横"!!


「ギャ!?ギャー!!」


「ギャー(棒読み)。」


タッタッタッ ハァハァハァ ガサッガサッガサ


やばいやばいやばい!!逃げたはいいけど、どうやって撒こう。オウカさんの家に直接向かったら迷惑をかけてしまうし……。それにこのまま逃げ続けても体力がいずれ尽きる。


八方塞がりじゃん!!もうオウカさんに迷惑をかけてしまうけどオウカさんの家に向かう?どうするべきっ、


ガッ バタッ


いっつ、は、早く起き上がらないと……。


「ニャアーオ!!」


ツキミが私の転んだ先で必死な顔で私を呼んでいた。


なっ、


「ツキミ!!さっさと逃げて!!」


「ギャ!ギャギャギャァ!!」


あ、やばい。私死んだ。オウカさん、私試練達成出来なさそうです。みんなーー孤児院の子達ーーさよならも言えないまま私、行っちゃうね。先生、親孝行出来なくてごめんなさい。


そうしてこれからくる痛みに備えて目を閉じる。ああ、ものすごく痛いんだろうな。


ガキンっ


え、


変な音がした為、恐る恐る目を開けるとそこには、透明な壁みたいのがゴブリンの攻撃を防いでいた。


「なに……これ……。」


そうびっくりしていたら、ツキミが私のそばに来て


「ニャアー!!」


と鳴いた。


「え、あ、うん。分かった、逃げれば良いんだよね。」


ツキミかおそらく言っているであろう言葉を予想し、私は透明な壁が出ている間に逃げ出す。


そうやって逃げていると、少しの違和感を感じた。そして、その違和感の正体をすぐに私は知ることとなった。


「あ、あれ?ツキミどこ?」


そう、それはさっきまで私の前を走っていたツキミがいないのだ。


やばい、どうしよう。ツキミどこ行ったんだろう。ゴブリンに襲われた時まではいたんだけど……。


また襲われるかもしれないけど……、戻ろう!


そうして逃げた際に通った道を戻るとそこには、ツキミがいた。声をかけようとしたけれど、それは思いとどまることとなった。


「ニャーァヴヴヴヴヴヴ……、ニャアヴヴヴヴヴヴ!!」


そうツキミが鳴く。普通のネコとは違い座っているのに、はたから見てもなんというか……威厳のある人の怒りみたいのが感じられる。


「ギィ……、ギィ。」


「ギャ……、ギャギャァ!!」


そんなゴブリンの声が聞こえたかと思いきや2匹のうちの1匹が逃げて行った。そして残ったゴブリンは汗水を垂らし逃げるかどうか迷っているようだった。


そんなゴブリンに追い討ちをかけるようにツキミが


「シャー!!」


と毛を逆立てながらゴブリンにパンチを喰らわそうとする。すると残っていたゴブリンは悲鳴?を上げながら逃げて行った。


「あ、ツキミ大丈夫だった?!」


そうツキミに声をかけると、少しびっくりしたような顔をしていた。


「ニャ、ニャー。」


ツキミがそう鳴くと顔をプイッと私に見られないように背けて森をズンズンと向かって行ってしまった。


これは……、もしかして恥ずかしいのかな?ははっ、かわいい。


「待ってよ、ツキミ。」


そうして私たちはオウカさんの家にたどりついた。ちょうど家から出る所だったのかオウカさんと鉢合わせとなった。


「ふふ、良かった。無事に帰ってこられたんだね。」


「あ、はい!!オウカさん。あ、あの約束の薬草を……、」


オウカさんは私の言葉を遮り言った。


「その前に、おかえりネロナ。」


「はい!!ただいまオウカさん!!」


あたたかい無事を伝える言ノ葉を……。


いつもの時間帯に上げられずに、本っ当に……申し訳ございませんでした!!土下座( ┌ ε°。)┐


実はこれにはライの沸点の低さなみに深い理由がありまして……。


なぜかコロナにぶっ掛かり……、投稿日に急ピッチで書き上げようとしたらどうしても抜けられない用事が出来てしまい、いつも上げている時間帯に出せず。


決して……決して己の欲望の為にポトフとポテトサラダを作り上げようとし、ポテトサラダ用のじゃがいもが意外と大きく中まで火が通るのが遅かった為、更に上げる時間が延びてしまったからでは無いのです!!(ちなみにとても美味しかったです(*´﹃`*))


まぁこの話はオウカの氷のやりの中に置いといて。


今回はツキミが大?活躍でしたね。やはりネコはありとあらゆるものに勝つのです。これに異論は認めません。


ところ変わってラノ君。彼には黒歴史があるらしいですね。一体賢者さんに何をやらかしたのでしょか?


え?あんたーー作者ーーなら知っているんじゃないかって?ハッハッハ、ナンノコトカナ•́ω•̀)?


それでは次回までばぁ〜い(((о´∀`о)ノ♡

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