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EPISODE1 紫炎覚醒 編 その17

どーも、トマトジュースです!… 。

ELPIS その17です。これ以降の話しはこのELPISと言う話しの根幹に関わる事を説明していく話しになっております。なのでほとんど会話でアクションはないと思ってください!… 。

本当なら動きと会話を混ぜつつ話しを進行出来れば一番良いのですが!… 自分にはまだそこまで出来る能力も文才もないのでこんな形になっております。すみません‼︎ 。


「 この話しはすでに終わっている… 。

私アイダ・エンは違う世界のアイダ・エンと出会い、彼らの助力で紫炎を会得(えとく)し!…色々な困難を得て… 助やセレハ君とも親交を深め、いがみ合いながらも彼らと友情を育み、最後は家族になった…… なったはずと思った… 。」

あぐらをかいて座るアイダ・エンは重苦しい口調で、どこか虚ろな様子の目で正面に座る縁を見つめながら話し始めた… 。


「 まず、藍田君… 君と私の事だが!… 藍田君と私は地球の年数で言うなら427年前にお互い生まれている。

前にどうして並行世界の藍田 縁である私が自分より老けいるかと君は尋ねたが!… 私も君も本来は同い年だ!… 。

君は21年前にセレハ君が君を一度胎児の状態にまで戻して自分の子宮に宿して君を産んだ!… 。だから君は私より若くなっているのだ!… ちなみだがこれを【子宮変換しきゅうへんかん】と言う…… 藍田君!、ここまではついてこられているか?… 。」


縁は眉間にシワを寄せ、口が半開きになった状態で勢い良く首を左右に振った!… 。

その態度を見たアイダ・エンは右手で口を押さえ… 「そりゃそうだな!… 。」と難しい顔をして小言を吐いた!… 。


「…… あの… アイダさん!、冗談で言ってる訳じゃないんですよね!… 。」


「 冗談!… なぜ今更冗談などつかねばいけない。 私が今まで散々して来た話しも君の常識からしたら非常識めいた話しだったと思うがそれでも君はちゃんと信じたじゃないか?… 。」アイダ・エンは両手を広げて惚けた顔を縁に向けた!… 。


「 確か!… 確かにそうですけど!… 。」縁は左手で頭を押さえながら納得していないのか?… 身体を小刻みに揺らしながらうなだれていた!… 。


「 他の事は信じられても、いざ!… 自分の事になったら信じられないのか!… 。」アイダ・エンは少し嫌味を込めた言い方をした。


「…… いや!、そう言う事じゃないですけど!… あぁぁ…… アイダさん!、とりあえず反論はこの際しませんからもう全部言ってください。

俺にどうとか尋ねなくていいんで!… 俺に言ってなさそうな事… 全て教えてください!… 。」


「 分かった。ならここからは私一人が喋る。君に問おたり、意見を求める事もしない。

君はただ黙って聞いていてくれ!… 相づちも不要だ!… 。」それを聞いた縁は黙って頷くと若干険しい表情をしているが、アイダ・エンの両目を真っ直ぐと見つめ彼の話を聞き入った… 。


「 前に…いや!、もう一年以上前か!… 君はなぜ並行世界なのに藍田君と私が年齢による時間のズレがあると聞いてきたが、同じ星… この場合は地球だ!… そこに流れる時間の流れは次元が違っても全く同じだ。

ただ!… 魔法や超能力と言った超常の力が存在すれば、それを持たない世界より文明は遥かに進歩する!… この話は君と初めて出会った時話したから知っているとは思うが!… ならなぜ?私と君は年齢が違うのか?… さっきも言ったが君は私より若返ってしまったのだ!… 。

