第一章初めての異世界転移 一話あーあ死んじゃった
初めての執筆です。自己満足で執筆しているため本当に拙い文章が目立ちますが、ご容赦ください。完結を目指して書きますが、投稿頻度は私の私生活によって左右されます。頑張って書きますので、どうかよろしくお願いします。
なんだろうこの感覚、死ぬときってこんな感覚なんや。
俺は今死にかけている。遡ること数分前。
大学に向かっているときのことだった。
この通いなれた通学路にある駅でイヤホン越しに電車が来るアナウンスが流れた。
その時、女性の叫び声が駅構内に響き渡った。
「誰か助けて!私の息子が線路に落ちたの」
俺は周囲を見渡すと5歳くらいの子供が線路の上で倒れていた。
「え、ほんとに落ちてる。」
「大丈夫かなあ」
「まあ誰かがすぐ緊急ボタン押すだろ」
誰も助けようとはしないのか日本人らしいな。
俺が助けたら感謝状とかもらえるんじゃね?そしたら就活で有利じゃね?しかも大学で表彰とかされたら女の子にもてるんじゃね?
そんな下心を持ちつつ俺は助けるために線路に飛び降りてダッシュで子供に近づいた。
すると、子供の意識は朦朧としていて、自力で動けそうにない。
きっと頭を打ったんだろう。
その時、電車が近づいてくる音が聞こえた。
クッソまずいな。
これワンチャン二人だけ死ぬんじゃね?
そう思いすぐ子供を抱きかかえ母親に子供を引っ張り上げてもらった。
「ありがとうございます。あなたもすぐ上って」
俺は近づいている電車に焦りを覚えつつ、ホームに上るのを諦めてホームの下に逃げ込むことにした。
しかし、ホームの下に逃げ込む場所がなかった。
あれ、テレビで昔線路に落ちた時はホームの下に逃げ込めって言っていたのに、、、
キィーッというブレーキ音が聞こえ俺の意識は亡くなった。
あれ、ここはどこだ?
さっき電車で吹っ飛ばされた気がするけど
めまいがする中手足があることを確認して
そいえばあの子助かったよな、、?
ださいけど五体満足だしこれで多少周囲の目が変われば儲けもんだな。
にしてもここどこだ?
すると頭の中に語り掛けるように声が聞こえた。
「だっさぁぁ。子供助けたとはいえ、自己犠牲しすぎやろ」
「うっさいわ。誰やどこにおんねん出てこいボケ」
「出て来い言うても私実体ないから無理や」
「は?どういう意味やねん噓つくなしばくぞ」
「ここには存在せーへんって意味や。やからしばかれへんでださ男くん」
うぜえくそうぜえ。てかなんやこいつ、どこやねんここ
「ここは神域や。変な死に方したアホおったから呼出してん」
「は?お前何心読んでんねん」
「さっきからそんな口の利き方やけど私一応神やからな?」
え、神?聞き間違えか?
「聞き間違えてないで」
「やから心読むな。てか俺死んだんか?」
「うんこ!」
え、死んだん?まじ?結構ショックや、どうしよう。え、でもそんなはずない死ぬわけないやん。
死んだ世界こんなわけないし、こいつ関西弁やし
「お前さ、神とか普通に痛いで?神は関西弁使わんやろいつまで中二病引きずってん?」
「もういいやんショックなのはわかるで、まだ大学生やのに死んでしまってんからな。あと私君に気を遣って君と同じ話し方してるだけやから標準語で話そうと思ったら話せるよ?」
え、マジで死んだんや。。。
「おーいボーっとすんなー」
「ごめん結構心に来てた、、、」
「やっと現実を知ったか。んで君今からどうする?」
「ん?もう死んでんから成仏するんじゃないん?」
確かに俺が読んでた小説では転生とかしてたけど、、
「君みたいな変人このまま成仏するのもったいないから、そのまさかを選択させるためにここにわざわざ呼び出してんけど。あ、別に成仏したいなら全然させることはできるねんけどな!」
マジで!!やった!
俺選ばれちゃた系?
やっぱ俺天才やから当たり前か!
けど、チートみたいなスキルとかもらえるんかな?変な世界飛ばされてまたダサい死に方すんのいややしそこらへんしっかり聞かないと。
「あげれるよ?チートスキルどんな欲しいんや?あ、ちなみに君が飛ばされる世界は選ばれへんねんけど魔法とかステータスがある江戸時代風の大陸がある人の命が軽い世界に飛ばすつもりだから!」
「ちなみに飛ばされた世界でせなあかんこととかないやんな?」
「ないし、干渉できるの私だけだから君があっちの世界で何しようが誰も文句言わないよ!」
「よっしゃー!んじゃ、スキル選びは任せるわ!超最強チートセットでよろ」
「分かった適当にスキルを君につけとくわ。」
「んじゃ行ってきます」
そして関西弁の主人公、五十嵐夜は新しい世界に飛ばされたのであった。
「私が転生させることができる最初で最後の人間。楽しみだなぁ。あの世界に波乱を呼び込んでくれ。期待しているよ」
僕普段なろう系結構みているんですけど、あーいっぱい書いたなーって思ったのにこんな雑な文章なのにとても時間が掛かっちゃいました笑
他の方々の作品がどれだけ時間かけられているかやっと分かりました!