第一章~異世界転生、初のギルド?!~
登山中に不思議な光に飲み込まれ全く知らない場所へとばされてしてしまった蓮と優衣
そこはなんと、異世界だった?!!
~ここは日本にあるとある山の中腹~
???(男)「はぁ…疲れた、上り始めて何時間経った?」
???(女)「何言ってんの、まだ二時間程しか経ってないわよ」
???(男)「まだそれしか経ってないのかよ…、優衣帰ってもいいか?」
優衣「見せたいものがあるから登山に付き合えと言ってきたのは蓮でしょ」
蓮「確かにそうでした…」
~上記会話から一時間後~
蓮「お、見えてきたぞ!」
優衣「ねぇ、蓮
歩いてく先にあるあの光は?」
蓮「ん?どうした優衣…ってうわぁぁぁぁ!」
優衣「ちょっ!蓮?!待ちなさい!」
こうして、蓮と優衣は光に包まれた…
~登場人物~
影縫 蓮:
高校二年生(17)
ある日、地球とは似て非なる別世界に異世界転移をする
霧咲 優衣:
高校二年生(17)
蓮とは親が仲良く幼少時代からの幼馴染
蓮と一緒にダルガンシアに転移する
用語解説
ダルガンシア:地球とは似て非なる別世界
地球とは別の次元に位置する
地球とは違い、科学の代わりに魔法が発展した世界
~本編再開~
~ダルガンシア~
蓮「あいてて…ここは?
大丈夫か?優衣」
優衣「えぇ、私はなんとか
蓮は?」
蓮「あぁ、俺もなんとか大丈夫だ」
優衣「それにしてもここは一体…」
蓮「最近よく聞く異世界転移ってやつとか?(笑)」
優衣「さすがにそんな非現実的なこと…って、なにアレ?!」
蓮「ん?どうした優衣…ってドラゴン?!」
優衣「と、とりあえず逃げるわよ!!!」
蓮「あぁ!」
~走り続けること数十分~
蓮「はぁはぁ…結構走ってるのに全然疲れないな」
優衣「そうね、なんでだろ」
蓮「あ!街が見えてきたぞ!とりあえずあそこに入ろう!」
優衣「えぇ!」
~とある街の門前~
門番「大丈夫か?君たち
かなり全力疾走してきたようだけど」
蓮「えぇ、なんとか
中に入ってもいいですか?」
門番「あぁ、もちろんだ
ようこそ、アルタイルへ」
蓮「アルタイル…知らない国だな…」
優衣「そうね…、とりあえず中に入りましょう」
~最大魔法都市アルタイル~
蓮「すげぇ…」
優衣「これは…」
蓮、優衣「うん、異世界だな(ね)」
蓮「どうやら俺たち」
優衣「本当に異世界転生しちゃったみたいね…」
蓮「と、なるとまずはギルドにでも行ってみるか」
優衣「そうね、先立つものがないと何もできないし」
蓮「とりあえず、さっきの門番にギルドの場所聞いてくるわ」
優衣「お願い」
蓮「すいません、ギルドにはどう行けば?」
門番「うしろを振り返ってみな
そびえたつでっかい木造の建物が見えるだろ?あれがダルガンシア屈指の五本指に入るとされる
魔法都市アルタイルの冒険者ギルドだ、中に商業者ギルドもある」
蓮「わかりました!ありがとうございますっ」
門番「おう、ゆっくり観光していってくれよな、新婚さん(笑)」
蓮「なっ?!///」
優衣「どうしたの?蓮顔赤いけど」
蓮「い、いやなんでもない
それはともかくあの奥に見える建物がギルドらしい とりあえず行ってみよう」
優衣「わかったわ」
~アルタイル市内~
優衣「それにしてもこうやって見るといろいろな種族がいるのね」
蓮「あぁ、人間はもちろん獣人、龍人、魚人、エルフ、あのちっこいのはドワーフとかいう奴かな」
優衣「あいかわらずの異世界オタク、種族に詳しいわね」
蓮「これくらい常識だろ」
優衣「そういえば今思ったんだけど、あの門番なんで言葉通じたのかしら」
蓮「そこはほら、異世界転生のお決まりの特典みたいなやつだろ」
優衣「そゆことね
あ、見えてきたわよ。あれじゃない?」
蓮「そうっぽいな」
~アルタイルギルド~
蓮「でっけぇ…」
優衣「ほら、入るわよ」
蓮「お、おぅ!」
~ギルド内~
蓮「すげぇ…これがギルド…」
受付嬢「おはようございます、当ギルドは初めての方ですね?
私は当ギルドの受付嬢の一人リリアと申します
以後お見知りおきを」
蓮「あ、よろしくお願いします」
受付嬢リリア「はい(ニコッ
ギルドカードはお持ちでいらっしゃいますか?」
蓮「あ、いえ持ってないので作りたいんですが…」
受付嬢リリア「少々お待ちくださいね」
~数分後~
受付嬢リリア「こちらの水晶に手をかざしてみてください」
蓮「わかりました」(水晶に手をかざし
リリア「こ、これは?!
魔法適正
闇と光がSSS級で、それ以外がS級?!
HP2500、SP2000、STR5000、SPD2654、VIT2500
DEF1500、INT3000、RES1350、DEX750、AGI1950
LUK750?!
超人級じゃないですか!
と、ともかく、これで登録完了です。」
蓮「全ステの読み上げありがとうございます…(笑)
えっと、職業とかは?」
受付嬢リリア「レンさんですかね、あなたのこの能力であれば
どのジョブについても大丈夫だと思います…(汗」
優衣「やってみる?」
蓮「そうだな、お前の能力も気になるし」
優衣「わかったわ」(水晶に手をかざし
~続く~
ギルド登録を済ませた蓮
次回は優衣の実力が…