セレハ君の… いや!、私も一枚君が若返った事に噛んでいるから彼女一人の責任ではないのだが!… 。」


縁は黙って聞いているが何か言いたいのか、口元がしきりに動いているようだった!… 。

そんな縁を尻目にアイダ・エンは続けて話し始めた。


「 君が若返ってしまったのは21年前、君は修復不能な傷を負ってしまってな!… その傷を癒す為にはどうしても君を一度胎児の状態まで戻す必要があった!… 。

傷付いた君の側には私と後から駆け付けたセレハ君しかいなかった… 。

子宮変換は読んで字の如く、子宮を持つ女性にしか出来ない… 。

君を助ける為やもえず私とセレハ君は君を胎児に戻し、セレハ君の子宮の中に入れ彼女は自分の子として身籠り、後に君を出産した… 。

ちなみだが君はこの時点までは私同様… 紫炎を持っていたんだが!… セレハ君の子宮に君を入れた時、君の持っていた紫炎の力が彼女の中に溶け出してしまってな!、そのせいで君は紫炎の力を失い、代わりにセレハ君が君の力を受け継いでしまった!… 。

………… 藍田君!… 唇を必死に噛み締めているがそれは怒っているのか?… それとも喋りたいのか?… 。」


縁はアイダ・エン同様あぐらをかいて座っていたはずだったが!… いつの間にか正座になって、顔を真っ赤にし!、唇を噛み声どころか呼吸まで我慢している様子だった‼︎ … 。


「 藍田君!… そうされる方が気が散るからもう喋ってもらっても構わない。」


そうアイダ・エンに言われた縁は、噛んでいた唇を離し、ハァ、ハァ、息を荒げていた!… 。

真っ赤だった顔は、顔の緊張を解いたのか次第に元の肌色に戻って行き、縁は縛られていたものから解放されたかの様なスッキリとした顔をしていた… 。


「 喋らなくてもいいとは言ったが、呼吸まで止める必要はなかっただろう?… 。」アイダ・エンはそんな縁を見て少し引き気味に答えた。


「… イヤだって、何か言ったら話しが脱線するじゃないですかいつもみたいに!… 。」 縁はそう言いながら組んだ太ももの辺りをさすっていた!… 多分痺れているのだろう。


「 だったら藍田君!… 何か私の話しで疑問や矛盾した事を思ってもなるべく反論するな!、いいな!… 。」


「 分かりました。」縁は足が相当痺れたのか正座が崩れ、女の子座りの様な格好で太ももを必死に押させて、なるべく振動を与えない様にしていた!… 。


「 話しの続きだ藍田君… さっき君の持つ紫炎の力がセレハ君の身体に溶け出しだと言ったが、全てが出た訳ではない!… 。

君の中にわずかにだが残っている。しかし!、そのわずかに残った量は君自身でも感知出来ないほど減ってしまっている!… 。

だから君が紫炎を見る事も出来なければ全く感じる事も出来ない。」


「 何で溶け出したんですか?。」


「 胎児に戻る前の君… つまり今の姿の藍田君を水の張ったパンパンの風船と思ってくれ!… 。

ちなみ水と言うのは紫炎で風船は君の身体だと思ってくれ!… 。

これがいきなり風船つまり君の身体だけ縮めば中の水… 紫炎はどうなる?。」


「 風船が破裂して中の水が出ると思いますけど?… 。」


「 あぁ… そうだ。まぁー 破裂は行き過ぎた表現なのかも知れないが、簡単に言えばそう言う状態だ!… 。

身体が胎児にまで戻った君は、君の内側にあったはずの紫炎を内包しておく容量が一瞬でなくなり、セレハ君の子宮に藍田君を入れた瞬間!… その力が一気に彼女の中に溶け、吸収されてしまった!… 。

今君に残っている紫炎の力は風船の内側に付いた水滴程度のものだ!… 。」


「 力も一緒に小さくはならないもんなんですか?。」


「 ならなかった… 子宮変換は、あくまで人体のみを胎児の状態にまで帰化する方法だ!… それ以外は元には戻らなかった。元に君は紫炎どころか過去の記憶するら失っている?… 。」

