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3話「状況整理」

 世界観。(地球・日本・2103年真偽不明・工業汚染で、日本以外の国では、ガスマスク着用や身体改造が義務付けられていたり、戦争などが起きている)



 ?「カナカリス。おやすみなさい」

 

 茶髪の女性。恐らくは母だろう。

 母が、そうつぶやくと目の前が突如光った。その瞬間、

 

 転神守カナカリス(眠気?…眠…たい…)

 

 意識が、消える瞬間従者メイドと思われる者たちが部屋に入ってきた。

 そこで、意識が消えた。

 

 ※カナカリスと呼ばせていただきます。


 ・・・・・

 ・・・

 ・・

 ・

 

 

カナカリス「はっ」


カナカリス(寝てしまった、のか?目の前が光った瞬間に、眠気が来たんだよな…)


 魔法?いやいや、俺は今赤ん坊だからな。

 きっと眠気が急に来ただけだ。そうでなきゃあんなことできるわけない異世界じゃあるまいし‥‥‥


 もしや本当に異世界か、とりあえず状況整理から始めよう


 うーん


 大事なことはそうだなこの世界の情報が必要だ。

 もしかしたらここは自然豊かな場所でガスマスクをしなくても過ごせるとかそういうのがあるのだろう。

 転生とか生れ変りはしたかもしれないがきっと転生をしただけだ。

 異世界に来たわけではないだろう。


 と言うか今思ったが言葉が通じている。

 俺の言葉が通じるのならやはり日本だろうか?

 だが日本で従者を雇っているところなど聞いたことがないな。


 そうだまずは今の時代を知ることが大事だ。

 もしかしたら過去に来たのかもしれない。


 魔法があるとなると異世界だよなぁ。

 それでもまだ魔法があると決まったわけではない。


 そう、まだ俺が住んでいた地球その日本のどこかという可能性が残されている。

 可能性がある限り諦めるわけにはいかないし、もっと色々なことを知らなければいけない。

 もし俺が過去に来たのなら歴史を勝手に変えるのはいいのだろうか。


 まあ難しいことは後だ。


 問題はここがどこなのか?である。

 予想できるのはまずは日本語が話せる国。

 日本語の教育を受けていたされる韓国他には日本。この二つだろうな。

 まあこの二つのうちどちらかといえば日本に近いと言える。

 韓国で従者というかこういうなんというのだメイド服とか、執事とかそういう感じの服はないと考えているまあ勝手な妄想だが。


 だが母が外国人系の顔をしているから俺は韓国混じりの日本と韓国のハーフなのかもしれない。


 考え出すと、まとまらないな。

 状況整理とか情報を整理をしようとしているとどうしても色々なことが増えてしまう。

 縛らないといけないんだがなぜか絞ったはずなのになぜかわからない。

 日本ならば、言葉が通じるのが分かる。韓国ならば外国人系の顔がわかる。きっと日本と韓国のハーフこれには間違いないと思われる。


 だが本当にそうなのかなぜかこの疑問が頭から離れない。

 何でこんなに考えてしまうんだ日本人なら日本でいい。韓国人なら韓国でいい。

 だが、疑問は”従者”がいる、ということだ。

 

 従者がいるこれはどうしても解明できない疑問だ。

 俺の知識では前世の記憶知識ほとんどが遊ぶことに関してだ。ゲームそういうものの知識なら人一倍あると思うけど本当に常識などはほとんど分からない。

 従者がいるのなら日本ではないかもしれない。だが、もし過去に飛んだのならば日本の可能性もある。

 文明的にいま俺がいる家。部屋などから考えれば未来にいったとは考えにくい。が逆に転生して過去に行くということが本当にあり得るのかこれがどうしてもわからない。

 まぁ過去に行ったのならそれでいい。また新しい人生で生きるのもいいだろう。

 だがしかし。だ本当にこれでいいのか。本当にこのまま生きていいのか。

 一体いつなのか何歴なのか。本当に大丈夫なのか。

 国の地図を見て本当に俺の住んでいた世界なのか、確かめなければ。

 

 ここに、1つ目の目標が生まれた。


 〜一ヶ月後〜


 カナカリス(新しくわかったことが、色々ある)

 

 まず驚いたのは時計があることだ。

 やはり赤ん坊だな。最近やっとハイハイできるぐらいになった。

 結局異世界だった。ラノベとかでよく見ていた転生が現実に。

 中世に近い暮らしだろう。

 異世界と、わかった理由は窓の外を覗いたことがキッカケだ。

 外には、アンキロサウルスのようなものが屋形や、荷台を引いていたり。

 魔法と思われるものを使っていたりしていた人もいたのだ。まぁ、手品かもしれないが。

 

 *


 冒険者や冒険者ギルド大国の兵士、モンスター、そのようなファンタジーな世界なら俺の求めていたらオンラインゲームのようなものがだろう。

 だがここは現実。そうなってしまったのなら、生きなければならない。

 父は最近になって、本を読んでくれるようになった。

 普通なら理解出来ないだろうけど、俺が言葉を話したことがきっかけで読んでくれるようになった。

 

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