アイダ・エンは縁から視線を外し、苦虫を噛んだ様な顔をした!… 。


「 そんな顔をするって事は、こうなるって想定してなかったって事ですか?… 。」


「 あぁ… その通りだ。何せ初めて使ったものだったからな!… そもそもちゃんと成功するのかどうか?、私もセレハ君も半信半疑の状態でやった事だったからな!…… 。」


「 あの… アイダさん!、その… 子宮変換でしたっけ?… そもそも何ですけど!、どう言うやり方何ですか?… 。」


「 やり方?… そんなの聞いてどうする?。」


「 いや… 子宮変換ってものが何なのかは、まぁ… アイダさんの説明で分かりましたけど!… 説明されればされる程!、そんな事どうやってできたのかなぁーって?… 思って?… だって成人男性を胎児の状態に戻して女性の胎内に入れるってかなりぶっ飛んだ事言ってますよ‼︎ … 。」


「 言うだけではなく散々ぶっ飛んだ目に会っておいて今更か?… 。」


「 散々ってか… ここ1年ぐらいはまぁ… 平穏に暮らしていると思いますけど… ってか!、どうやって子宮変換をしたのかそっちを答えてください!… 。」


「 残念だがそれは分からん?… 。」


「 はぁ?、何で?… やった本人でしょ!… 。」


「 何故か私はやり方の記憶だけを消している。

君の今の状態は子宮変換をしたのが原因だと言う事は分かるのだが!… 肝心のやり方は全く知らない。」


「 誰かに記憶を消されたんです?!… 。」


「 いや違う!。自分で消したんだと思う。誰かにとって子宮変換が不都合な情報ならやり方だけではなくその言葉そのものの意味から消すはずだ!… 。

こんな中途半端に記憶を残しておく事はしないと思う。」


「 何で自分で自分の記憶を消すんですか?… 。」


「 思い返したくないほどおぞましいものだったんじゃないのかね?… 多分。

まぁ〜 今となっては知る術はないが… 。」


縁は無言でうつむいた。そんな縁にアイダ・エンは続きを何と話せばいいか少し困惑した。

ふいにアイダ・エンは空を見上げた。空は薄っすらだが夜空の黒から紺に変わり、夜が明けかけていた。


そんなに長くこの場所に居たんだなと、アイダ・エンは徐々に紺色の空に陽の(だいだい)色が射してくる空を見上げながらそんな事を思った。


「 アイダさんが忘れたいぐらいの事って何だったんですかね?… 。」うつむいたまま縁がアイダ・エンに話しかけてきた!… 。


「 さぁ… それは分からない。もしかしたセレハ君なら知っているかも知れないが、今のこの場に居ない以上… 事実は今のところ闇の中だ?… 。」


「 アイダさん!… そもそも何ですけどその子宮変換ってものを本当にやったんですか?… 。」うつむいていた縁は顔を上げ… 険しい表情でアイダ・エンを見つめた。


「 やったのは間違いない!… 。

君を助ける為にはその方法しかないとセレハ君に進言したところまでは確実に記憶としてある。しかしだ!、その次の記憶はすでに子宮変換が終わりセレハ君が君を胎内に宿したところになっている!… 。」


「 なんか聞けば聞くほどよく分からない内容ですね?… 。」縁は両手で顔を覆いため息を吐いた。


「 あぁ… 君の言う通りだ!… だから私も君には最初話さなかった。説明している私自身も頭が痛くなってくる内容だからな!… 。

それに一部の記憶を消している以上… 全てでと言う意味ではちゃんと説明出来ないからな!… 。」


「 自分が本当は400年前ぐらいに産まれたってだけでも戸惑うのに、さらに一回子供に戻るってどんな話だよ‼︎ …… 。」縁は髪をグシャグシャにかきむしった。


「 仕方ないだろ… それが事実なのだから。」あぐらをかいて座っていたアイダ・エンは座っているのが疲れたのか?… 腰を押さえながら立ち上がり、大きくなる背伸びをした。

さっきまでは紺色の空に陽の(だいだい)色が射す程度だったが今では完全に陽が昇り、強い日光が雲の切れ目から辺りを照らしていた。


次第に強くなる日光に眩しくなって来たのか縁は、目元を左手でガードすると地面から立ち上がり、日光を背にしながらアイダ・エンに話しかけてた。


「 アイダさん!… 俺はどうして子宮変換をしなきゃいけないはめになったんですか?… 。

重症を負ったからやもえず子宮変換したってアイダさん言ってましたけど?… それこそ俺の身体に入れた "適応剤"や"菌糸虫"みたいのがあるならわざわざそんな事しなくても傷ぐらい直せるんじゃないんですか?… 。」


「 まぁ… 確かに君の言う通り菌糸虫を入れておけばあるていどの傷は塞がるが、許容限界と言うのもある!… 。

損傷箇所が多ければ受けた傷の分だけ傷を治すのに身体の中に入れた菌糸虫を各傷口にリソースを割かねばならない!… 。」


「 そんな重症だったんですか子宮変換した時の俺って!… 。」


「 あぁ… 重症だった。しかも君が怪我を負った場所は病院どころか文明の利器など何もない、一面雪で覆われたへんぴな星だ!… 。

応急処置にしようにも機材もない。子宮変換はやもえない判断だった!… 。

それにだ!、受けた傷以上に使われた"武器"がまずかった‼︎ 。」


「 " 武器"?… 何の事ですか?。」手で陽を遮りながら眩しそう顔で縁が尋ねた。


「 私達は戦っていたんだ!… その星であいだ)(えん)と!… 【 スター ケイン】を互いに手にして… 。」


「 戦ってた?… 間 炎と?………… 間 炎って前にアイダさんが言ってた敵側の俺って?… 事になるんですか?、並行世界の?… 。」


「 あぁ… そうだ。君が子宮変換をするはめになった時… 私と君は間 炎を殺す為に共闘したが殺しきれず、君は自力では回復不能な傷を負い!… 私は右目と右手の薬指と小指、左足のひざをスター ケインで切りつけられ失った… 。」

アイダ・エンはそう言うと、おもむろに右手にしている白い手袋をとり右手の薬指、小指部分についている技手を眺めがら物思いにふけっている様だった… 。

しかし、その顔は嬉しさや悲しさよりも、怒りに満ちた様な、激しい憎悪を思わせる苦く暗い表情をしていた!… 。


「 あっ!、あの!!…… スター ケインって何ですか?。」縁はアイダ・エンの表情からこれ以上、"間 炎"については聞かない方がいいと思い… 少し慌てた様子で話題を変えた!… 。


「 さっき私は使われた"武器"がまずかったと言ったのを覚えているか… 。」


「 あっはい… 聞こうとしたらなんか‼︎ ‼︎ ‼︎ … いいえ何でもないです!!!。」縁は一瞬!、間 炎の事を言いそうになったが寸前で唾を飲み言いかけたのを止めた‼︎ … 。


アイダ・エンは急にあたふたし始めた縁に何だこいつと?…言った表情を向けたが、特にその事については言及する事はなく淡々とした口調で話し始めた。


「 スター ケインとは藍田君や私… 間 炎が使っていた武器だ!… 。

まぁ… 本来は武器ではなく杖なのだが!… 私達にはスター ケインを正しく使う資格がなかったから剣の様に振り回す事しか出来なかった!… 。」


「 俺も持ってたってのも気になりますけど、正しく使う資格って?… 何か特別な武器何ですか?… そのスター ケインって?… 。」


「 あぁ… 特別だ!。なんせ長さ90センチぐらいの杖の中に宇宙まるまる一つ分のエネルギーが内包されている魔法の杖だからな‼︎ … 資格を持つものが使わないとちゃんと機能しないし!、そもそも触る事すら出来ない… 。

杖から漏れ出す余剰エネルギーが常に杖全体を覆っているから資格ないものが触ろうものなら!、身体が吹き飛ぶか!、原子レベルにまで分解されてチリになるかのどっちだ!… 。」


「 よくそんな危ないもの振り回しますね‼︎ 。」


「 いや、だって丈夫だから… 。」


「 丈夫って!… こんだけ科学も発展して魔法も存在する世界なら、もっと安全な武器探せばいくらでもあるでしょ!… 。」


「 確かに君の言う事もごもっともだが!… 考えてみろ藍田君!… 宇宙一個分のエネルギーがまるまる入った杖だぞ!… そんなエネルギーを杖に内包させられるのだから、杖そのものだってそうとう頑丈な代物だぞ!… 。」


「 でも!、使えこなせないから振り回すだけなんでしょ?… 。」


「 痛いところ突くな… まぁ… だが!、それだけのエネルギーを内包した杖だ!… 杖本体だって下手すればこの世で一番硬い物質で出来た物かも知れない!… 。

壊される事は早々ないとは思うが?… 。」


「 壊れなくてもそんな持ち運び可能な原子爆弾見たいな物よく触れますね!… 俺なら… ん?、ちょとまってくだい!… その杖に触れているって事はアイダさんスター ケインを扱う資格は多少はあるんですね?… 。」


「 いや全くない!。杖から漏れ出す余剰エネルギーを紫炎で燃やしているだけだ!… 。

だから私や君… 間 炎をこの杖を振り回す事しか出来なかった。」


「 えっ!、じゃー 触れるだけですか?。」


「 あぁ… 触れるだけだが!… スター ケインは資格がない物が触るとまず全体を高密度のエネルギーが杖全体を覆い発光する!… 。

要はこの全体を覆うエネルギーが触れない原因だが!、私達シエンジャは持ち手の部分のエネルギーのみを紫炎で燃やし、そこらか先は高エネルギーの塊と化した熱の刃としてこれを武器として使用していた。」


「 ライトセイバー見たいなものですか?。」


「 すまないがその用語に聞き覚えがない。それはこのスター ケインと似た様な物なのか?… 。」


「 知らないならいいですけど!… っか!、何でエロゲー の文化はある世界なのに映画の文化は、ねーんだよ!。」縁は少し皮肉交じりに喋った。


「 私の世界にも映画はあるぞ藍田君!… 。

さっき言った物は、何か… 映画のアイテムなのか?… 。」


「 また、話しが寄り道しそうなのでもうしません‼︎ 。要は、そのスター ケインは刃が高温に発光して物を焼き切る武器って事ですよね!… 。」


「 あぁ… そうだが!、君にしてはやけに理解が早いな!。」アイダ・エンは少し目を見開き、驚いた表情をしていた。

縁はそんなアイダ・エンの表情にそこまで驚かれる事かと不服そうな視線を彼に向けた。


「 そう言えばアイダさん使われた武器がまずかったて言ってましたけど、そのスター ケインって武器、そんなにやばい物なんですか?。」


「 やばい!。切られると傷口からスター ケインから溶け出した金属が身体の中に入り機能不全を起こす。」


「 機能不全もあれな内容ですけど!… 溶けるんですか‼︎ 、そのスター ケインは?。」


「 あぁ… 少しずつだが溶け出していく。」


「 っか!、アイダさん… スター ケインは丈夫だから使ってるって言ってましたけど!、そんな溶け出す様な素材じゃえらく(もろ)くないですか?。

そうじゃなくても宇宙のエネルギーが詰まった魔法の杖なんでしょ?… やばいでしょ!… 。」


「 長時間使用しなければ問題ない。それにだ仮に完全に溶けてスター ケイン内部のエネルギーが外に漏れ出しても、紫炎で燃やせばそこまで大事にはならない。」


「 何で溶けるんですか?。」


「 紫炎のせいだ。紫炎の炎でスター ケイン本体が溶け出してしまう。」


「 あっそう… 紫炎のせい…… 紫炎の… ???、ん‼︎ … アイダさんちょとまって!… 紫炎は燃やせないものを燃やさて燃えるものは燃やせない炎ですよね確か?。」


「 あぁ… そうだが、それがどうした。」


「 いや!、それがどうしたじゃなくて… 何でそのスター ケインは燃えてるんですか?… 燃やせるもは燃やせない紫炎の力とは、矛盾した説明じゃないですか?… アイダさん!。」


「 それはスター ケインが絶対に燃えなと言うか… 絶対に破壊出来ないもので出来ているからだ!… 。」


「 絶対に燃えない?… 破壊出来ない?… どういう事ですか?。」


「 スター ケインは遥か昔に作られたいわばオーバーテクノロジーで作られた代物だ!… 。

同じ物を複製も出来ないし、何で作られているかも解析出来ない未知の存在だ‼︎ 。

昔はスター ケインをめぐって争いも起きた。中にはこれをめぐる争いを無くす為に、スター ケインを破壊しようとした者もいたが、どんな手を使っても破壊どころか傷一つ着ける事が出来なかった!… 。」


「 それとスター ケインが紫炎に反応するのは、どう関係するんですか?。」


「 紫炎は炎では燃やせないものを燃やす力だ!… どんな高温に晒そうが、形質が全く変化しないスター ケインは紫炎の効果範囲内には収まってしまうのだよ‼︎ … 。

自分の使う能力なのにこればかりは本当に不思議に感じてしまう。」


「 はぁ〜 ?。」縁は少し間の抜けた返事を返した… 。話しに夢中で縁もアイダ・エンも気づいていないが、辺りは完全に日が昇り朝になっていた!… 。

小さい鳥のさえずりでも聞こえて来ても良さそうだが、周囲からは何も聞こえてこず、風も止んでいるのか本当に静かだった。


「 あの… アイダさん。スター ケインに切られたら機能不全を起こすって言ってましたけど、具体的にどんな事になるんですか?。」


「 再生機能に障害が出てくる。本来なら頭と胴体がくっ付いた状態なら手足がもげてようが!… 顔面を全て失おうが!… 治す事はこの世界の科学や魔法で割と簡単に出来る。しかし!、スター ケインは別だ‼︎ … 。

スター ケインから溶け出した金属が体内に入ると再生に必要な欠損部位の情報をズタズタに破壊し、失った先からの修復が困難になる!… 私のこの右目のように‼︎ 。」

そう言うとアイダ・エンは右目を右手の人差し指でツンツン叩いた!… 。

叩くと確かにプラスチックを叩いたような軽い音がした。


「 それ!、義眼だったんですか?。」縁は若干引き気味に答えた。


「 よく出来てるだろ。まぁ… 私の指や君の腕は不恰好な物をつけはいるが…… 。」アイダ・エンは少し照れくさそうに笑いながらも、どこか申し訳なさそうな声に聞こえた。


「 アイダさんや俺のって… 俺の?………‼︎ ‼︎ ‼︎ 」

縁の顔からみるみる血の気が引いていき青白くなっていく!!!。

少しずつ身体が震え出し、縁は技手の付いている右手の方を見て二の腕辺りを握った!… 。

握る手に力が徐々に増し!、身体の震えも激しくなりとうとう縁は立っていられなくなり、両膝を地面につけた。


縁は震える声で… 「 ア、ア、、アイダさん…… お、俺の腕を‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ ‼︎ …… 。」


「 私の右目、指、左膝、そして君の右腕………

全てスター ケインが原因で失ったものだ。今の君も、そして、過去の君も…… 。」縁が震える声で続きを言いかけた時、間に割って入る様にアイダ・エンは淡々とし口調でそう答えた。

しかし、その表情は酷く悲しげであり、話す声にも力が感じられなかった… 。

その17読んでいた皆様ありがとうございます。

相変わらず長くグドイ会話文がこれ以降も続きますが、これを抜けたら多分ちょっとは冒険ぽっい?… 事もすると思うのでそれまでは、イライラするとも思いますが、すみませんが我慢してくだい。←「だったらもっと分かりやすいの書けって話しですよね‼︎ 。」


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